ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2021年7月 > KIITO:生糸検査所時代の家具から当時の歴史や文化を紐解くトークイベントを開催!
最終更新日:2021年7月13日
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記者資料提供(令和3年7月13日)
神戸市の都市戦略「デザイン都市・神戸」の拠点施設である「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」では、社会貢献活動の活性化や創造性を育むさまざまな活動に取り組んでいます。この取り組みの⼀環として、次のとおりイベントを開催いたしますのでご案内いたします。
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は、トークイベント「生糸検査所時代の家具から紐解く、神戸家具の歴史と文化」を開催いたします。近代日本の産業や文化を輸出する重要拠点であった生糸検査所を改修した当センターは、一時代を築いた生糸検査所の歴史や文化を継承し、新しい価値を生み出す創造の場を目指して、平成24年より「デザイン都市・神戸」の拠点施設として活動を行っています。その中で、建物だけではなく、当時使用されていた家具や検査機器の一部を修復・再利用するなど、94年間にわたる歴史の維持継承や保存活動に取り組んでいます。令和2年10月には、活動の一環として「生糸検査所時代の家具を修理する」と題し、ホールスタンドやキャビネットなど新たに 9 点の家具の公開修理を行いました。
今回のトークイベントでは、インタビューアーに編集者・椅子研究者の西川栄明さんを迎え、修理を担当した家具デザイナーの山極博史さんから修理を行う中で明らかになった検査所時代の様子などを報告いただくほか、神戸洋家具産業の研究を行う神戸芸術工科大学の佐野浩三さんより神戸家具の歴史や当時の生産背景、現状についてお話いただきます。本イベントを通して、移り行く時代の中で、歴史的、文化的価値のある家具や建物を未来へ受け継いでいくことの意味について考えます。
【開催概要】令和2年「生糸検査所時代の家具を修理する」開催風景
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