ホーム > くらし・手続き > 消費生活センター > 学ぶ<イベント・講座開催・出前講座> > KOBEくらしのレポート > KOBEくらしのレポート【令和4年度】 > KOBEくらしのレポート令和4年12月号【デジタル版】
最終更新日:2022年11月30日
ここから本文です。
地域の皆さんが見聞きした悪質商法などの消費者トラブル情報をまとめています。
友人・知人・ご家族への注意の呼びかけなどにも、ぜひご活用ください。
KOBEくらしのレポート12月号(デジタル版メニュー)
【事例】作業終了後に高額請求!
ネット検索で見つけた事業者に電話し不用品の量を伝えると、「軽トラパック料金で2万円程度になると思う」と言われたので依頼した。ところが、当日作業員は2トントラックで来訪し、作業終了後に2トントラック料金5万円、廃棄費用5万円の合計10万円になると言われた。依頼時の話と違うと抗議すると、「消費税分だけ減額する。納得できないなら不用品をすべて降ろす」と言われた。
インターネットやチラシ等の広告をきっかけに、「安価な定額パックを申し込んだはずが、作業終了後に高額な料金を請求された」「トラック詰め放題プランで依頼したが、当日荷台の囲いの高さまでしか載せられないと言われた」など、消費者が広告を見て認識していたプラン内容と、実際の料金やサービスが大きく異なりトラブルになっています。インターネットやチラシ等で広告を大々的に出している事業者が必ずしも一般廃棄物処理業の許可業者とは限らないため注意してください。
もしも不用品の回収を市区町村以外に依頼する場合は、市区町村のホームページや窓口への問合せで一般廃棄物処理業の許可業者を探し、複数社からも見積もりを取り、追加料金がかからないことなどを十分に確認したうえで依頼しましょう。
□ 市区町村のホームページ等から一般廃棄物処理業の許可業者を探す
□ 追加料金の有無を確認する
□ 作業内容、料金を明確に出してもらう
□ キャンセル料を確認する
※依頼後に一般廃棄物処理業の無許可業者であると分かった場合は、作業を断りましょう。
参考:独立行政法人国民生活センター 令和4年11月2日発表
『不用品回収サービスのトラブル ー市区町村から一般廃棄物処理業の許可を受けず、違法に回収を行う事業者に注意!ー』(外部リンク)
【相談事例①】月額料金に納得できない
販売店で端末代がかからないスマホを契約したはずなのに、クレジットカードで24回の分割払いで支払わされていた。
【相談事例②】電話料金が安くなると言われ機種変更したが...
ガラケーの電池パックを交換しようと携帯ショップに行った。機種変更するつもりはなかったが、店員に「携帯電話の月額料金が3千円安くなる」と言われ、スマホの契約をした。さらに、タブレットも勧められ機種変更した。しかし、スマホは電話に出る方法が分からず、新しいタブレットも電源の入れ方が分からないため使っていない。返品したいができないと言われた。
スマホの契約内容は複雑なものが多いですが、わからないから、面倒だからといってお店任せにせずに、よく説明を受けて納得してから契約しましょう。
1)料金プランは、電話やインターネットをどれぐらい使用するか等ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
わからない場合は少額なプランから始めてはいかがでしょうか。料金プランは変更できることを覚えておきましょう。
2)月々の通信料金だけでなく、支払い総月額はいくらになるのかを確認し、勧められるままに不要なオプションを契約しないようにしましょう。
記憶にないオプションが付けられている場合があります。「料金プランが安い、オプションは○か月無料」と勧められても、オプションの費用が加わって月々の料金が「説明と違う」と不審に思うことにもなりかねません。
3)料金プランの変更方法や契約の解除方法、故障した場合の対処方法についてもしっかり説明を受けて理解しましょう。
4)操作方法が分からない時は、店員に確認しましょう。スマホ教室などを利用して、操作方法を確認するのもお勧めです。
10月から、一定の所得がある75歳以上の方の窓口負担割合が2割に引き上げられています。これに伴い、1か月の負担増加額を3,000円に抑える配慮措置があります。(入院の医療費は対象外)
口座の登録がない場合、神戸市から口座登録の申請書が郵送され、申請後に指定した口座に振り込まれますが、
申請にあたり、神戸市の職員が電話で口座情報を聞いたり、訪問することはありません。キャッシュカードや口座通帳を預かったり、ATMの操作をお願いすることも絶対にありません。
【相談事例①】「支援してほしい」と言われて購入したが…
新型コロナウイルスの影響で商品が売れず支援してほしい」と電話で言われて海産物を購入したが、届いた商品は金額に見合わないものだった。
【相談事例②】電話で断ったのに商品が届いた
高齢の母親が、電話で海産物を勧められて断ったが、代引き配達で商品が届き、代金を支払って受け取ってしまった。