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阪神高速7号北神戸線の料金割引社会実験を実施します

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記者資料提供(2023年4月13日)
(協議会事務局)神戸市建設局道路計画課
北区と中央区を結ぶ主要な幹線道路である有馬街道(県道神戸三田線)は、周辺の道路ネットワークが乏しく、代替路がないことから平日の朝ピーク時間帯には慢性的な渋滞が発生しています。
これまでネットワーク整備や道路改良など様々なハード対策を行っており、渋滞緩和に一定の効果が見られていますが、さらなる渋滞緩和を図るため、本社会実験を実施いたします。
本社会実験では、並行する阪神高速7号北神戸線の料金を割引くことにより、有馬街道の自動車交通を阪神高速へ転換させ、有馬街道の渋滞を緩和することを目指しています。

1.社会実験の概要

(1)実施期間:2023年4月17日~2024年3月末
(2)対象時間:平日の午前6時~10時
(3)対象車種:普通車と軽自動車・自動二輪車(ETC無線車に限る)
 (上記利用時間に対象ランプの入口を通過する車両)
(4)割引料金と対象ランプ
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※都心4ランプ:国道2号、二宮、神若、新神戸駅
※都心4ランプの料金については、国道2号ランプの料金を記載
※新神戸トンネルと3号神戸線とを引き続いて通行する場合は、割引の適用はありません
※障がい者割引との重複適用はありません(障がい者割引が優先されます)

2.社会実験で目指す効果

有馬街道の渋滞緩和(谷上駅前、皆森交差点等)
・道路利用者の利便性向上(所要時間の短縮)

3.協議会について

本社会実験の実施にあたっては、関係機関による協議会を組織し、有馬街道周辺の渋滞状況などの周辺環境を分析するとともに、内容を検討してきました。今後、構成メンバーが協力して社会実験を実施するとともに効果の検証を行っていきます。
(1)協議会名:神戸三田線等の交通環境改善のための阪神高速北神戸線料金割引社会実験協議会

(2)構成メンバー: 国土交通省近畿地方整備局、国土交通省近畿地方整備局兵庫国道事務所、神戸市建設局(協議会事務局)、阪神高速道路株式会社
(3)協議会の役割:社会実験の内容検討や効果検証の実施

(参考1)社会実験の必要性

社会実験は新たな施策を本格的に導入する前に、場所や期間を限定して試行する取り組みです。社会実験の実施により、新たな施策の課題や効果などを、本格導入する前に把握することができます。
今回は、阪神高速北神戸線の料金割引により、有馬街道からどの程度交通が転換するか、またその結果、有馬街道の渋滞がどの程度緩和するか、その他周辺の交通にどのような影響が発生するか、などを検証していきます。

(参考2)社会実験の概要

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(参考3)詳細な割引料金

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