カリフォルニア州からの訪問団と脱炭素に関する交流事業を行いました

概要

このたび、カリフォルニア州財務長官フィオナ・マ氏をはじめ、カリフォルニア州政府高官や州議会議員など計35名から成る「カリフォルニア州環境経済財団（CFEE）」が、神戸港の水素施設の視察を目的として来神されました。
対面式では、訪問団長のカリフォルニア州議会のアル・ムラツチ議員より、神戸港の歓迎に対する感謝の言葉があり、久元神戸市長からは、「神戸とカリフォルニア州との間における、脱炭素に関する取組みについての持続的な発展への期待」を表明しました。


その後実施された神戸港視察では、港湾局・川中副局長の挨拶の後、川崎重工業株式会社　執行役員の西村様より、同社の水素関連施設や水素利活用の技術に関する説明があり、参加者は神戸港における先駆的な取組みを興味深く見学されるとともに、水素利活用に関する質疑応答が活発に行われるなど、関係を深めることができました。
カリフォルニア州は、アメリカで最も環境配慮の取組みが進んでおり、2030年までに船舶の種類によらず、係留時の排出ガス量をゼロにするという、高い目標を掲げているほか、州内の電力供給は、既に60％以上がカーボンフリーになっているという先進的地域であり、本訪問を契機として、日米の両地域はそれぞれの先進的な取組みを相互に学び、連携を図り、脱炭素の取組みを推進してまいります。


1.概要（対面式）
（1）日時：令和4年11月18日（金曜日）午前10時50分～
（2）場所：中突堤中央ターミナル「かもめりあ」2F（サロン・ド・エルミタージュ）
（3）訪問団
・カリフォルニア州財務長官　フィオナ・マ氏（Fiona Ma）
・カリフォルニア州議会議員 気候変動政策合同立法委員会 委員長【CFEE訪問団長】　アル・ムラツチ氏（Al Muratsuchi）
・カリフォルニア州環境経済財団（CFEE）代表兼最高経営責任者　ジェイ・ハンセン氏（Jay Hansen）
　他　全35名
（4）神戸側出席者
・神戸市長　久元　喜造
・神戸市港湾局長　長谷川　憲孝
・神戸市港湾局　副局長　松木　隆一
・神戸市港湾局　副局長　川中　徹
（5）次第
・挨拶（久元神戸市長、カリフォルニア州議会ムラツチ議員）
・記念品交換、記念写真

※神戸港視察においては、川崎重工業株式会社から水素施設の説明をいただきました。
・川崎重工業（株）　執行役員　水素戦略本部　副本部長　西村　元彦
・川崎重工業（株）　理事　水素戦略本部　営業推進部長　河合　宗一