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最終更新日:2021年12月16日

サブスクリプション(サブスク)契約のトラブル相談が前年を上回る

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記者資料提供(令和3年12月16日)

消費生活相談情報(令和3年12月)

1.相談事例から

事例①無料のお試し動画配信サービスを利用、解約したつもりだったが、請求が続く。
10年以上前に30日間無料のキャンペーンの際に、動画配信サービスの利用を始めた。
解約したつもりが、その後もクレジットカード会社から月額利用料2,699円の請求が続き、おかしいなとは思いつつ、10年以上支払いを続けてきた。昨日、業者へ申出て解約手続きをした。もしかすると以前に自身がした手続きは、停止手続きだったのかもしれないが、サイト上には停止申請と解除申請の手続きが用意されており、分かりづらい。利用していない間に支払ってきた料金の返金を求めることは難しいか。(30代・男性)

事例②質問サイト利用、会員登録され、月会費が請求された。
4月18日にパソコン画面にアップデートの更新プログラムの案内が表示され更新プログラムについて相談しようとして検索していると、質問サイトに繋がりパソコンメーカーのものだと思い利用し、スマホに回答メールが届いた。利用料をデビットカード支払いにし、銀行口座から4月18日に500円、4月25日に4,500円引落しがあった。質問の回答が届いているので500円は支払うが、4,500円の引落は覚えがないので返金して貰えないか。質問サイトは返金可能か。(70代・女性)

2.関連の相談状況

『サブスクリプション』(略して「サブスク」)とは、定額料金を定期的に支払うことで、商品やサービスを一定期間利用できるサービスです。一般的に、契約すると解約をしない限り、自動支払が継続されます。
「サブスクリプション」に関する相談では、「音楽・映像配信」が最も多く、「専門家相談等の質問サイト」「通販サイトの有料会員サービス」「洋服やバッグなどのレンタルサービス」「電子書籍・漫画」などが相談の上位となっています。
令和3年度は、10月末時点で相談件数は43件の相談が寄せられており、前年度実績の42件をすでに上回る状況で増加しています。
相談内容は、事例の他にも「解約したいが、解約方法がわからない」「無料の期間中に解約ができなかった」「支払い方法変更のため、一旦退会し、その後再度別のコースを契約すると2契約の料金の請求が続いている」などの相談が寄せられています。

資料1.年度別サブスクリプション関連の相談件数
年度別サブスク関連相談件数

資料2.商品・役務等別相談件数の上位5位※(令和3年4~10月の件数
商品役務別相談件数の上位5位

資料3.契約当事者の年齢・性別相談件数(性別不明等を除く)
※(令和3年4~10月の件数)
契約当事者の年齢性別相談件数

3.神戸市消費生活センターからのアドバイス

①「無料体験」などの広告・表示をきっかけに利用申し込みをする場合は、契約条件をよく確認してから利用しましょう。
「〇日間無料」「〇か月無料」などの無料期間終了後、有料サービスに移行する時点でのお知らせ通知がされない場合があります。
事例2のように、気づかないうちに有料会員の登録をしてしまっていることもあります。利用する前には、有料サービス会員に移行される時期や月額料金など利用規約で確認しておきましょう。
利用規約は長文なので、確認しないで利用する場合も多くあります。事業者名・連絡先・利用料金・退会方法その他必要事項を確認しておくようしましょう。
利用料金は、クレジットカード決済やキャリア決済(携帯電話料金と一緒に支払い)等から自動支払となるので、金額や支払日も確認しましょう。

②利用していないサブスクリプションの料金を支払っていないか確認してみましょう。
代金の支払については、原則として利用規約に従うことになります。サブスクリプションの利用規約には、解約手続きを行わない限り契約が自動更新される旨が記載されています。
サブスクリプションを契約中は、いつでも利用ができる状態にあります。退会(解約)手続きをしない限り、利用していなくても料金は発生し請求されます。
したがって、「未利用」を理由に事業者に未利用期間中の料金の返金を求めても応じてもらうことは、難しいと思われます。

③「解約したつもりが、解約手続きができていなかった」というケースがあり、引き続き料金が請求され、支払い続けていることもあります。
「退会手続き終了のお知らせ」がメールで届かない場合があります。
スマートフォンのアプリの場合、アプリを削除しただけでは、退会(解約)はできていませんので注意しましょう。
退会(解約)手続きをした翌月、翌々月など請求されていないか確認してみましょう。

④退会(解約)方法について
事業者の公式ホームページやホームページ内にある「利用規約」や「よくある質問」などで手続き方法が、記載されています。退会(解約)が正しくできているか不安な場合は、インターネット上のマイページ等で契約状況の確認や事業者に問い合わせるなどして確認しましょう。

⑤サブスクリプションを利用している場合は、リストを作成しましょう。
サブスクリプション(月額定額制)で利用するものは、意外と多くあり、たとえば、映画・ドラマ・テレビの見逃し配信などの動画、大手通販サイト・クッキングレシピ・ラジオなどのプレミアム会員として多くの人が利用しています。
クレジットカードやキャリア決済の請求明細を確認して、毎月定額で支払いし、利用しているものや一定期間無料などのトライアルを利用しているものがあれば、それらの事業者名・連絡先・連絡(退会)方法など必要な内容を付け加えてリストを作成しておくと、利用の見直しにも役立てることができます。

⑥不安や不審に思うことやトラブルが発生した場合は、すぐに最寄りの消費生活センターに相談しましょう。


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電話 0570-083330 または 078-333-3330

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