寒くなると注意が必要な火災
寒くなると気を付けたいのが
ストーブ火災です。
ストーブには電気、石油、ガスなど様々な種類がありますが、神戸市で一番多く発生しているのが
電気ストーブによる火災です。石油ストーブなどと違い燃料等を使用せず、炎が出ないことから安全だと思われがちですが、毎年多くの火災が発生し、亡くなられる方もいるため、使用する際は注意が必要です。
最も多い原因「可燃物接触」
ストーブ火災の原因で最も多いのが、衣類等の燃えやすいものがストーブに直接接触することで出火する
可燃物接触です。具体的には、「ストーブを点けて就寝中に布団が接触して出火する」「ハンガーから落ちた衣類が接触して出火する」といった事例があり、他にも「宅配等の梱包に使われるダンボールに接触して出火した」ケースもあります。
※このような可燃物接触による火災を防ぐため、
光センサー等により自動で電源が切れる安全装置が付いた製品もありますので、電気ストーブ購入の際にはそちらもご検討ください。
可燃物接触によるストーブ火災を防ぐために
- 衣類やカーテン、ダンボール等の燃えやすいものの近くで使用しない。
- 就寝時は布団や着衣が接触する可能性があるので使用しない。
神戸市消防局では、電気ストーブの他にも
火災実験動画をホームページとYouTubeで多数配信していますので、そちらもご覧ください。