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神戸市立森林植物園 森林展示館展示スペースのリニューアルとイベント開催

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記者資料提供(2023年4月7日)
神戸市立森林植物園 指定管理者 (公財)神戸市公園緑化協会、神戸市建設局防災課、建設局公園部管理課

森林展示館の1階展示スペースがリニューアルオープンします。『森林とわたしたち』のテーマに沿って、人を含めた生きものと共存共生する森林を学ぶことができるミニミュージアムです。
森林といきもののつながりをジオラマにした「森林生態系-いきもののつながり-」、森林と人との関わりをテーマしたパネル展示、森林にまつわる本に親しめる図書コーナーなどを新たに設置しました。壁面や床面に園内発生材を使うなど、SDGsに沿った環境学習の場として、みなさんが森林や自然に憩い・楽しみ・学ぶことができる空間をお楽しみいただけます。ぜひ森林(もり)へお越しください。また、4月15日(土曜)にリニューアルイベントも併せて開催します。

1.リニューアルオープン:2023年4月15日(土曜)9時

森林植物園リニューアル1

テーマ『森林とわたしたち』

プロローグ

世界や日本各地の森林をはじめ、「森林とわたしたち」をテーマにした映像を上映します。

植物の進化・樹木の誕生

植物の進化は、4億1千万年前のオルドビス紀から始まり、どのように進化・変遷して森林になったのかをパネル展示で紹介します。

森林の成立・遷移

森林が長い時間をかけて成長する、森林のうつりかわりや日本人と森林のあゆみをパネル展示で紹介します。

森林生態系-いきもののつながり-

森林をイメージしたジオラマに動物や鳥の剥製を生態系に基づき配置し、森林といきもののつながりを表してしています。また、神戸版レッドリストAランクのスミスネズミやBランクのヒメネズミやモリアオガエルなど、森林の生きたいきものたちを展示しています。

森林と人との関わり-私たちの暮らしと共に-

森林はいきもののすみかだけでなく「いろいろな“はたらき”」を持っています。森林の必要性、大切さ、関わりをパネル展示で紹介します。

森の学習室および図書コーナー

小学校の環境体験学習などに利用できる大型スクリーンを備えたスペース(森の学習室)、森林にまつわる本や子供向けの絵本など並べた図書コーナーを設けています。森林について学び、ゆっくりと過ごせる場所です。

園内で発生した材の使用

園内で間伐、伐採し、発生した森林資源を床面や壁面などに使用し温かみのある空間となっています

森林環境譲与税…このたびのリニューアルは、森林環境譲与税を活用しています。
温室効果ガス排出削減や災害防止のための安定的な森林整備等を進められるよう、2019(平成31)年3月に「森林環境税」と「森林環境譲与税」が創設されました。神戸市では2012(平成24)年度に策定した六甲山森林整備戦略を基に、森林環境譲与税を活用した事業を進めています。具体的には市域全域の森林の継続的な整備、人材育成、木材活用、普及啓発などに取り組んでいます。


森林植物園リニューアル2

デジタルサイネージで園内情報などが見やすくなりました

デジタルサイネージを展示館内に2か所設置し、タッチパネルで見ごろの花やイベントなど園内の情報をご覧いただけるようになりました。

2.リニューアルイベント

「絵本のお話と音楽」COLORFUL PROJECTによるお話と演奏

2023年4月15日(土曜)①11時30分〜 ②13時30分〜

問い合わせ先

神戸市立森林植物園

〒651-1102
神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2

TEL:078-591-0253
FAX:078-594-2324
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/

入園料

大人300円
小中学生150円

駐車料

普通車500円、バス2,000円

アクセス

「電車と送迎バス」神戸電鉄「北鈴蘭台」駅より定時無料送迎バスあり(1時間に1本)
「市バス」三宮バスターミナルから市バス25系統で約40分(4月~11月の土曜・日曜・祝日のみ運行)

休園日

毎週水曜日(祝日と重なった場合は翌日)