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臨時会見 2021年(令和3年)9月15日

最終更新日:2021年9月15日

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市長共同臨時会見の模様をお届けします。



・新型コロナワクチン接種促進策に関する兵庫県・楽天・神戸市の合同記者会見

会見資料はこちら(PDF:997KB)
 

新型コロナワクチン接種促進策に関する兵庫県・楽天・神戸市の合同記者会見

司会:

お時間となりましたので、始めさせていただきます。

 本日は、新型コロナワクチン接種促進策に関する兵庫県・神戸市・楽天の合同記者会見に御参加いただきましてありがとうございます。進行は私、兵庫県広報専門員の清水が担当させていただきます。よろしくお願いいたします。

 本日は、各登壇者からの説明の後、質疑応答となります。

 

それでは、まず、登壇者を御紹介いたします。

 兵庫県知事、齋藤元彦です。

オンラインで参加しております楽天グループ株式会社代表取締役会長兼社長、三木谷浩史です。

神戸市長、久元喜造です。

 

 それでは、まず、齋藤知事より、今回三者で連携して取り組む若年層のワクチン接種促進策の概要と兵庫県の取組について御説明いたします。よろしくお願いいたします。

 

齋藤知事:

よろしくお願いします。兵庫県知事の齋藤元彦でございます。

 本日は、兵庫県、神戸市、そして楽天様で、三者で若者のワクチン接種促進に向けた三者連携の取組をさせていただくということになりましたので、その発表をさせていただきたいと思っております。今日は貴重な連携の場をセットしていただいた楽天の皆様、それから、久元市長におかれても本当にありがとうございます。三木谷会長にも本当にありがとうございます。貴重な機会をありがとうございます。


 本県においては、緊急事態宣言が9月の末までということで延長されております。新規感染者は徐々に減っているということになっておりますけども、病床の利用率、重症病床も含めて、まだまだ高止まりで逼迫しているという状況になっています。今月末まで、県民の皆様、それから事業所の皆様に、もう一踏張りということで御負担をおかけするという形になりますけども、しっかり、共に乗り越えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。


 こうした中、高齢者の皆様を中心にワクチン接種というのはかなり進んできております。その結果として、60歳以上の方の感染者数というのは減ってきていて、特に重症化するという方はかなり減ってきているという状況になっています。一方で、今の第5波のトレンドとして、20代、30代の方の感染者というのも、私も保健所の現場に行かせていただいたときにも、ずらっとリストが、1日の感染者が並んでいる中で、やっぱり20代、30代の若い方がかなり増えているということを現場の感覚としてもかなり感じていました。


 そういう意味で、若い世代の方々が、これから、大学もそうですし、対面授業をやっていきたいと、それから、もっと移動していきたいと、旅行もしたいというニーズがやっぱりあると思うんですけども、そこをしっかり、今、県民の皆さん中心で我慢をしていただいているというところです。今回、第5波をしっかり皆さんと一緒に収束していくということと、若い世代の方々を中心に、大学生もそうですけど、専門学校生の方もみんなで、早く大学生活、日常を取り戻していくということが大事だと思っています。

 

 そのためのポイントが、やはりワクチン接種を若い世代に促進していくということが重要になってきます。今、県全体で2回目の接種を受けたという方が45%ほどですけども、実は若い世代、10代、20代では14.2%ということで、かなり接種が低いという状況になっています。ここをしっかりどう接種を促していくということが大事ですので、今回、兵庫県と神戸市さん、そして三木谷会長の下、楽天さんと三者で、それぞれの取組で連携させていただくという形になりました。

 

 まず、兵庫県の取組ですけども、今フリップでありますとおり、若者のワクチン接種に向けたインセンティブということで、ひょうごe-県民制度を用いた若者ワクチン接種の促進ということで、特典付与のキャンペーンを実施していきたいと考えております。ここで大事なのが、ひょうごe-県民制度というものがあって、これは兵庫にゆかりのある方々、これは大学生であっても社会人でもそうなんですけど、兵庫に住まれている方も含めて、兵庫にゆかりのある方がぜひ会員になっていただいて、兵庫との関係人口、これをしっかり増やしていくということ、これが将来の移住であったりとか、兵庫とのつながりをつなげていって、これがふるさとの愛着であったりとか、いろんな形で兵庫との交流を続けていきたいというような趣旨を持って始めた制度なんですけども、今5万3,000人の人数の登録をいただいています。ただ、10代、20代の登録者数というものが全体の、20代でいいますと5%、10代でいいますと0.5%程度ということで、かなり加入の状況が少ないという形になっています。ここを、これからのe-県民制度のテーマとしても、若い世代の登録者数を増やしていきたいというのが実はもともとの兵庫県の政策のターゲットとしてありました。一方で、今回ワクチン接種についても、やはり10代、20代の若い世代にワクチンを打っていただくということが大事になっていると。両方の政策として、若い世代へのターゲットをしていくということが重要なので、それであれば、このe-県民制度を用いて若者ワクチン接種を促進していくということがこの施策の目的です。

 

 具体的には、e-県民制度に登録していただいて、そして、ワクチン接種2回を完了した18歳以上の県内在住、または県内の大学に通われている学生の方、専門学校生等の方々に対して、県の公式のオンラインショップ、ひょうごマニアですけども、そこで使えるオフクーポンと、あとは楽天ポイント、これをそれぞれ1,000ポイント、1,000ポイントずつということで、合計2,000ポイントの付与をさせていただきたいということでございます。

 

 こういったポイント付与の制度をやるときには、通常よくあるのが、行政が行政だけでその制度をつくってやろうとすると。そうするとなかなかうまくいかないということが多いんですけども、兵庫県の場合は、もともとこのひょうごe-県民制度という制度が、まさに楽天さんとの連携の下で制度としてありましたので、その制度、仕組みを使わせていただいて、ワクチン接種もしっかりやっていきたいということで、これからの時代は公で全ての仕事をするんじゃなくて、民間の事業者さんとの連携をするという、まさに官民連携というものが大事になっていくんですけど、齋藤知事最初の実は官民連携の取組の第1号という形になりますので、非常にこの取組は私にとっても意義深いと思っております。

 

 それが1点と、もう1点が、大規模接種会場の若年層の優先枠の設定ということで、1日400人の設定をさせていただきます。インセンティブを設けるだけではなくて、やっぱりワクチンを受けていただけるような環境をつくるということも大事ですので、具体的には、ここに書いていますとおり、県内在住の16歳から39歳の方に、1日400人、姫路の接種会場と尼崎の園田の接種会場で受けていただけるようにしたいと。9月18日から予約開始、10月4日から接種していただけるという形でやっていきたいと思っております。

 

 いずれにしましても、このe-県民制度を活用した若者のワクチン接種の促進を、ぜひ日本をリードするような取組としてこれからどんどん進めていきたいと思っております。

 

 この登録自体は、スマートフォンですぐに5分もあれば登録ができますので、ぜひ大学生の方にもこのe-県民制度に登録していただいてワクチンの2回接種をすると、そして、日常生活や大学生活の日常を取り戻すということを、兵庫県、神戸市、そして楽天さんと一緒になってぜひ取り組んでいただきたいと思っています。

私からは以上です。よろしくお願いします。

 

司会:

県の取組を説明いたしました。

 続いて、楽天グループ株式会社代表取締役会長兼社長、三木谷より、接種促進と地域経済再興に向けた楽天グループの支援について御説明いたします。よろしくお願いいたします。

 

三木谷代表取締役会長兼社長:

よろしくお願いします。楽天の三木谷でございます。

 今日は、齋藤知事、そして久元市長、このような貴重な機会をいただきましてどうもありがとうございます。プレゼンテーションのほうを少し出していただいてもよろしいでしょうか。

 

 我々楽天グループは、今まで神戸市さんと連携して、ノエビアスタジアム神戸のほうで、神戸市市民向けに大規模な接種会場の運営というところでお手伝いをさせていただいておりました。スタッフ派遣、医療従事者集めなどを行ってまいりまして、今月から1日当たり、全国最大規模であります7,000回ということで実施をさせていただいておりまして、累計で24.7万回接種となっております。

 

 また、職域接種においては、自治体や、それから、数千社の企業との合同で、楽天の本社、そして、宮城県の楽天生命パーク、また、福岡県のマリンメッセ福岡で、それぞれ1日5,000回の規模ということで接種をさせていただいております。

 

 全体的には70万回弱の接種ということなんでございますが、まさしく世界的に見ても、やっぱり最終的にはコロナ禍の脱却ということにおいては、ワクチン接種をほとんどの人がしているということがマストであり、そして、唯一の経済再興への道かなというふうに個人的には考えております。

 

 その中で、やはり若年層の方々がどうやってワクチン接種に前向きになってもらえるかということを考えて、アメリカ等ではいろんな取組がありますが、このたび兵庫県さんのひょうごe-県民制度に登録された方々、そして、ワクチンを2回接種された方々に、先ほど知事から御説明がありましたけども、18歳以上の学生の方々に、兵庫県の公式オンラインショップで使える1,000円相当のクーポンと、それから、楽天ポイント1,000ポイントを付与すると。これは、ある意味、恐らく全国で初の試みなのかなと思っておりますが、行います。このような動きが、全国的に少し、期待しております若者のワクチン接種の起爆剤になればいいかなというふうに思っております。

 

 いずれにしましても、それ以外にも、楽天トラベルにおいて、ワクチン接種後旅行応援プラン等、いかに地域経済の活性化を促進していくかということにおいても今後も協力させていただきたいなというふうに思います。

 この後、恐らく久元市長のほうから御説明をいただけるかなと思っておりますが、我々が協力させていただいておりますノエビアタジアムにおきましても、通常接種枠は別枠で、若年層優先枠というものを設けさせていただくということでございますので、まさしく神戸モデル、兵庫モデルというものが確立し、そして、それが全国に広がることによって、皆さんの健康、命を守るということに加えて、経済再興への道しるべになればいいかなというふうに思っております。

 

 楽天グループ全体として、このような取組については全力で応援をさせていただきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

 

司会:

ありがとうございました。

続いて、久元神戸市長より、神戸市の取組について御説明いたします。よろしくお願いいたします。

 

久元市長:

よろしくお願いいたします。神戸市長の久元喜造です。

 今回、兵庫県、楽天グループと共に、このノエビアスタジアム神戸から若者のワクチン接種に向けた新たな取組を発表できますことを大変ありがたく感じております。

 今、三木谷会長から御紹介がありましたように、このノエビアスタジアム神戸は、全国でも最大規模のワクチン接種会場です。そして、規模が大きいだけではなくて、楽天グループの皆様方のノウハウの提供、様々なスタッフの支援などのおかげで、安全かつ、そしてスムーズに接種が行われてきました。おかげさまで、神戸市内では、10月中には2回目のワクチン接種が希望者の方にはほぼ行き渡る、そういうペースで今接種が進められています。

 

 そういう中で、特に早急にこれは取り組まなければいけないのが、齋藤知事からもお話がありましたように、若年世代へのワクチン接種です。このために神戸市では若年層の優先枠をつくると。16歳から39歳までの若年者に対しまして1日200人分を確保すると。これは、市外の在住者の方で、神戸市内に在勤・在学をされている方も対象といたします。9月14日からウェブ予約を受け付け中でありまして、20日から優先接種を開始いたします。

 

 もう1つは、これは神戸市独自の取組といたしまして、11歳以下の子供さんをお持ちの御家族の方への優先接種枠です。11歳以下の方はワクチン接種の対象とはなっておりませんが、この世代の子供たちも感染者が増えております。こういう家庭内感染を減らすためには、子供たちはワクチン接種ができないわけですから、御家族の方へのワクチン接種を進めるということが大変重要です。このノエビアスタジアムにおきまして、1日100人分の優先枠を確保いたします。もう1つは、市役所の上でも24人分を確保いたしますが、合計1日124人分の優先枠を確保したいと。こういう形で若年層へのワクチン接種を進めていきたい。そして、それが、このノエビアスタジアム神戸が非常に有力な接種会場となるということです。

 

 そして、今回、齋藤知事の御発案、役所だけでいろんな行政サービスは完結できないわけですから、若年層へのワクチン接種を進めるということで、このひょうごe-県民制度を用いたワクチン接種が進められる楽天グループと協働して進められる、そして、これをノエビアスタジアム神戸から今日発表できるということは、大変これは意義のあることだというふうに考えております。

 

 ぜひこの楽天グループを中心とした産学官連携モデルを神戸から発信するとともに、兵庫県、楽天グループ、神戸市の連携で、経済の活性化も併せて目指していきたいと考えております。ありがとうございました。

 

質疑応答

記者:

 齋藤知事にお伺いしたいんですけれども、若者のワクチン接種に向けたインセンティブ、これは昨日発表されていますが、これは確認なんですけど、新たな発表内容としましては、楽天ポイントというところは昨日言及がなかったかと思うんですが、今日まさに三木谷会長も御臨席の上で、この楽天ポイントというのは今日初めての発表内容という理解でよろしいでしょうか。

 

齋藤知事:

 そうですね。楽天ポイントであるということは今日初めて発表させていただきました。これはやはり、兵庫県とe-県民制度のこれまでのパートナーである楽天さんとの連携事業ですから、それから、今日まさに、先ほど久元市長がおっしゃったように、これはやはり楽天さんも関係されているノエスタの接種会場において、三者で連携して発表させていただくということが重要だと思いまして、今日初めて楽天ポイントでポイントを付与させていただくということを発表しました。

 

記者:

この楽天ポイント、これは1,000ポイントですかね。

 

齋藤知事:

 そうですね。ひょうごマニアで使えるのが1,000円オフクーポンなので、これも実質的にポイントになります。それから、楽天ポイントは、まさにもうちょっと汎用性のある、今、楽天ポイントって、私もよく使うんですけど、かなりいろんなところで、例えばマクドナルドとか、いろんなとこで使える汎用性がありますので、そういったところのポイントも1,000ポイント付与させていただいて、これは特に若い世代にとって、より利便性が高いということを考えたので、オフクーポン1,000ポイント、それから、楽天ポイント1,000ポイントということで、両方合わせて2,000ポイント相当という形でやろうと考えています。

 

記者:

 それから、すいません、三木谷会長に伺いたいんですが、ちょっと資料には記載されていて、今日御説明のところではなかったんですけれども、ヴィッセル神戸の試合観戦への御招待というところも。

 

三木谷代表取締役会長兼社長:

そうだ。その大切なことを言うのを忘れました。それ、一番重要なポイントじゃないですか。

 今、政府のほうには、ワクチン接種を受けた人については、スタジアムの入場制限がありますよね。あれの別枠にしてもらえませんかという話を実はしております。それが通るか通らないか、よく分からないんですけれども、通らないとしても、ワクチンを打ったら、人数については、またサッカー、ヴィッセルのほうと相談しなくちゃいけませんけども、相当数を見ていただけるということも1つのインセンティブにしたいと思っていますし、それから、ヴィッセル神戸の選手、職員、スタッフも含めて、ほぼ全員接種が終わっておりますので、彼らの口からも、この接種促進プロモーションへの協力については非常に前向きな姿勢を示してくれていますので、うまく活用させていただければと思っております。

 以上です。

 

記者:

今のお話ですと、2回目の接種を完了した全国の16歳から39歳の方の中で、抽選で試合に招待するというイメージでしょうか。

 

三木谷代表取締役会長兼社長:

 そうですね。これについては全国ということで、兵庫県民でなくても当たる可能性があるということで、先ほど申し上げましたとおり、入場制限との関係があって何人ということが確約できないのがちょっと残念なんですが、できるだけ国のほうに対しても、若者への接種を促進するという意味においても、入場制限の枠の外にワクチン接種、アメリカの球場とかはもうほとんど無制限になっていますが、最初の頃はやっぱりワクチン接種とワクチン接種していないところというのは差があったものですから、日本も1つのインセンティブとして、ワクチン接種は入場制限の枠の外としてほしいと思っているんですけども、その関係で、人数を調整して、できるだけ多くの方に来ていただけるようにしたいなと思っています。

 

記者:

念のためですけど、試合観戦の御招待というのは、ここのノエスタへの御招待というふうな理解でよろしいんでしょうか。

 

三木谷代表取締役会長兼社長:

 そうですね。ほかのスタジアムは我々が営業していないので、営業権がないので、ノエスタか、または我々が主催している試合ということになると。例えば、ユニバーシアードスタジアムとか、それもあります。

 

記者:

 楽天の三木谷会長にお伺いしたいんですけれども、今回自治体と連携してこういったポイントを進呈するという例はあまりないかと思うんですけれども、ここについての感想を改めていただきたいのと、また、ほかの自治体とこうした取組を今後広げていかれるようなお考えはありますでしょうか。

 

三木谷代表取締役会長兼社長:

 そうですね。1つは、やっぱりどうしても若い人と話をしていると、まだワクチン接種にちゅうちょしている方々がいらっしゃると。本当に接種が促進されて、ほとんどの方がもうワクチンを打っているというふうにならないと完全な経済再興というところは行かないんじゃないかなという、そういう社会のミッションの1つとして、こういう取組を一緒にさせていただくということはとても意味があるということだと思いますし、我々としてもこのワクチン接種をやってきているのは、ビジネスとしてということでなくて、ほぼ持ち出しでやっているというところもあるものですから、そういう意味も含めて、日本の再興、そしてコロナ禍の脱却というところに少しでも貢献できればいいかなと思っています。

 

記者:

すいません、ほかの自治体とこういった取組を広げていくというのは……。

 

三木谷代表取締役会長兼社長:

 そうですね。今のところはないんですけれども、これから、今日の発表を皮切りに、それから、幾つかの自治体さんから、そういうことも検討したいというお問合せをいただいていますので、できれば、できるように促進していきたいなと思っています。

 

記者:

 齋藤さんに質問なんですけども、1点だけ、非常に申し上げにくいことなんですけども、こういった予算を積んで楽天IDを入手させることを自治体が行うのは利益誘導じゃないかという指摘もあるようなんですけど、これについて、そこはどう考えられて実施するんでしょうか。

 

齋藤知事:

 そこは、もともとe-県民制度自体も、登録いただいた場合に一定のポイント付与もしているという制度でしたので、そこはもともとベースとなるような制度があったということです。

 

 あと、コロナの関係ででも、出前、テイクアウトの事業とかでポイントを付与しているという事業はこれまでもありましたので、そういう意味でも、これが利益誘導ではないと思っています。大事なのは、やっぱりワクチン接種を社会全体で高めていくと、若い世代の方にワクチンをもっと接種していただくということが大事ですので、そのためのインセンティブとして、やっぱりこれは公費を投入してでもやるべきだという判断でやっています。ただ、それは公費を投入して一から自分たちで制度をつくる、システムをつくるのではなくて、楽天グループさんと既に連携して構築したシステムをうまく活用していただいて、連携しながらやっていくということで、そこはかなり行政主体でやるというよりも、合理的にやるシステムですから、そういう意味でも公費をうまく活用させていただいているということで、きちっと説明はできると思っています。

 

記者:

 これはお三方に一言ずついただきたいんですけれども、若い方の接種がなかなか進まない理由の1つで、先ほど三木谷会長も言及されておられましたが、まだ不安を感じているというか、前向きでないような声が若い人の中から聞こえると。情報発信ということをされていると思いますし、たくさん耳にする機会もあると思うんですが、実際の若い人に、受けようという、そこの一押しになるような発信の仕方であるとか、そこはちょっと全体として弱いのかなと。その辺りの原因の1つがあるのかなと考えております。

 

 今回の取組は、ヴィッセルの恐らく試合を若い人が接種を機会に見ることができるとか、今までないような形の取組が含まれていると思うんですけども、こうした場を利用して、例えばスポーツというベースの中を、ちょっと今までにない枠組みを使って発信するという、そういう意味合いがあるかと思うんですが、その情報発信の効果ということと、今回新しく取り組まれるような組合せというんですか、こういうことに対して期待されることですとか、発信の部分という意味ではどういうふうに感じられているのかというのをお三方にそれぞれ伺いたいと思うんですが、お願いします。

 

齋藤知事:

 まさに御指摘の点が今回のポイントでして、やはり行政だけでやる場合には、なかなか発信というのは十分でないというところがあります。そういう意味で、発信の強化という点でも、今回、楽天グループさんとの連携の事業でやっていくと。さらには、久元市長、神戸市さんともしっかりやっていくということで、三者連携でやっていくということが大事だと思っています。

 

 インセンティブという意味もありますけども、これは、実は既に、これまで、今日以前までに受けてられる方、これは予算が通ってからの事業になるんですけど、その以前に既に受けておられる方も、実はポイント付与の対象になりますので、この間の県立大学で議論したときに、やっぱりしっかり真面目に何かいろんなコロナを対応した人にも、しっかり行政としても、政治としても、メッセージを、目を向けてほしいという実は声もありました。そういう意味で、しっかり自分で判断して、ワクチン接種を社会全体のために、副反応のリスクがありつつ、その判断をした人に対して、行政、政治としてもポイント付与という形で一定のメッセージを発信させていただくということ自体も1つの判断でもあったので、そういう意味でやらせていただいたというところです。

 

久元市長:

 若い世代の皆さんにワクチンを接種していただくためには、やっぱりネットで相当デマに近いような情報が飛び交っていますから、いや、そうではないんですよという情報発信を、これは国もされていますけれども、国と自治体がしっかりやっていくと。神戸市もいろいろな形で、例えば看護大学の南学長に、ワクチンを打ったら妊娠ができにくくなるというのは、いかに荒唐無稽かということも丁寧に説明していただいていまして、そういうことをやるということは全力でやっておりますが、齋藤知事もおっしゃったところですけれども、民間事業者の皆さんと一緒にやる、特に楽天さんは、楽天ポイントを使われる方は、やはり若い世代の皆さんもたくさんいらっしゃるわけですから、今回さらにこういうようなツール、手法が加わったということは、若い世代の皆さんのワクチン接種に向けての新たな取組として意義があるというふうに考えています。

 

三木谷代表取締役会長兼社長:

 本当に、最終的には、今かなり高齢の方がワクチン接種をされて、重症化率というのは下がっているし、それから、新規感染者も減っている。ただ、これは緩むとすぐに増えていくということで考えていくと、特に社会的な行動が多い若者がどれぐらい接種するのかというのが最終的に脱却する上において一番重要なポイントなので、そのためのプロモーションをやっぱりやっていかなくてはいけない。それにかかるコストと、それから、経済メリットというのを考えると、明らかに経済メリットのほうが大きいということだと思うんですね。なので、アメリカでいえば、ドーナツがただで食べられるとか、州によっては、1人に何か宝くじみたいな形で当たるとか、いろんなことをやっております。そういうきっかけになればいいのかなというふうに思っているのとともに、おっしゃるとおり、非常に誤った情報が、特にネットを中心に飛び交っているということについては大きな問題だというふうに思っておりますので、楽天グループとしても、どうやってできるかなと考えていきたいと思います。

 ちなみに、我々が会社の中でも見ていて、いわゆるブレイクスルーというのがありましたね。ワクチンを接種したけど、やはり陽性になってしまった、この率というのは本当に、我々の社員だけでいえば、かなり低いんですよね。よって、やっぱりこのワクチンというのは本当に有効だというふうに思っていますので、ぜひ今日これを見ている若者の方々も積極的に、自分のこともありますけども、周りにいる御高齢の親戚の方、おじいちゃん、おばあちゃんも含めて、あるいは周りの社会の方々のことも考えて、自分の身を守るということとともに、社会を守るという意味においても、ぜひ接種していただきたいと思っています。

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