集団接種会場におけるバイアル数と接種人数の不整合について

（１）内容

　６月６日（日曜）18時30分頃、接種終了後、バイアル数から算出される接種人数（84バイアル×６人＝504人分）と、実際の接種者数（509人）が整合しないことが判明いたしました。このため、５人分について適正なワクチンが接種されていない可能性があります。

 

（２）発生原因の調査状況

　以下の調査を実施しましたが、原因は特定できておりません。
　　・当日来場した予約者及び医療従事者等のリストと、当日接種された方の予診票を照合し、一致していることを確認しました。
　　・使用済みの空き瓶に残留したワクチンの濃度を全数調査し、適切な濃度であることを確認しました。

（３）今後の対応

　当日接種した509名の対象者のうち、1回目の接種の方については、３週間後の2回目接種の際に抗体検査を行い、体内に抗体が生成されているかどうかを確認します。抗体が確認できない場合は、さらに３週間後に再接種を行います。2回目の接種の方については、個別に連絡して抗体検査を行います。
　また、集団接種会場において、実施手順・マニュアルの再確認と実施の徹底を図ります。