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都心における円滑な交通環境の推進~春日野交差点改良工事の実施~

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記者資料提供(2023年3月9日)
都市局都心再整備本部都心再整備部都心三宮再整備課
神戸市では、「三宮周辺地区の『再整備基本構想』」(平成27年9月)及び「神戸三宮『えき≈まち空間』基本計画」(平成30年9月)にもとづき、三宮駅前の車道を人のための空間に段階的に転換し、神戸の玄関口にふさわしい空間を創出する「三宮クロススクエア」の実現を目指しています。JR新駅ビルの開業時(令和11年度頃)に、三宮駅前の中央幹線で車道を10車線から6車線にしたうえで、駅前に広場的空間を整備することとしており、これに先駆けて、令和5年度よりJR新駅ビルや歩行者デッキに伴う交通規制が始まることから、中央幹線に流入する通過自動車交通を外周道路に誘導するため、春日野交差点改良工事を実施します。

1.工事概要

三宮駅前の中央幹線には、都心部に用事のない通過交通が約半数を占めており、この一部を浜手幹線に転換させることを目的として、春日野交差点の西行きについて、中央幹線方面が3車線、浜手幹線方面が2車線となっている形状を、中央幹線方面2車線、浜手幹線方面3車線に変更します。
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2.場所

神戸市中央区脇浜町3丁目
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3.工事期間

令和5年3月~10月(予定)

4.交通規制

中央幹線(国道2号)や浜手幹線(市道梅香浜辺通脇浜線)では工事中の交通規制を予定しています。道路をご利用されるお客さま、並びに沿道にお住まいの皆さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。
現在、工事実施に向けて、関係機関と連携し、検討を行っているところです。工事に伴う交通規制については改めて市HPや現地の看板等によりお知らせいたします。

(参考1)浜手幹線(市道梅香浜辺通脇浜線)における今後の予定

春日野交差点改良に伴い、浜手幹線の交通量が増えることから、今回の工事範囲よりも西側の浜手幹線においても、車線構成の見直しを計画しており、春日野交差点改良工事と同時期に実施予定です。
浜手幹線の西行き、磯上通1交差点において、港島トンネルに向かう左折車と浜手バイパスに向かう直進車を分けることで交通の円滑化を進めていきます。
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(参考2)三宮駅前の中央幹線(国道2号・県道神戸明石線)における今後の予定

JR西日本によるJR新駅ビルの工事にあたり、必要なヤード確保のため中央幹線の交通規制が必要となります。
神戸市としても歩行者デッキの工事を実施する予定であり、この施工空間を確保するためにも、交通規制が必要となります。
このため、令和5年度には三宮駅前の中央幹線において交通規制が行われる予定です。交通規制の詳細については、関係者との協議が整い次第改めてお知らせします。

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(参考3)三宮クロススクエアの概要

三宮駅前は、人のための滞留空間が非常に狭く、さらに、駅とまちが幹線道路で分断されています。特に、神戸の玄関口として重要な駅前の空間である中央幹線は、都心に用事のない通過交通が約半数を占めています。
三宮クロススクエアは、駅周辺へのアクセス機能に配慮しつつ、通過自動車交通を外周道路に誘導することで、その大切な空間を車中心から人中心に段階的に転換し、周辺の建築物と一体となって、神戸の玄関口にふさわしい象徴となる空間を創出するものです。
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三宮クロススクエアは三宮交差点の東側から段階的に整備を行います。「第1段階」として、車道を10車線から6車線にしたうえで、駅前に広場的空間を創出します。第1段階の完成の時期は、JR新駅ビルの開業とあわせて、令和11年度頃を目指しています。
三宮クロススクエア「第1段階」の車線数を再現した令和元年7月の社会実験では、東から西行きの交通については、中央区役所前交差点からの渋滞が、特に夕方の時間帯で発生したことから、都心部へ流入する入口である春日野交差点改良を実施することとしております。
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