ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2021年8月 > 神戸医療産業都市推進機構が細胞・遺伝子治療開発を加速すべく新たな細胞受託製造設備の整備を開始します
最終更新日:2021年8月30日
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記者資料提供(令和3年8月30日)
公益財団法⼈神⼾医療産業都市推進機構は、細胞・遺伝⼦治療開発を⾏う企業から、細胞の受託製造を⾏う製造設備「神⼾細胞製造イノベーションセンター(仮称)」を神⼾医療産業都市内の神⼾医療イノベーションセンター(KCMI)の 5 階に整備することをお知らせします。フロア⾯積は約 1,300 ㎡となり、神⼾医療産業都市最⼤の細胞製造施設となります。
この施設では、受託製造に対応可能な複数の細胞加⼯・培養室と、細胞品質検査室を併設する計画です。
(1) 施設名:神⼾細胞製造イノベーションセンター(仮称)
(2) 整備期間:令和 3 年 8 ⽉〜令和 4 年 1 ⽉
(3) 竣⼯予定:令和 4 年 2 ⽉
(4) 場所:神⼾医療イノベーションセンター(KCMI) 5 階 〒650-0047 神⼾市中央区港島南町 6 丁⽬ 3 番 5 号
(公益財団法⼈神⼾医療産業都市推進機構 以下「FBRI」について)
FBRI は 2000 年3⽉の発⾜以降、神⼾医療産業都市の中核的⽀援機関として、産学官医の連携・融合を促進する総合調整機能を担うとともに、先端医療の実現に資する研究開発及び臨床応⽤の⽀援、次世代の医療システムの構築を通じて、⾰新的医療技術の創出と医療関連産業の集積形成に寄与することを基本的なミッションとしています。FBRI に関する詳細はホームページをご覧ください。https://www.fbri-kobe.org(外部リンク)
(細胞療法研究開発センターについて)
細胞療法研究開発センターは、細胞治療・再⽣医療の研究や治療⽤細胞の製造等の細胞療法にかかる医療シーズの開発⽀援、及び細胞製剤製造業を事業として確⽴させることをミッションとしています。当センターでは、神⼾ポートアイランド地区に集約した近隣の研究・医療インフラを活⽤しながら、有望な基礎シーズを臨床研究として開発を⼿掛け、基礎研究から薬事開発まで、細胞製剤を⽤いた薬事開発⽀援を幅広く実施しています。2020 年 11 ⽉からは、世界最先端レベルの遺伝⼦細胞治療製品であるノバルティス社「キムリア®点滴静注」の市販⽤製品のアジアで初の商⽤製造を当センターで開始しています。また、受託製造のほかに、細胞の安全性試験の⽅法や評価に関する研究・開発、次世代型⾃動培養システムの開発等にも取り組んでいます。
公益財団法⼈神⼾医療産業都市推進機構細胞療法研究開発センター
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