ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2021年8月 > 新規感染者の急増に伴う、市民病院での通常医療の制限によるコロナ受入病床の拡大について
最終更新日:2021年8月19日
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記者資料提供(令和3年8月19日)
本市の新規感染者数は、8月11日に第4波以降初めて200人を超え(8月11日:221人)、さらに同月18日には過去最高となる367人の新規患者が発生するなど、これまでにないペースで感染が急拡大しています。
このため、現在の病床使用率は9割を超えており(8月19日時点:90.1%(254床/282床))、ステージ4(病床使用率50%以上)の基準を大きく超え、入院調整が難しい状況となっています。
新型コロナウイルス感染症患者の減少を受け、市民病院においては6月22日から順次、コロナ受入病床の一部を一般病床に戻し、通常医療における入院・手術等の制限を一部解除していましたが、第5波の感染急拡大に対応するため、再度、通常医療の制限によるコロナ受入病床の拡大を行います。
また、その他市内医療機関からも申し出を頂き、コロナ受入病床を拡大することとしました。
西市民病院(全病床数358床)
・感染症患者の受入病床:(現在)20床→43床
・通常医療(入院・手術等)の制限:(現在)2割程度→4割程度
西神戸医療センター(全病床数475床)
・感染症患者の受入病床:(現在)36床→45床
・通常医療(入院・手術等)の制限:(現在)2割程度→4割程度
※9月1日より順次拡大
(参考)中央市民病院(全病床数768床)
・感染症患者の受入病床:(現在)46床(※)→変更なし
・通常医療(入院・手術等)の制限:(現在)2割程度→3割程度
※臨時病棟36床、感染症病棟10床
神戸市第二次救急病院協議会に緊急臨時総会を開催していただき、会員の各医療機関に第5波対策についての要請を行った結果、7床増床となっています。
8月19日 | 追加病床 | 追加後 | |
市民病院機構 | 102 | 32 | 134 |
中央市民病院 | 46 | 0 | 46 |
西市民病院 | 20 | 23 | 43 |
西神戸医療センター | 36 | 9 | 45 |
その他の医療機関(20病院) | 180 | 7 | 187 |
合計(23病院) | 282 | 39 | 321 |
<新型コロナワクチン接種>
ワクチン接種が進んでいる高齢者ではワクチンの効果により、70歳以上の新規感染者の割合はこれまでは約20%であったが、7月以降は約3%に激減している。
一方、20歳・30歳代の感染者数や40歳・50歳代での重症化割合が増大している。
今後、感染者数が更に増加していけば、若い世代においても重症者数が増加することとなる。
そのためにはワクチン接種により、発症予防・重症化予防を一層進める必要がある。
市民の皆様には、ワクチンの効果を踏まえて接種するかどうか判断をいただき、早めに接種を受けていただくことをお願いいたします。
本市の新規感染者数はこれまでにないペースで急増しており、医療のひっ迫を防ぐためには、引き続き、市民一人ひとりの自覚、感染防止対策の徹底が必要です。
○不要不急の外出・移動を控え、特に混雑している時間や場所を避けること。
○路上や公園等での飲酒は感染リスクが高いため、決してそのような行動はしないこと。
○特に、市民への最重点感染防止対策として、「マスク」と「距離」を強く要請。
・マスクを外して会話をしない。
・食事などで会話をするときは、
1メートル以上距離をとる。
斜めに座る。横に並ぶ場合は、一つ席を空ける。
大声を出さない。
○また、手洗、消毒、換気などの徹底した感染対策を強くお願いします。
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