最終更新日:2022年9月7日
ここから本文です。
JR灘駅南側駅前広場の再整備計画がこのたびまとまりました。コンセプトは「灘の森のテラス」。この場所は、ミュージアムロード(王子動物園~兵庫県立美術館)の中間地点にあたり、今回の再整備により、「県立美術館の前庭となる森のミュージアム」をコンセプトに、アートのある特徴的な駅前空間がつくり出そうとされており、「美術館のまち」のエントランスと、「地域のアウトドア・リビング」が木陰で重なり合うイメージ。灘のまちの新しい顔として、完成がとても楽しみです。
3月13日(日曜)、現地で「森のテラス」のイメージ模型やパース画像が展示され、地域の皆さんにお披露目されました。地域の皆さんも現地にたくさんお越しになり、神戸芸術工科大学の長濱伸貴教授をはじめこの設計事業の受託事業者の皆さんが丁寧に説明をされていました。現地では、ご当地に本社のある萩原珈琲さんから美味しい珈琲のご提供もあり、参加された皆さんは珈琲を飲みながらリラックスして、森のテラスについて意見や思いを口にされていらっしゃいました。
この再整備計画をまとめるにあたっては、一昨年12月に近隣住民の皆さんによるワークショップを開催し、さまざまなご意見をいただきました。その際の資料も現地に展示されていました。皆さんから出された意見等をイラストでわかりやすく可視化し、自分たちの思いを皆で共有して議論するというプロセスを経て、今回の再整備計画がとりまとめられた、と長濱教授からご説明いただきました。
パース、模型を拝見すると、アート作品が設置されて気軽にアートが楽しめたり、ベンチや日よけ屋根が設置されて地域の皆さんが憩いくつろげる空間になるようです。工事は令和4年度に着手される予定です。詳細は改めて、区HP等でお知らせいたします。