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神戸発「災害時の避難所トイレ早期復旧の枠組み」の構築

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記者資料提供(2023年1月16日)
建設局下水道部管路課

1.神戸市の災害時トイレ

神戸市地域防災計画では、避難所の災害時トイレは、施設の安全が確保されている場合、施設内トイレ(上下水道の復旧状況により凝固剤等を併用)の利用を基本とし、状況に応じて仮設トイレ(凝固剤型・公共下水道接続型マンホールトイレ)を補完的に併用することにしています。
今回構築する枠組みは、避難者が安全で普段と変わらない水洗トイレを使用できるように災害時に避難所となる市立学校施設を対象として施設内トイレが接続する排水設備の早期復旧を目的とするものです。

2.枠組みの概要

公共下水道管理者(神戸市)が指定工事店組合(神戸市管工事災害対策協力)、避難所施設管理者(教育委員会)、管材メーカーの各者と締結する協力協定を関連付けて枠組みを構築します。このような枠組みは全国で初めてとなります。

<締結協定>
以下の協定を令和5年1月17日付で締結します。
①大規模災害時における排水設備の応急復旧等に関する協定
相手方:神戸市管工事災害対策協力会
②大規模災害時における下水道管路資材(排水設備他)の供給等に関する協定
相手方:前澤化成工業株式会社関西支店
③大規模災害時における避難所の排水設備等応急復旧に関する協定
庁内間:建設局と教育委員会

枠組み概要図

3.災害時における排水設備の相談窓口

トイレや私設排水管などの排水設備は災害時も建物の持主などが修理するものです。
以下の窓口で修理の受付等をします。

・神戸市管工事災害対策協力会(宅内の排水管の応急復旧対応)
TEL:078-575-0961
・水道修繕受付センター(平時から開設の水まわり相談窓口)
TEL:0120-976-194

排水設備境界図