最終更新日:2021年11月4日
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今年も区内の5つの公立中学校の生徒さんを対象に、「青少年健全育成ポスターコンクール」を実施しました。灘地区青少年育成協議会では、区内の青少年が健やかに育つことを願って、1年間を通して様々な事業に取り組んでいますが、そのひとつが長年実施しているポスターコンクールです。
今回のテーマは「いじめをなくそう5つの輪 ①笑:みんなが笑顔になる学校 ②和:いじめのない平和な学校 ③輪:みんなで輪になりいじめの防止 ④分:笑顔を分かち合える学校、⑤話:コミュニケーションをとりいじめの防止」です。
今年は夏休み明けに作品を提出していただき、10月6日に区役所で最終の2次審査会を行いました。全部で497人に応募していただき、2次審査に残ったのが46人。その中から最優秀賞1人、優秀賞5人、優良賞16人を選びました。
私も審査員の一人として参加しましたが、どれも中学生らしい感性が溢れた力作揃いで、選ぶのに大変悩みました。昨年も感じたことですが、「いじめ」という暗いテーマなのに、子どもたちの絵はみな明るく、生き生きとした表情のものばかりです。いじめをなくすためには、明るく、仲良く、何でも話せて笑顔で過ごせる学校であることが大切なのだと子どもたちの絵が教えてくれます。私たち大人だけでなく子どもたちにもぜひ、そういう学校づくりに取り組んで欲しいと願います。
最優秀賞を受賞されたのは烏帽子中学校の野々村碧さんです。「5つの輪」を花びらに見立てた可愛いお花のデザインで、色使いがとてもきれいです。優秀賞は鷹匠中学校の中山舞さん、西田優香さん、長峰中学校の中村玲那さん、西谷綾香さん、上野中学校の今中優さんの5名が受賞されました。
最優秀賞 野々村碧さん(烏帽子中学校)
優良賞16人も含めた22人の入選作品を、10月28日(木曜)~11月11日(木曜)、灘区文化センター4階で展示しています。また12月16日(木曜)~12月26日(日曜)が鷹匠中学校、烏帽子中学校、原田中学校、12月27日(月曜)~1月5日(水曜)が長峰中学校、上野中学校からの入選作品をさんちか花時計ギャラリーで展示する予定です。みなさんにもぜひこの機会に子どもたちの絵をご覧いただけたらと思います。