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最終更新日:2020年9月18日

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文教こども委員会行政調査報告(平成28年)

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1.日程

平成28年8月29日(月曜日)~8月31日(水曜日)

2.調査項目

  • (1)おとまち~音楽の街づくりプロジェクト~について(株式会社ヤマハミュージックジャパン)
  • (2)港区立芝浦アイランド児童高齢者交流プラザについて(東京都港区)
  • (3)ふじさんっこ応援プランに基づく少子化対策について(静岡県)
  • (4)あいちスポーツコミッションについて(愛知県)
  • (5)教職員の多忙化対策について(愛知県)
  • (6)名古屋市科学館について(愛知県名古屋市)

3.委員長所見

(1)おとまち~音楽の街づくりプロジェクト~について(株式会社ヤマハミュージックジャパン)

株式会社ヤマハミュージックジャパン視察の写真株式会社ヤマハミュージックジャパンでは,音楽がもっている人と人をつなげる力を使って,コミュニティ内の連携強化や地域課題の解決に繋げようと「おとまち」事業を行なっている。
自治体や企業などのクライアントと一緒にプランニングしてプログラム開発し,メンバー育成やプログラム改善を図りながら,主体を市民側へ移し自立させていく事業である。
これまで,「駅」発の地域コミュニティの創成を目的とした女性だけのビックバンド「MITOレディースビッグバンド」の結成・運営,街全体を使った新たな参加型音楽祭「渋谷ズンチャカ!」の企画・運営などに関わり,地域活性化に貢献している。
神戸市も「神戸の未来の都心の姿[将来ビジョン]」で「音の風景を楽しむ」景観作りを目指しており,また「神戸国際フルート音楽祭」の市民還元が課題となっている中で,市民に気軽に音楽やイベントに参加してもらおうとする「おとまち」の取り組みは参考になるところが多い。

(2)港区立芝浦アイランド児童高齢者交流プラザについて(東京都港区)

港区立芝浦アイランド児童高齢者交流プラザ視察の写真平成19年に開設された芝浦アイランド児童高齢者交流プラザ(愛称:あいぷら)は,高齢者・保護者・子どもたちが世代を超えて共に過ごせることを願って作られた複合施設で,1・2階が認定こども園,3・4階が芝浦アイランド児童高齢者交流プラザになっている。
施設内には,キッズルーム,学童クラブ,体育室,ミニホール,憩いの部屋,集いの部屋などがあり,日中は乳幼児・子育て支援プログラムや文化教室,介護予防プログラムなどが,夕方は学童クラブや中高生向けのスポーツプログラムなどが行われている。
また,児童と高齢者が共に楽しむことの出来る世代間交流プログラムも定期的に行われ,日常的に世代間交流が生まれている。
芝浦アイランド地区は再開発により人口が急増し,限られたスペースの中で子育て環境の充実と地域交流拠点の整備が必要であったため,このような施設ができたが,あらゆる世代向けの施設が1つの建物の中に整備されているのは珍しい。
世代間交流の意義や必要性などが叫ばれている今日において,今後の施設整備の参考になると感じた。

(3)ふじさんっこ応援プランに基づく少子化対策について(静岡県)

静岡県視察の写真静岡県では,「2人から3人の子どもを持ちたい」という県民の希望をかなえることを目指して「子育ては尊い仕事」を基本理念に,子どもと子育てを大切にする社会の実現ときめ細かで子どもの目線に立った子育て環境を実現するため,「ふじさんっこ応援プラン」を策定して施策を展開している。
具体的には,団体・企業・個人が自主的に子ども子育ての応援活動をする「ふじさんっこ応援隊」の普及促進,子どもと子育てを大切にする社会の気運を醸成する「あいのうたコンテスト」の実施のほか,出会い・結婚サポート事業,イクボス養成プロジェクト推進事業,さんきゅうパパ応援事業などを行なっている。
それらの中でも特筆すべきは,「ふじのくに少子化突破戦略の羅針盤」で,合計特殊出生率「2」の達成に向けた施策展開の基礎分析として,県下の市町別に出生率が高いまたは低い要因,地域特性などを分析して結果を見える化し,少子化対策を検討する基礎資料を提供している。
地域に応じた施策を検討するにあたり,地域ごとにさまざまな要因や状況を分析して見える化することは有効な手法のひとつといえるのではないか。

(4)あいちスポーツコミッションについて(愛知県)

愛知県視察の様子愛知県では,教育委員会の保健体育スポーツ課の他に,知事部局のまちおこしを担当する振興部にスポーツ振興課を設置し,スポーツ大会を活かした地域振興を行なっている。
それに加えて,平成27年4月に県・県内市町村,スポーツ関連団体,経済・観光団体,マスメディア,大学,企業・NPO等で構成する「あいちスポーツコミッション」(会員数:平成28年8月31日現在142団体)を設立し,大会誘致・合宿誘致活動,大会育成活動,地域活性化促進活動などを行なっている。その重点的な取り組みの一つとして2026年のアジア競技大会の誘致がある。
また,愛知県が開催・支援するスポーツ大会の一つ「名古屋ウィメンズマラソン」では,もともと女子マラソンだけだったものを,シティマラソン,ホイールチェアマラソンもあわせて「マラソンフェスティバル」として開催し,愛知の花のPRや,エイドで愛知の特産品を提供するなど,地域振興に取り組んでいる。
県からの一方的な情報提供だけでなく,会員団体相互の交流が生まれるしかけの検討などが課題とのことである。
スポーツ大会を地域振興・地域活性化に繋げるためには,いかに各種団体等と連携するかが課題であり,各地の地域スポーツコミッションの動きにも着目していきたい。

(5)教職員の多忙化対策について(愛知県)

愛知県視察の写真愛知県では、有識者、市町村教育委員会関係者等による「教員の多忙化解消プロジェクトチーム」を設置して、「在校時間の実態把握のあり方」、教員しかできないことは何か、地域などに任せることができないかといった「学校マネジメントのあり方」、科学的根拠に基づいた指導など「部活動指導のあり方」に論点を絞って議論しており、平成28年11月下旬に提言を取りまとめる。
その他、事務のあり方や研修のあり方などは、このプロジェクトチームとは別に、県教育委員会事務局で検討を行い、プロジェクトチームによる提言を踏まえた施策とあわせて「教員の多忙化解消プラン(仮称)」を策定する。プランは県民との約束なので指標を盛り込むことも検討したいとのことであった。
神戸市においても教職員の多忙化解消は喫緊の課題であり、対策を講じていくにあたりテーマを絞った議論やプランの作成など愛知県の進め方は有効な方法のひとつといえよう。

(6)名古屋市科学館について(愛知県名古屋市)

名古屋市科学館視察の写真名古屋市科学館は、昭和37年に建設された「天文館」をはじめ、「理工館」「生命館」からなる総合科学館として、近代科学に関する知識の普及啓発のための展示、教育普及の諸活動を行ってきたが、老朽化したため約161億円かけて天文館・理工館を改築し、世界最大のプラネタリウムと「竜巻ラボ」「極寒ラボ」など4つの大型展示を備えた新たな施設として平成23年3月にリニューアルオープンした。
プラネタリウムは球体を強調したランドマーク的なデザインとし、プログラムは学芸員による手作りで、学芸員が観客に語りかけながら進行する「生解説」を実施している。
また、最新の技術や話題をテーマにした特別展や企画展を催したり、名古屋大学、中京大学、JICAなどと連携して講座や講演を実施するなどにより、リニューアルオープン以来毎年約140万人の来館者数を誇っている。
バンドー神戸青少年科学館もプラネタリウムや展示室のリニューアルを行うなどしているが、年間来場者数は約37万人にとどまっている。
プログラムや解説を工夫したりバリエーションに富んだイベントを実施するなど、名古屋市科学館の取り組みを参考に検討できるところは多くあると感じた。

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