ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2021年7月 > 小磯記念美術館 特別展 住友コレクション名品―フランスと日本近代洋画―
最終更新日:2021年10月1日
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記者資料提供(令和3年7月29日)
泉屋博古館東京(せんおくはくこかんとうきょう)が所蔵する住友コレクションの中からフランス絵画と日本近代洋画を厳選して紹介する展覧会を開催します。
住友家15 代当主、住友吉左衞門友純(すみともきちざえもんともいと)(号春翠〈しゅんすい〉1864-1926)、住友寛一、そして16代当主住友吉左衞門友成(ともなり)が収集したコレクションには、すぐれたフランス絵画と、それに対抗するだけの質の高い日本近代洋画の名品が揃っています。とりわけ春翠が欧米視察旅行の際パリで購入した2点のモネは、明治30(1897)年という早い時期での日本への印象派の到来という、特筆すべき意味を持つ作品です。この2作品は、第二次世界大戦時の空襲で焼失した住友家の須磨別邸に飾られ、当時の画家たちに鑑賞の機会を提供しました。住友の西洋絵画コレクションはモネから始まったのです。
本展は、東西の近代美術の潮流を縦軸にして、住友家の人々が収集した名品を紹介するとともに、フランス絵画と日本の近代洋画の比較を試みる「フランスと日本 美の対決」の章を設けています。日本に請来された西洋絵画と対比させることで見えてくる、模倣を越えて独自の絵画を深めようと模索した日本の洋画家たちの努力を浮き彫りにする機会になればと考えています。
10月12日(火曜日)より一部作品の展示替えがあります。
当館所蔵の小磯良平作品から約17点を展示します。
9月3日(金曜日)11時~当館会議室にて
【8月18日追記】
緊急事態宣言の発出にともない、【開会式は中止】になりました。
開会式招待状をご持参の方は、9月3日(金曜日)14時より展示をご覧いただけます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、招待人数を制限しています。
9月3日(金曜日)14時~(受付:13時30分開始)
報道関係の方と、事前に招待された方のみ参加いただけます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、招待人数を制限しています。
会期:令和3年9月4日(土曜日)~11月14日(日曜日)
会場:神戸市立小磯記念美術館 〒658-0032神戸市東灘区向洋町中5丁目7
六甲ライナー「アイランド北口(小磯記念美術館前)駅」下車すぐ
開館時間:10時00分から17時00分(入館の受付は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日、9月21日
〔ただし9月20日(月曜日)は開館〕
入館料:一般・800(600)円、大学生・400(200)円※()内は30名以上の団体料金
高校生以下・無料※学生証、生徒手帳などを持参ください。
神戸市在住の65歳以上の方・400円※住所と年齢が証明できるものを持参下さい。
障がい者手帳など持参の方・無料
神戸市立小磯記念美術館、神戸新聞社
神戸新交通株式会社、サンテレビジョン、ラジオ関西
一般財団法人みなと銀行文化振興財団
公益財団法人泉屋博古館
・「住友家・須磨別邸と洋画コレクション―須磨には洋画がよく似合う」野地耕一郎氏(泉屋博古館東京・館長)
・「対決 住友コレクションの西洋絵画と日本近代洋画」岡 泰正(神戸市立小磯記念美術館・館長)
日時:2021年9月4日(土曜日)14時~16時
場所:オルビスホール(六甲アイランド・神戸ファッションプラザ内)
定員:120人※応募多数の場合は抽選
下記の2点を明記の上、メールか往復はがきでお申し込みください。
※申込み締切:8月24日(火曜日)必着
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電話 0570-083330 または 078-333-3330