ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年5月 > ニューヨークで開催された「模擬国連世界大会」に学生を派遣 神戸市外大の学生が最優秀賞を獲得
最終更新日:2022年5月9日
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記者資料提供(2022年5月9日)
神戸市外国語大学(以下本学)では、世界最大の模擬国連世界大会(National Model United Nations Conference)に2008年から継続して学生を派遣しています。
2022年は14人が、4月3日~7日に開催されたニューヨーク大会に参加し、数多くの賞を受賞しました。
【参加した学生】 【大使の交渉の様子】
世界各地で行われている模擬国連活動の中で、最大規模の大会です。春にニューヨークで5,000人規模の大会を、秋には世界各地の大学をホスト校として開催しており、国連の全面的な支援を受けています。
今回のニューヨーク大会には、世界中から3,000人以上の学生と、合計114の大学や高等教育機関・組織が参加しました。そのなかにはウクライナのリヴィウにあるウクライナカトリック大学もあり、ウクライナの現状について発表がありました。
本学からは、9人の学生がドイツの学生と連携し、パキスタンの大使として21の国際会議に参加しました。このほか、3人の学生がそれぞれ国連総会・国際原子力機関・国連児童基金の議長を、国連社会開発委員会では1人の学生が理事補佐を務めるなど、模擬国連世界大会の運営にも携わりました。
今大会で、本学の学生は、大使団として、参加者の上位5%のみに与えられる「Outstanding Delegation Award(最優秀大使団賞)」を受賞しました。さらに、3つの議場(国連平和構築委員会、国連教育科学文化機関、国連児童基金)で、極めて優秀な提案文書に送られる「Position Paper Award(政策提案文書優秀賞)」を受賞しました。
本学は2016年11月に日本で初めての世界大会を神戸で開催しました。2022年11月にも再び本学がホスト校となり、6年ぶりとなる世界大会を神戸で開催する予定です。
【参考:模擬国連とは】
模擬国連とは、実際の国連での会議と同様に、参加者が各国代表団としての役割を担い、会議での議論を通じて国際問題への理解を深めるとともに、交渉力や議論の能力、語学力を含む総合的な国際コミュニケーション能力を高めることを目的とした教育活動です。
参加する会議や設定するテーマについて、他国と議論や交渉を経て、国連決議という合意に向かって全体がまとまっていくプロセスは国連さながらのドラマチックな展開です。
本学では、英語力や会議でのコミュニケーション能力、リサーチ力を磨くため、模擬国連の授業を開講し、毎年模擬国連世界大会へ学生を派遣するなど、模擬国連の活動に注力しています。
【スピーチの様子】 【会議場の様子】
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