災害対策基本法により、市は防災訓練を実施することが義務付けられています。本訓練は地域団体と共催で実施し、自衛隊や兵庫県警察などの関係機関に参加いただきました。
市主催として初の夜間訓練
夜間帯に地震が発生した際は、道路上の瓦礫や割れ目が見えにくくなること、光源の確保がしにくい等の特有の課題があります。特に、要配慮者の避難や避難所開設等については困難が見込まれます。
このため、市主催として初めて、南海トラフ地震が夜間帯に発生したことを想定した防災訓練を実施しました。
訓練内容
- 災害時要援護者安否確認訓練
- 住民避難訓練
- 兵庫警察署・兵庫消防署による救出・救助訓練
- ドローンによる住民避難誘導訓練
- 避難所開設訓練
- 各種体験型訓練等(車いす操作体験、災害VR体験、自衛隊装備品展示、テント・段ボールベッド等組立体験、外部給電接続訓練)
- 自衛隊による炊き出し訓練
訓練を通して、住民の防災意識の向上や防災関係機関の連携強化を図りました。
訓練風景・動画

地震発生後、要援護者安否確認を実施するよう指示をしている様子。

兵庫警察署・兵庫消防署による救出・救助訓練の様子。

開会式の様子

災害VR体験の様子

自衛隊装備品展示の様子

車いす操作体験の様子

外部給電接続訓練の様子

自衛隊による炊き出し訓練の様子
神戸市・兵庫区総合防災訓練の様子は動画でもまとめておりますのでご覧ください。