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今年(2022年)の灘区コーラスフェスティバルを振り返って(2022年10月)

最終更新日:2024年1月10日

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 神戸大学混声合唱団アポロンは、発足から70年以上の伝統を持ち、約30名の団員が日々楽しみながら合唱に取り組んでいる。対外的な活動も盛んで、毎年演奏会や合宿などのイベントを多く実施してきたが、コロナによってそのほとんどが中止を余儀なくされてきた。しかし情勢の落ち着きと共に徐々に復活を遂げ、今年は「3年ぶり」という枕詞が付くイベントが多々あった。2022年9月25日(日曜)、灘区民ホールにおいて開催された第25回灘区コーラスフェスティバルも、その一つである。

 私が灘コーを終えて初めに感じたのは、「3年前と変わらないな」という感想だった。大学4回生の私は2019年(大学1回生の時)に出演したことがあったが、その下の後輩たちは対面での出演経験は無い。特に中高生たちは、経験のある先輩が1人もいない中での出演となったはずだ。そんな状況にも関わらず、コロナ前と同じように灘区内の合唱団が一堂に会し、変わらない歌声を披露することが出来た。昼時には会場横を流れる都賀川の河川敷で昼食をとり、歌の練習に励む姿が見られた。そして3年という年月を経ても、私たちのコーラスを聞きに足を運んで下さる区民の皆様がいらっしゃった。様々な場で変化が求められ、「変わらないこと」が何より難しいこのご時世で、伝統を確実に受け継ぎここまで以前と同じ姿を取り戻せたことは大きな功績と言えるだろう。改めて、運営に携わった全ての方々に心より御礼申し上げたい。

 また、灘区コーラスフェスティバルはもともと、阪神淡路大震災で被災した方々に「コーラスを通して元気を届けたい」という思いから始まった施策の一つである。それを踏まえると、今年の灘コーは、コロナ禍を耐え忍ぶ合唱団と区民の皆様への大きな励みとなったという点で、この理念が特に反映された演奏会だったと言えると思う。

 私たちアポロンも、今年の12月3日(土曜)に神戸文化ホール大ホールにおいて、第60回記念定期演奏会を開催する予定だ。(※注:開催は終了しました。)灘コーの理念を心に留め、大きな節目となるこの演奏会を、合唱の楽しさと素晴らしさを少しでも多くの人に届けられるものにしていきたい。

 そして、来年も同じ場で、灘区民の皆様にコーラスを披露できることを切に願うばかりである。

(神戸大学混声合唱団アポロン 部長 松田衣里加)

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