ホーム > 市政情報 > 市長室 > 神戸を想う > 思い込みを排し、災害に備える。(広報紙KOBE 令和2年1月号)

思い込みを排し、災害に備える。(広報紙KOBE 令和2年1月号)

最終更新日:2022年6月15日

ここから本文です。

広報紙令和2年1月号

「神戸は地震がないからええけど、東京はしょっちゅう揺れて大変やなあ」-東京で暮らしていたとき、亡くなった母は、ときどき電話口で言っていました。

神戸では地震は起きないだろう-母のみならず多くの神戸市民はこう思っていたかも知れません。

そんな根拠のない楽観を粉々に打ち砕いたのがあの大震災でした。余りにも大きな犠牲でした。

思い込みを排し、冷静に自然災害に備えること。この教訓を私たちは改めてかみしめ、実践していかなければなりません。若しかしたら備えを怠っていたかも知れないという記憶も、大切にしたいと思います。

神戸市長 久元 喜造

※広報紙KOBE 令和2年1月号全市版特集「ひらこう『震災25年』その先の神戸 語り継がれゆく震災の記憶と対策」に掲載。

 

お問い合わせ先

市長室秘書課