ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年5月 > シアトル港、ロッテルダム港と「姉妹港締結55周年記念事業」を開催しました!
最終更新日:2022年5月27日
ここから本文です。
記者資料提供(2022年5月27日)
今年は、シアトル港、ロッテルダム港、神戸港が昭和42年5月15日に姉妹港提携を締結して55年目を迎えます。これまで各港湾が様々な分野で協力し、ベストプラクティスを共有してきたことを記念して、「IAPH World Ports Conferrence2022・バンクーバー」に各港代表が集う機会にあわせて、「姉妹港締結55周年記念事業」を開催しました。シアトル港からは、Commissioner(経営委員)のStephen P Metruck氏、ロッテルダム港からは、Director Environmental Manager (取締役 環境担当役員)のEric van der Schans氏、そして本市からは港湾局代表が参加しました。
「姉妹港(TriPort)セミナー」では、各港湾が相互に協力して、脱炭素社会にむけた各港湾の取組みについて、ベストプラクティスや革新的な解決策、共通の課題を共有したほか、質疑応答や意見交換を行い、今後より一層CO2排出量削減の取組みを進め、持続可能で環境に優しい港湾を目指していくことを確認しました。
神戸港からは、水素利活用を中心としたカーボンニュートラルポートにむけた取組みを発表。シアトル港、ロッテルダム港の参加者からは、早期に神戸を訪問して、神戸港のカーボンニュートラルポートにむけた取組みを視察したいとの声があがり、今後、両港の関係者による神戸港への訪問が期待されます。
開催日時:令和4年5月19日(木曜日) 9時00分-10時30分(現地時間)
テーマ:「Waterfront Electrification and Decarbonization」
(ウォーターフロントエリアの電化と脱炭素化)
次第
(1)歓迎の言葉 (シアトル港・Stephen P Metruck氏)
(2)シアトル港の取組み(シアトル港・David Fujimoto氏)
(3)神戸港の取組み(港湾局・松木副局長)
(4)ロッテルダム港の取組み(Eric van der Schans氏)
(5)ディスカッション
(継続的な対話のための次のステップ、ベストプラクティスの共有)
姉妹港(TriPort)セミナーの最後には、神戸港からシアトル港、ロッテルダム港の両港に、神戸の代表的な地場産業であり、世界流通の約7割は神戸で選別・加工が行われていると言われている、「真珠」の装飾を付けた記念盾を贈呈しました。
アメリカ西海岸の最北部に位置し、天然の良港として古くから、 貿易港、漁港として栄えた港です。全米主要港で最もアジアに近いことから、東洋貿易の中継地点として発展を遂げました。近年ではアラスカクルーズの拠点となっているほか、世界最大級のクルーズ船も多く入港し、雇用の確保や経済効果創出など、地域経済を牽引しています。
「神戸港およびシアトル港は、今後人対人の基礎の上にたって、友好的な関係のもとに両港湾の建設、管理ならびに経営に関する研究成果の交流をはかり、もって国際貿易の発展に寄与し、相互の繁栄を推進するため、ここに姉妹港としての盟約を結ぶことを共同して宣言する。両港は以上の合意を確認するため、昭和42年5月15日、神戸開港百年祭の行なわれるこのよき日に、神戸市において宣言文に署名する。」
「昭和42年5月15日、神戸港およびロッテルダム港はたがいに姉妹港となることを宣言する。この宣言は両港が友情と協力を基礎にして港の建設、管理、経営に関する研究成果の交流をはかり、もって国際貿易と相互の繁栄に寄与することを盟約するものである。両港は以上の合意を確認するため、神戸開港百年祭の行なわれるこのよき日に、神戸市において宣言文に署名する。」
お問い合わせ先
市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください
電話 0570-083330 または 078-333-3330