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最終更新日:2022年6月30日
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記者資料提供(令和4年6月30日)
昨年夏、当園のジャガー「アトス」(オス)と「ネリア」(メス)との間に生まれた双子の仔のうち、「アステカ」(オス)が、日立市かみね動物園での繁殖を目指し、2022年7月6日に転出することになりましたので、お知らせします。
なお、「アステカ」は、7月4日に静岡市立日本平動物園から日立市かみね動物園に移動する予定の「小麦」(メス)と、性成熟後(オス2~3歳頃、メス1~2歳頃)に繁殖に取り組む予定です。
2022年7月6日(水曜)
中米から南米大陸中部の熱帯雨林、草原、沼地等に生息する。がっしりした体つきで、木登り及びネコ科動物としては珍しく泳ぎを得意とし、カピバラ、ワニなど様々な動物を、強力な肢と顎で捕食する。
多くの個体の体色は黄褐色に黒い斑紋があるが、全身が黒い黒変種もいる。野生の生息数は推定約6万頭で、密猟、駆除、生息地の開発が進み、絶滅の危機が高まっている(IUCNレッドリストによる分類は「準絶滅危惧(NT)」)。
※ 国内のジャガーの飼育状況(2021年12月31日現在):11園館21頭(オス12頭、メス9頭)
キリン「ひまわり」の輸送中の死亡事故を教訓として、輸送中の安全確保に努め、輸送方法や経路、動物の健康状態の確認方法等について、日立市かみね動物園と協議を重ねてきました。今回の輸送にあたり、温度管理ができる空調設備、「アステカ」を常時監視できるカメラを設置するとともに、飼育員と獣医師が同行し、一層の安全対策を講じていきます。
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