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最終更新日:2022年7月29日

政令指定都市初!小学校での全ての外国語授業をALTと協同で実施 ~ALT(外国語指導助手)の大幅増員が実現~

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記者資料提供(2022年7月29日)

1.概要

・神戸市教育委員会では、小学校での英語の教科化(令和2年度)に伴いネイティブスピーカーであるALT(外国語指導助手)を大幅に増員してきており、新型コロナウイルス感染症による入国制限の影響を受けながらも、順次学校に配置を進めてきた。

・このたび(8月下旬)、予定していたALTの来日が完了する見込みとなり、2学期から小学校における全ての外国語授業にALTが携わり、実践的なコミュニケーション能力の育成に取り組んでいく。

2.ALTの配置等

(1)配置人数(令和4年9月見込)
208名(12か国)
※小中学校(191名)、高等学校(13名)等に配置
※海外からの入国が一部可能となった令和3年9月以降、令和4年8月下旬にかけて合計27回に分かれて166名が来日
※ALTの出身国
アメリカ、イギリス、フィリピン、カナダ、ジャマイカ、オーストラリア、南アフリカ、アイルランド、ニュージーランド、トリニダードトバゴ、シンガポール、バルバドス
※本市ALTは、国のJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)を活用し、世界各国からの参加者(ALT)の斡旋を受け、任用・配置している。

(2)協同授業の実施
・ALTの増員により、2学期から小学校における全ての外国語授業をALTと担任等との協同授業としていく。
※小学校の外国語授業(5・6年生)、外国語活動(3・4年生)が全て協同授業となる。
※全ての外国語授業をALTと協同で行うのは政令指定都市で初めてとなる。
・協同授業では、ネイティブスピーカーであるALTが担任等と協力しながら、子どもたちと双方向のやり取りを展開し、英語に親しんだり、自分の考えや意見を英語で伝えたりする等、実践的なコミュニケーションを通した資質・能力の育成を目指す。

(3)ALT参画による特色ある取組
・授業以外の学校生活の中においても、休み時間に一緒に遊んだり、学校行事に参加したりする等、ALTとの日常的なコミュニケーションを推進する。
・ALTが参画する学習活動をより一層推進し、児童生徒が様々な国のALTとの関わりを通して、多様な文化に対する興味や関心を高めていく。
〈例〉中学生英語サマースクール
中学生による英語プレゼンテーション大会(イングリッシュフェスティバル)イングリッシュデイキャンプ(小学校)等

お問い合わせ先

教育委員会事務局学校教育部教科指導課