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最終更新日:2021年3月8日
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記者資料提供(2021年3月8日)
神戸市は、神戸経済の持続的成長を目指すため、社会にイノベーションを起こし得るスタートアップの集積・育成を支援する取り組みを進めています。
このたび、さらなる地域経済の活性化と県内産業の競争力の向上を図るため、兵庫県や民間企業等と連携し、飛躍的な成長が見込まれるスタートアップへの投資を行う「ひょうご神戸スタートアップファンド」を設立しましたので、お知らせします。
令和2年7月に、大阪、京都とともに、国が推進するスタートアップ・エコシステム拠点都市構想において、世界と肩を並べる「グローバル拠点都市」に選定され、企業、大学・研究機関、支援機関等と協力し、「ひょうご神戸スタートアップ・エコシステムコンソーシアム」による取組を開始しました。
投資資金が首都圏に集中するなか、新たなファンドを組成し、これまで兵庫県・神戸市において実施してきたスタートアップ支援施策と連携しながら、ひょうご神戸から世界に羽ばたくスタートアップを資金面で支援していきます。
ひょうご神戸スタートアップ投資事業有限責任組合
令和3年3月1日(月曜)
2段階で出資募集(第1段階:令和3年3月1日、第2段階:令和3年末まで)
(1)出資額
合計10億円超の規模をめざす。
無限責任組合員(General Partner:ファンド運営者) |
Bonds Investment Group(株) ※詳細は後述 |
有限責任組合員(Limited Partner:出資者) |
・(公財)ひょうご産業活性化センター(兵庫県分2億円、神戸市分1億円) ・(株)神戸新聞社 ・シスメックス(株) ・(株)但馬銀行 ・(株)パソナグループ ・兵庫県信用保証協会 ・(株)みなと銀行 |
(2)出資予定の企業
(株)三井住友銀行(確定)、 ほか複数の県内外企業等と調整中
会社名:Bonds Investment Group株式会社
所在地:東京都渋谷区
代表者:代表取締役 野内 敦
設立日:2015年2月 (2013年から同チームで投資活動開始)
資本金等:7,500万円
役職員数:8名
投資実績:現在2本のファンド(41.5億円、74億円)を運用中
当ファンドの運営方針:県内に新たに拠点を設け、キャピタリストを配置
【ファンドマネージャー:細野尚孝氏】 Forbes Japanが選ぶ「日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング2020」で、第5位にランクイン。2018年にも同賞の3位受賞。投資先は、ラクスル、ジモティ、WealthNavi、ENECHANGE等。2020年は、4社上場の実績。 【細野氏メッセージ】 「神戸市は、以前からイノベーション創出に向けた活動を積極的に行う先端地方都市であり、地域経済の活性化はもとより、各地方都市の新しいロールモデルとなるようなベンチャーファンドを開始するには、最適な都市であり、この挑戦に胸が高鳴っている。」 |
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県内に本社または拠点を有する企業、または、今後拠点を設ける予定のシード期・アーリー期(※)を中心としたスタートアップ
・AI・IoT・ロボット、健康・医療、環境・エネルギー、航空・宇宙等の成長分野
・SDGsやポストコロナ社会への対応など、社会的課題や地域課題の解決に資する事業
※シード期:事業立ち上げ期、アーリー期:事業が軌道に乗るまでの期間
10年(最大3年間の延長あり)
1社あたりファンド総額の20%以内(その範囲内で再投資可)
・UNOPS・GIC Japan(Kobe)、500 KOBE ACCELERATOR、Urban Innovation KOBE、神戸大学グローバル・アントレプレナー育成プログラムなど、兵庫県・神戸市が実施するスタートアップ関連施策と連携し、投資先の発掘や投資前後のハンズオン支援を実施
・県内大学等の大学発ベンチャー、医療産業都市で活動する医療・バイオ企業など次代の成長産業も幅広く発掘
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