最終更新日:2022年11月25日
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拙著「神戸残影」でも記しましたが、数十年前の神戸の里山は、本当に美しく、豊かな世界でした。薪炭林としての利用が途絶えて長年放置され、荒廃した里山を前にして、もはやどうすることも出来ないのではないかと、諦めかけたこともありました。
それが今大きく変わっています。本号で紹介されているように、市内各地で里山再生の取組が広がっています。幅広い年代の、さまざまな職種学生のみなさんが、新しい発想を持ち寄り、共に汗を流し、目に見える成果が出始めているのは、本当に有難いことです。
このような輪が更に広がっていくことを願っています。
※広報紙KOBE 令和4年12月号全市版特集「里山から耕す神戸の未来」掲載。