ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年5月 > 神戸市立王子動物園:中国ジャイアントパンダ保護研究センターの専門家(獣医師、飼育員)の来日
最終更新日:2022年5月26日
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記者資料提供(2022年5月26日)
現在26歳のジャイアントパンダ「タンタン」は、昨年春に心臓疾患が判明し、中国ジャイアントパンダ保護研究センターや大阪公立大学から技術的アドバイスをいただきながら、強心薬の投薬治療等を継続しています。
昨年末には、引き続き病状の推移を注視していくため返還期限を1年間延長(2022年12月末まで)することとし、今後とも日中双方で協力し、全力でタンタンの治療に取り組むこととなりました。
この度、中国側の獣医師と飼育員の専門家2名が来日し、タンタンの病状把握や健康管理に関するアドバイスをいただいています。
滞在期間 2022年5月11日(水曜)から8月初旬まで(約90日)(王子動物園には入国後の自宅等待機期間が終了した5月15日(日曜)から出勤)
専門家 中国ジャイアントパンダ保護研究センター
獣医師 成 彦曦(せい えんし)
飼育員 王 平峰(おう へいほう)
食欲や運動量が減るといった状況が続いているため、各種検査を実施するとともに、投薬治療などの必要な治療を継続しています。検査や治療はタンタンが自らトレーニング室に入るタイミングで実施しており、運動量が低下している現状では、そのタイミングも少なくなってきています。このような状況を考慮し、3月14日から観覧を中止し、タンタンの健康管理に努めています。
上記2名の専門家による病状把握と治療に関するアドバイスをいただくとともに、引き続き大阪公立大学の専門家による技術的アドバイスもいただきながら、治療を継続し、病状の改善に努めます。
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