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パブリックアートによる観光誘客事業「KOBE Re:Public Art Project」 「Archive&Re:Public」(第一弾)について

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記者資料提供(2023年2月6日)
神戸市経済観光局観光企画課

 本市が主催する「KOBE Re:Public Art Project」(以下:本プロジェクト)は、2022年11月から12月にかけてアーティストが神戸各地に滞在し、散策を実施したリサーチ結果と作品の公開を、2023年2月22日(水曜)から「デザイン・クリエイティブセンター神戸(以下:KIITO)」など神戸市内各所で展開します。具体的な内容について、今後も順次発表を行います。

「パブリックアート」をつくらずとも、「パブリック」に「アート」はすでにある
本プロジェクトは、メインキュレーターに森山未來を迎え、これまでの枠組みに捉われない、新しい形のパブリックアートを創出する試みとして、2022年9月にスタートしました。

『神戸の多様な“風景”、“場所”、“建物”がアートとなりうる』という考えのもと、様々な分野で活動するアーティストが、独自の視点やアプローチで、新たな神戸の魅力(周遊観光資源)を発掘しました。

また、アーティストによるリサーチで見出された約100か所におよぶ新たな神戸の魅力を、音声コンテンツとして編集し、神戸の街に音声ARとして再配置します。期間中、神戸市内に設置する周遊拠点を起点に、専用アプリを使ってアーティストの視点で神戸の街を散策する、新しい周遊観光の試みとなります。

本プロジェクトの特設ページにて、順次公開していきます。
KOBE Re:Public Art Project特設ページ:
https://koberepublic-artproject.com/(外部リンク)


1. 期間中の概要について

1: リサーチ結果の公開
公開内容:参加アーティストへのインタビュー、リサーチを通じたレポート、神戸の街を散策する様子を記録した映像資料などを展示予定。

開催期間:2023年2月22日(水曜)~3月12日(日曜)(11時-20時)
     ※公開は終了しました。
開催場所:KIITO 展示ホールB(兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4)
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2: 作品展示
展示内容:大正15年に建てられ、神戸の発展を支えてきた港湾倉庫をはじめ、神戸市内の各所にて、本プロジェクトのリサーチテーマである「人新世」に基づいた内容を展示します。作品の詳細については、特設ページにて、順次公開していきます。

開催期間:2023年2月22日(水曜)~3月12日(日曜)
     平日:15時-20時 土曜日曜祝日:13時-20時 
     2月22日(水曜 )  ~ 24日(金曜):13時-20時
     ※公開は終了しました。
開催場所:KOBE Re:Public Art Project特設会場
    (神戸市中央区新港町10-4) 他 

※会場により時間が異なります。その他会場については特設ページにてご確認ください。
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パフォーマンス・公演
物理的な作品形式に固執しない、地域の風景、場所、建物等を活かしたパフォーマンスや公演を、期間中実施します。公演内容、日時などの情報につきましては、特設ページにて、順次公開していきます。

▶︎ TOUCH -ふれる-(パフォーマンス)

大正15年に建てられた巨大倉庫は、日本の貿易を支えてきた歴史的建造物ですが、取り壊しが決まっています。今回、“時”の記憶を孕む巨大な倉庫空間で、風をテーマとするダンスの上演を行います。
本プロジェクトのメインキュレーターである森山氏が、2022年2月に、三東瑠璃、大植真太郎と共同製作し出演した作品を、今回森山氏はプロデューサーに立ち位置を変えて、神戸在住の若手ダンサーも起用し、リ・クリエーションしています。

開催期間:2023年2月22日(水曜)~2月24日(金曜)(14時-20時)
     ※公演は終了しました。
開催場所:KOBE Re:Public Art Project特設会場
    (神戸市中央区新港町10-4)
振付・演出・出演:三東瑠璃、大植真太郎、nouseskou 
音楽:内田輝
アンサンブルダンサー:金愛珠、秋田乃梨子、川崎萌々子、楠田東輝、小松菜々子
衣装:YANTOR シューズ提供:アシックスウォーキング
制作協力:NPO法人DANCE BOX
※無料でご覧いただけます

▶︎ あなたが彼女にしてあげられることは何もない(演劇)

営業中のカフェの一席で、天地創造や地球の歴史を巡る物語をひとり言のようにつぶやきつづける女を、窓越しに観劇する喫茶店演劇です。都市の一部として気に留めていなかった情景や隣人、自分自身さえも、明日には誰かを脅かす存在になり得るかもしれない、という都市と現代社会か孕む危うさを縮図のように提示する作品です。
今回は、2015年初演のチェルフィッチュ『あなたが彼女にしてあげられることは何もない』を、神戸を代表するカルチャーである、元町や南京町の喫茶店を舞台に、俳優の片桐はいりとともにリ・クリエーションします。6

開催期間:2023年2月24日(金曜)、25日(土曜)、26日(日曜)
                      3月4日(土曜)、5日(日曜)
     ※公演はしました。
開催場所:神戸市中央区の喫茶店4カ所
作・演出:岡田利規 出演:片桐はいり
喫茶店監修:喫茶ポエム(山崎俊一)

※無料でご覧いただけます
 

2. 「KOBE Re:Public Art Project」

メインキュレーターに森山未來を迎え、これまでの枠組みに捉われない、新しい形のパブリックアートを創出する試みとして、2022年9月にスタートしました。

様々な分野で活動するアーティストが、神戸市内のアーティスト・イン・レジデンスに一定期間滞在し、テーマである『人新世』に基づいて散策(リサーチ)しながら、アーティストによる視点やアプローチから、地域に新しい価値を生み出し、新たな神戸の魅力(周遊観光資源)を発掘することを目的としています。

▶︎ リサーチ活動について
2022年11月から12月にかけて実施した、アーティスト・イン・レジデンスの仕組みを活用したリサーチ活動では、現代美術作家をはじめ、建築家、音楽家、写真家、ダンサー、料理人、演出家など、様々な分野で活動するアーティストが、神戸各地に滞在し、地元をよく知るコーディネーターとの散策や、地域の魅力や課題について対話などを行うことで、神戸にひそむ魅力的な資源(ヒト、モノ、コト、バショ)の数々に、アーティストの新たな視点を掛け合わせ、神戸市にとって大変貴重な機会となりました。

【お問い合わせ先】
<イベント・アーティストに関するお問い合わせ>
エイベックス・エンタテインメント株式会社
メールアドレス kobe-pa@avex.co.jp

<本事業に関するお問い合わせ>  
神戸市経済観光局観光企画課
メールアドレス kobekankou_event@office.city.kobe.lg.jp