ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年8月 > 第11回 全国大学生マーケティング・コンテストの開催と参加チーム募集 『 全国の学生に、世界に通用する ビジネス・ 英語コミュニケーション能力 を 』
最終更新日:2022年8月1日
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記者資料提供(2022年8月1日)
MCJ <https://www.mcjapan.org/> は、神戸市外国語大学の学生と教職員から成る運営委員会が企画・実施する大会です。2011年の創設以来、今回で11回目の開催となります。毎年スポンサー企業から提供される発表テーマについて、具体的なマーケティング・プランを作成し、英語によるプレゼンテーションによって競い合います。
この大会を通して、参加学生の分析力、思考力、創造力、企画力、発信力、英語プレゼン力の向上を図るとともに、ビジネス課題解決に実践的に取り組むことによって、地域経済社会への貢献を目指します。
株式会社能作(のうさく)は、大正5(1916)年創業の富山県高岡市の鋳物(いもの)メーカーです。
創業当時は主に仏具、茶道具、花器などを製造していましたが、現在は高い技術に裏打ちされた独自デザインの
食器やインテリア用品を中心に、首都圏や関西圏に直営店舗を設けるなど、広く展開しています。
能作は、4代目社長能作克治氏の下でビジネスモデルを変革し、売上10倍、社員15倍、工場見学者300倍を達成した町工場として一躍有名に、伝統工芸業界を代表する一企業となりました。
伝統的工芸品の良さを残しつつ、デザイン性の高い食器やインテリア用品が若い女性にも人気を博す一方、高岡市(人口17万人)の本社工場の見学者は年間13万人を超え、結婚10周年を祝う錫婚式や伝統的工芸品づくりを体験できる宿泊プランのプロデュース、錫製の医療機器の開発・製造など、伝統産業や錫製品を軸とした多角化も図っています。
このように国内市場で挑戦し続け、大躍進してきた能作が、次のフロンティアとして目指すのが台湾・中国市場です。2020年、台湾LOTAグループとの共同出資によって能作の子会社「能作貴稀金屬股份有限公司」を設立、2022年には、台北にブランドコンセプトストア「能作台灣品牌概念店」をオープンしました。同社の調査によって、海外市場のなかでも中華圏は他国に比べ能作の錫製品との親和性が高いことがわかってきたものの、本格的なマーケティング展開はこれからです。
能作のマーケティング・プランを作成・発表する学生チームを募集します。発表はすべて英語で行い、プラン内容の実効性やプレゼンテーションの完成度を競います。若者らしい自由で大胆な発想で、能作の錫製品の認知度と販売を、台湾・中国市場で拡大するプランの作成に是非挑戦してください。世界に通用する能力の向上を目指す、意欲的な学生チームの参加をお待ちしています。
大会概要
(参考)過去大会の実績
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