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最終更新日:2022年5月20日

電子契約を本格導入します

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記者資料提供(2022年5月20日)

神戸市では、業務効率化およびDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の観点から、令和3年7月より電子契約の導入に向けた実証実験を進めてきました。実証実験の結果を受けて、令和4年6月より本格導入することとなりました。あわせて、企業向け説明会を開催しますので、電子契約を検討されている方々はご参加ください。

1.電子契約とは

紙で作成した契約書に押印をして契約内容の合意した証として残していた書面契約に代わり、電子データに電子署名または電子サインを行うことで締結する契約を電子契約といいます。

【電子契約のイメージ】
電子契約イメージ

2.電子契約のメリット

  1. 契約書の印刷や製本、紙契約書の保管の必要がなくなり、ペーパレスを実現させることができます。
  2. 押印や書類の郵送・持参等により要していた日数が大幅に削減されます。例年、およそ8,000件を超える契約をしていますが、事務処理に要していた時間も、およそ4,000時間削減できる見込みです。
  3. 電子契約書は印紙税法上、印紙税の対象外となることから、契約相手方の事業者は収入印紙が不要となるほか、書類の郵送等にかかる費用削減にもなり、契約にかかるコストの削減につながります。昨年度の印紙税は総額で8,500万円ほどでした。
※すべての契約が電子契約となった場合の試算値

3.採用する電子契約システム

SMBCクラウドサイン(SMBCクラウドサイン社)

クラウド型電子契約サービス『SMBCクラウドサイン』は、従来「紙とハンコ」で行っていた契約業務をオンラインで完結させるサービスです。これにより、郵送での手続きや収入印紙の準備等が不要となります。またSMBCクラウドサインの契約や登録無く利用できるサービスで、セキュリティの厳しい大手金融機関や企業で幅広く導入されています。

4.対象となる契約

経理契約、委託契約、労働者派遣契約
  ※今後の実施状況を踏まえて、対象の拡大を検討していきます。
  *経理契約…各部署からの要求に基づき、行財政局契約監理課が行う契約(予定価格が概ね100万円を超えるものが対象)

5.対象となる組織

神戸市役所内のすべての組織(学校園、外郭団体は除く)

6.企業向け説明会について

本市が採用する電子契約サービスの提供事業者であるSMBCクラウドサイン社から、電子契約の利用を検討している企業向けに、以下のとおり説明会を開催します。なお、説明会の内容は、後日、神戸市ホームページでも掲載予定です。
(1)日時
  令和4年6月6日(月曜)13時30分~15時00分

(2)開催方法
  オンライン(ZOOM)
  URL : https://us06web.zoom.us/j/83284382475  
(3)参加申込
  不要
  ※参加上限が500名ですので、定員超過となった場合は、後日掲載される神戸市ホームページからご覧ください。

7.参考

(1)神戸市の年間契約件数

 約8,000件(令和2年度)

(2)実証実験の経過

 令和3年7月 実証実験開始
       契約規則、電子署名規程等の規程類の改正等を実施
 令和4年3月 一部所属に限定して電子契約を導入
 令和4年6月 電子契約を本格導入

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 0570-083330 または 078-333-3330

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企画調整局デジタル戦略部ICT業務改革担当 

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