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最終更新日:2022年11月18日

KOBE“にさんがろく”PROJECT トークイベント 「KOBE×SETOUCHI EXCHANGE TALK 地域を超えて夢みる、一次産業の未来」 を開催します!

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記者資料提供(2022年11月9日)
神戸市では、海と山に囲まれた立地から豊かな農水産物が生産されています。また、世界に開かれた港町として多様な食文化が醸成されており、食で賑わい、食で人々が集う都市戦略として「食都神戸」を推進しています。
その一環として、学生とクリエイターがチームを結成し、神戸の食や農漁業の魅力を様々な角度から発見し発信する「KOBE“にさんがろく”PROJECT」を行っています。
このたび、新たな試みとして、瀬戸内で食にまつわる活動に取り組むプレーヤーを招へいしたトークイベント「KOBE×SETOUCHI EXCHANGE TALK 地域を超えて夢みる、一次産業の未来」を実施します。

1.概要

(1)目的

西日本の交易の中心を担ってきた瀬戸内地域には独自の文化があり、食やアートに関する活動が着実に生まれています。
瀬戸内で活躍する生産者やクリエイターを招へいし、食に関する活動のアイデアやノウハウを共有する地域間ネットワークの形成を図ります。また、「KOBE“にさんがろく”PROJECT」に参加している学生との人的交流を図り、活動の新たなアイデアへと繋げることを目的としています。

(2)共通テーマ

 ・瀬戸内各地域の事例や課題について学ぶ

どのように課題を打開してきたのか、神戸でも活かせること、地域間連携の可能性について考える
・未来の食や一次産業について新たなアイデアを見出す

(3)開催について

日時:

vol.1 令和4年12月6日(火曜)18時30分から20時30分
vol.2 令和5年1月11日(水曜)18時30分から20時30分
視聴方法:オンライン開催(YouTube)
会場である旧グッゲンハイム邸のチャンネルにて配信します。時間になりましたら配信を開始します。
Guggenheim House(外部リンク)
参加費:無料
参加申込:より広くご参加いただけるよう、視聴方法を事前申込制ではなく一般公開に変更いたしました。

2.各回の内容

(1)vol.1「食で地域をつなぎ、その魅力を地域外に広げていくこと」

日時:令和4年12月6日(火曜)18時30分から20時30分

ゲスト:二宮敏(株式会社NINO 代表/愛媛) 太田祐也(瀬戸内醸造所 代表/広島)
内容:地域で生産されるものを活用した事業、新たなつながりを生み出す場を運営されているお二人をゲストに迎えます。瀬戸内にしかない自然、風土、文化、人々の営みを紡いだ瀬戸内テロワールを体現するワインをつくる「瀬戸内醸造所」。地域内の食にまつわるコミュニティを生み出しながら、瀬戸内の食の魅力を発信する新たなスーパーマーケット「THE CENTRAL MARKET」。共通点は、地域の魅力を活かし地域内での新たなつながりを生み出しながら、世界と繋がっていく視点があること。地産地消からさらに1段階踏み込んだ取組を実践しているお二人にお話を伺います。

(2)vol.2「産地と消費者をつなぐ、新しい仕組みの構築」

日時:令和5年1月11日(水曜)18時30分から20時30分

ゲスト:大谷幸司(FROM FARM 代表/和歌山) 原島春花(茶寮千代乃園/福岡)
内容:産地を舞台に地域外の人々と産地を結びつける場や仕組みを運営されているお二人をゲストに迎えます。有田みかんの産地で援農の仕組みを生み出し、関係人口を増やし続けている「FROM FARM」。八女茶の産地でお茶を生産しながら、お茶を暮らしの中に取り入れるための発信をしている「茶寮千代乃園」。共通点は、産地が抱える課題解決のために、さまざまな人と協業しながらプロジェクトを運営していること。産地と消費者をつなぎ、関係人口を増やす取組をされているお二人にお話を伺います。

3.ゲストプロフィール

二宮敏(株式会社NINO 代表/愛媛)ninomiyasan3
愛媛県西予市宇和町出身。2013年愛媛県松山市にてデザインスタジオ 株式会社NINOを設立。企業や地域のブランディング、伝統工芸やアートフェスティバル、まちづくりまで、空間、グラフィック、WEBなど、ジャンルを超えたコミュニケーションデザインで、潜在的な魅力を可視化する活動を行っている。リアルなコミュニケーションを紡ぐ場として、東京・大手町のTOKYO TORCH 常盤橋タワー3Fのコミュニケーションスペースや、松山三越B1F THE CENTRAL MARKET のプロデュースと運営を担い、あたらしいデザインやコミュニケーションのあり方に挑戦中。
株式会社NINO HP(外部リンク)



太田祐也(瀬戸内醸造所 代表/広島)otasan4
広島県三原市出身。小さい頃から瀬戸内のしまなみを見て育つ。明治大学法学部卒業後、地方創生を業とする株式会社フォーシーを25歳の時に立ち上げ、各地の地域ブランドの立ち上げ育成、小規模事業者支援を行う。2019年より、瀬戸内醸造所株式会社を立ち上げ、SETOUCHIを旅するワイン、SETOUCHIを旅するワイナリーをコンセプトに、瀬戸内地域の篤農家の方々とともにワインづくりを通した六次産業化に取り組む。
瀬戸内醸造所 HP(外部リンク)



大谷幸司(FROM FARM 代表/和歌山)otanisan3
和歌山県海南市下津町出身。20代後半に実家の農業を継ぐべくUターン。数年間、家業であった農業に従事した後、和歌山の農産物をテーマにした加工品食ブランドFROM FARMを立ち上げる。また地域の農家さんたちと協力しながら、この土地の基幹産業である、果樹農業の繁忙期の人手不足を解消するため、またこの土地の素晴らしさを全国の若者に知ってもらう為、「みかん援農」プロジェクトを主催、現地でカフェKAMOGOを運営する。
FROM FARM HP(外部リンク)




原島春花(茶寮千代乃園/福岡)harashimasan2
福岡県八女市出身。お茶の千代乃園は福岡県のお茶どころ八女市の山間部で4代に渡り八女茶を生産する茶農家。煎茶・紅茶を有機栽培で生産し、加工、販売、提供を一貫して行う。実店舗「茶寮千代乃園」はお茶の入り口を作る場所として3年前にオープン。幸せなお茶作りを目標に山の食文化やお茶の楽しさを伝える活動も行う。
茶寮千代乃園 HP(外部リンク)

4.本件に関する問い合わせ先(取材申込含む)

KOBEにさんがろくPROJECT 事務局(一般社団法人 DOR)
電話番号:078-600-9496
メール:info*dor.or.jp(メール送信時に、*を@に置き換えてください)

参考1 食都神戸とは

都市地域と農漁業地域が近接した神戸独自の魅力をもっと味わってもらうべく、神戸市では2015年より「食都神戸」構想を推進しています。その一環として、神戸産農水産物に触れるなど、生産者と交流できる機会を増やし、地産地消の行動を促進することを目指しています。
食都神戸 HP(外部リンク)

参考2 「KOBE“にさんがろく”PROJECT」とは

学生と農漁業者等をつなぎ、神戸の農漁業の新たな「モノづくり」と「ネットワークづくり」に取り組む事業です。
現在は、様々な分野で活動する神戸のクリエイターと学生チームが協働したラボラトリー(研究室)が、農家や漁師などの生産者、料理人、食品メーカーなどとコラボレーションし活動を行う「ノーギョ・ギョギョ・ギョギョーラボラトリーズ」として展開しており、今年度は28人の学生が活動中です。
ノーギョ・ギョギョ・ギョギョーラボラトリーズ HP(外部リンク)

お問い合わせ先

経済観光局農水産課