最終更新日:2021年10月26日
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今年5月から始まった新型コロナワクチン接種については、10月20日現在で、接種対象人口のうち、1回目接種を終えた方が81.2%、2回目接種を終えた方が74.2%になっています。現時点で接種を希望されている方の概ねが接種を終えられている状況です。
この状況を受け、神戸市の集団・大規模接種会場については、接種体制を順次縮小していくとの発表がありました。(個別接種医療機関での接種は継続します)
集団・大規模接種会場の接種体制を順次縮小します(記者資料提供)
まずはモデルナ社ワクチンを使用する集団接種会場とノエビアスタジアム神戸会場において、1回目接種の接種日が10月31日(日曜)までとなりました。2回目接種についても12月半ばにはこれらの会場での接種が終了しますので、接種を希望される方でまだ予約をされていない方はお急ぎいただくようお願いいたします。今後、1回目を接種した会場と同じ会場で2回目を接種することが難しいケースが発生します。
また、ファイザー社ワクチンを使用している集団接種会場についても、12月に会場数等を整理する予定になっています。10月中に1回目を接種していただくと、同じ会場、同じ時間帯で2回目の接種が可能になりますので、こちらについてもお急ぎいただければと思います。
神戸市健康局の調べによると、感染者の94.5%はワクチン接種未完了者、重症者の95.7%もワクチン接種未完了者だったそうです。ワクチンを2回接種してから2週間が経過した接種完了者は万一感染しても重症化しにくいことが確認されています。
新型コロナワクチンの効果・副反応
現在は新規感染者数も第5波ピーク時に比べると激減している状態で、この状態がこのまま続けば本当に嬉しいのですが、残念ながら必ずしもそうではなく、冬の寒い時期に第6波が来るのではという心配があります。
まだ接種をためらっていらっしゃる方におかれても、ご自身だけでなく大切な人を守るためにワクチン接種をご検討いただければありがたいです。