ホーム > 区役所 > 北区(北区役所) > 区の紹介 > 北区長日記 > 令和2年度の北区長日記

令和2年度の北区長日記

最終更新日:2023年2月14日

ここから本文です。

2021年3月

兵庫トヨタ自動車株式会社様による地域活動応援物資贈呈式に出席しました(令和3年3月29日)

 神戸市と包括連携協定を締結している兵庫トヨタ自動車株式会社様より地域行事に配布する記念品のタオルを16,000枚寄贈いただきました。誠にありがとうございます。

 これまでも兵庫トヨタ自動車株式会社様からは、山田町で実施したクリスマスイルミネーション点灯時のハイブリッド車からの電力供給や、山田小140周年記念のタイムカプセル埋設イベント時の水素自動車からの電力供給、山田小学校で開催されました子ども向けイベントでのグッズ等の提供など、様々な形で地域行事を応援していただいています。

 今年度は、新型コロナウイルス感染拡大により、北区内の各地域でも地域活動が満足に行えず、地域の中のつながりの維持が困難な状況でありました。

 そのような中、本日地域活動再開後の地域活動が活発になるようにとの願いも込めて、このような応援物資をいただきましたことは、地域の皆さんだけでなく、我々も大きな励みとなります。

 これからもタッグを組み、北区のますますの発展に向けて、より一層地域を盛り上げていけるよう取り組んでまいります。

目録贈呈贈呈式集合写真

茅葺きの空き家を視察しました(令和3年3月17日)

 北区には約700もの茅葺き民家が現存しており、わが国でも最大級と言われています。先日山田町にある空き家の茅葺き民家を視察しました。持ち主の方は市外在住ですが、ご近所の方がこまめに清掃等の手入れをされています。通常、住む人がいなければ家は朽ちていきますが、この民家は良好な状態で維持されており、茅葺き屋根などとてもきれいで驚きました。地域の方には北区の貴重な文化資源を守ってくださり、感謝でいっぱいです。

 茅葺き民家に入った途端に空気がガラッと変わり、懐かしいような、昔ながらのゆったりとした時間が流れていました。都会の喧騒を離れて、鳥のさえずりを聞きながら豊かに暮らす。このような生活をしたい人も多いのではないでしょうか。

 北区にはこうした茅葺き民家が眠っていますので、その活用方策や現代にマッチした住み方も提案しながら、コロナ禍で里山ぐらしが注目されている今、北区の魅力発信に取り組んでまいります。

茅葺1 茅葺2

茅葺3

第43回 山田川クリーン作戦が実施されました(令和3年3月14日)

 広陵町や小倉台といった住宅地の間を流れる支流を集め、大池から山田町を流れる川は、古くから地域のシンボルとして「山田川」の愛称で親しまれています。

 大池から衝原湖までの約13kmの山田川流域とその周辺の住宅地では、地域の皆様により毎年3月にクリーン作戦が行われており、今回で43回目を迎えました。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大により中止となりましたが、今年は感染予防策と3密回避を徹底のうえ、無事開催することができました。当日は天候にも恵まれ、ごみ拾いや草刈りに尽力されている姿を目の当たりにし、山田川の美しさはたくさんの人々に支えられていることを改めて実感しました。

 これからも美しい山田川を後世に残せるよう、地域と一体になって河川美化活動に努めていきたいと思います。

 クリーン作戦に参加いただいた皆様、本当にお疲れさまでした。

クリーン作戦の様子1クリーン作戦の様子2

民生委員・児童委員 委嘱状伝達式に出席しました(令和3年3月1日)

 民生委員・児童委員 委嘱状伝達式に出席し、北区で新たに就任する4名の民生委員・児童委員の方に、厚生労働大臣及び神戸市長からの委嘱状をお渡しさせていただきました。

 北区の民生委員・児童委員は約330人。地域における地域福祉の推進役として、担当地区を受け持つ各委員が、福祉に関する事柄について相談にのり、いろいろな福祉サービスの情報提供や必要な機関へつなぐほか、高齢者等の見守りなどの活動も、行政や社会福祉協議会と連携しながら行っていただいています。

 民生委員・児童委員は、地域の方々と行政との橋渡し役であり、我々行政の立場からも、大変ありがたい存在です。ご健康に留意され、活動されることを、切に願っております。

 なお、区民の方で、担当の民生委員についてお知りになりたい場合は、北区健康福祉課管理係(北神地区は北神区役所保健福祉課管理係)へお問い合わせください。

民生員委嘱式1民生員委嘱式2

2020年11月

赤い羽根共同募金『募金百貨店プロジェクト』覚書調印式に出席しました(令和2年11月27日)

 北区共同募金委員会が赤い羽根共同募金運動の1つとして取り組む「募金百貨店プロジェクト」の覚書調印式に出席しました。

 「募金百貨店プロジェクト」は、企業が地域のためになる寄付金付き商品やサービスを企画・販売し、その収益の一部を寄付するというものです。

 このたび、北区にてバームクーヘン専門店を営む丸福バームがこのプロジェクトに参加され、代表の上西さんと覚書に調印しました。

 丸福バームは、コロナ禍の中、「子育てに疲れた気持ちを癒したい」との想いでひとり親世帯の方にバームクーヘンを提供されており、地域貢献活動に積極的に取り組まれています。

 今回寄せられる募金は、北区共同募金委員会を通じて、障害者施設などで作られたお米・野菜・お菓子を購入し、区内の子ども食堂などの子どもの居場所にお届けします。その際に、交流を通じたつながりづくりも行われます。みなさまのご協力をよろしくお願いします。

 共同募金運動は戦後まもなく始まり、今年で74年が経ち、時代の変遷と共に様々な地域活動を支援してきましたが、このコロナ禍においても新しい寄付のかたちである「募金百貨店プロジェクト」によって共同募金運動への理解・関心が広がり、福祉のまちづくりが進んでいくことを期待しています。

調印式の様子1調印式の様子2

星和台鳴子地区防災(避難所開設)訓練に参加しました(令和2年11月1日)

 星和台連合自治会と星和台鳴子防災福祉コミュニティとの共同開催の防災(避難所開設)訓練に参加しました。

 当日は、災害対策本部となる星和台ファミリーホールに集合し、タブレットから各役員の携帯端末への参集メールの送受信確認、参集後の役割分担の確認、災害対策本部の設営、防災資器材の点検などを行いました。その後、避難所となる星和台小学校に移動し、校門から講堂までの経路の開錠作業、備品類の確認、受付や避難場所の設営を行い、避難所運営役と避難者役に分かれ、実際の避難開設方法について体験しました。

 昨今、「自助・共助・公助」が互いに連携し一体となることで、被害を最小限にできるとともに、早期の復旧・復興につながるとも言われています。神戸市としましても、災害への備えとして、地域による自主的な避難所の開設・運営が行えるよう支援している中、星和台鳴子地域では、星和台鳴子防災福祉コミュニティが中心となって、避難所開設・運営マニュアルを作成されました。今回の訓練は、このマニュアルを基にした実地訓練で、地域防災としてのモデルケースとなります。

 星和台鳴子防災福祉コミュニティをはじめ、消防、警察、学校関係者のみなさま、本当にお疲れさまでした。

星和台1星和台2

2020年10月

クリサンセマムストリート「冬花壇の植え替え」に参加しました(令和2年10月21日)

 北区連合婦人会によるクリサンセマムストリート「冬花壇の植え替え」が行われました。クリサンセマムストリートとは、北区の玄関口である鈴蘭台駅前のロータリーにある花壇を指し、おもてなしの気持ちを伝えるとともに、北区の花のひとつであるキク(クリサンセマム)をアピールするために、北区連合婦人会が主体となって取り組まれている活動で、今年度で18年目になります。

 年間を通して季節に合わせた花壇づくりが行われており、道行く方や駅を利用する方の目を楽しませるスポットとなっています。

 鈴蘭台駅前の再整備に伴って今年の4月に花壇の移転を行い、鈴蘭台駅前のロータリーでの活動が始まりましたが、新型コロナウイルスの影響で「夏花壇の植え替え」が中止となり、今回移転後初の植え替えを行うことができました。今回は、花壇にビオラやアリッサム、ノースポール、チューリップの球根など様々な種類の花を植え、水やりを行いました。

 皆さまのおかげで色とりどりの美しい花壇となりました。今年度も美しいまちづくりにご協力をお願いいたします。

 クリサンセマムストリートに参加された婦人会の皆さま、本当にお疲れさまでした。

クリサンセマム1クリサンセマム2

赤い羽根共同募金運動がスタート!!~withコロナ~(令和2年10月7日)

 今年も10月1日より、赤い羽根共同募金運動が始まりました。北区においても多くの区民のみなさんや事業所に募金にご協力いただいています。

 いただいた募金は、北区内の一人暮らし高齢者の方が集うふれあい給食会など地域住民による福祉活動や地域団体、保育所・障がい者福祉施設などで活用されています。

 運動期間中は北区内の様々な場所で、地域団体による募金活動が行われていますが、今回は北区連合婦人会のみなさまがマスクの着用や手指消毒、拡声器やCDを活用し、大きな声を出さないなどの新型コロナウイルス感染症の予防対策をしっかりと行った上で、鈴蘭台駅ビル「BELLST鈴蘭台」で行う街頭募金に参加しました。

 みなさまの熱心な呼びかけに、小さな子ども連れの家族を始めたくさんの方が募金に協力してくださり、温かい気持ちになりました。ありがとうございました。

 赤い羽根共同募金運動は、来年3月31日まで行われます。みなさまからの募金は、北区の福祉のために大切に使われます。引き続きご支援、ご協力をお願いいたします。

ベルスト1階での街頭募金の様子ベルスト鈴蘭台3階での街頭募金の様子(集合写真)

山田の里の文化財関係者懇談会が開催されました(令和2年10月7日)

 北区山田地域の文化財の保存に努めている山田民俗文化保存会(以下「保存会」)と、文化財管理者のみなさんとの懇談会が開催され、私も参加させていただきました。

 この懇談会は、保存会が今年35年ぶりに丹生山田ガイドマップを改定したことを契機に、多くの方が山田の里の文化財施設を訪れ、理解を深めてほしいという思いで開催されたものです。

 当日は文化財等施設管理者として無動寺住職、寿福寺住職、丹生宝物殿管理者が参加され、都合がつかなかった六条八幡宮宮司、箱木千年家管理者からは事前にご意見をうかがったうえで、当日保存会との懇談・意見交換が行われました。活発な意見交換が行われる中で、文化財としての管理の難しさや幅広い広報の必要性などの課題も出ましたが、歴史と文化の宝庫である山田の里について互いの理解が深まり、有意義な懇談会となりました。

 今後とも多くの方が、ガイドマップを片手に、山田の里の自然を楽しみながら歴史と文化に触れていただければと思います。北神急行が市営化され、市バスも谷上駅まで延伸していますので、訪れやすくなっています。

(参考)「北区山田町重要文化財めぐり」のご案内https://www.city.kobe.lg.jp/a71810/kurashi/access/kotsukyoku/bus/yamadacho-bunkazai/index.html

20201007保存会懇談会120201007保存会懇談会2

2020年9月

「万寿の家」の竣工式典が行われました(令和2年9月24日)

 社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団が運営する「特別養護老人ホーム 万寿の家」が、鈴蘭台西高校跡地に完成し、このたび竣工式典が行われました。

 「万寿の家」は、西区の曙町からの移転新築となりますが、北区内では16カ所目の特別養護老人ホームとなります。この施設は、介護ロボットの積極的導入や高齢障害者の受け入れなど特徴を持つとともに、コミュニティカフェの運営など地域にも開かれた施設となっています。竣工式典ではコロナ対策を図りながら、井戸兵庫県知事、平井神戸市会副議長をはじめ関係者が参加し、式典やテープカットが行われ、施設内部が披露されました。

 この新たな施設には、今後区民からの信頼や期待が寄せられ、地域社会に貢献していくことを期待しています。

万寿の家竣工式万寿の家テープカット

2020年8月

サネモリ塚の修復完成式典が執り行われました(令和2年8月19日)

 山田民俗文化保存会役員有志の多大なるご尽力及び地域の方のご協力により、周辺の整備、階段、案内標識等も設置され、サネモリ塚の修復がようやく完成しました。そして本日、炎天下の中でしたが、関係者の方々により修復完成式典が執り行われました。

 北区山田地域では大正の初め頃まで、田畑の害虫駆除の虫送り行事をしていたと言い伝えられており、その駆除の祈願をしていたのがサネモリ塚といわれています。サネモリ塚は所在不明となっていましたが、昨年地域住民の方からの情報提供をいただいたことで見つかりました。

 サネモリ塚は室町時代(南北朝時代)のものとされる石造物で、サネモリ塚の名称は平家方の「斎藤別当実盛」にまつわる言い伝えによるものといわれています。自然豊かで歴史文化資産が豊富な山田の地域にまた新たな魅力が加わりました。みなさんも山田の里を散策する際に、サネモリ塚まで足を延ばしてはいかが。

記念式典の写真サネモリ塚の写真

2020年7月

上野丘更生寮からスイカが届きました!(令和2年7月28日)

 淡河町にある障がい者支援施設上野丘更生寮の皆さんがりっぱなスイカをたくさん届けてくださいました。

 北区には、お米や野菜など農産物の生産・加工・販売に取り組む障がい者施設・事業所があり、「きたベジねっと」というネットワークを組んで活動しています。きたベジねっとが取り組む「農福連携プロジェクト」は、障がい者の方が農業に従事することで、耕作放棄地や農業の担い手不足など農村地域の課題解決と障がい者の就労支援を目指す活動です。

 上野丘更生寮は、法人全体で農業に取り組み、約10町(3万坪)ほどの田畑で農産物を育てており、スイカもその1つです。育てたスイカをたくさんの人に味わってもらおうと、毎年区内の福祉施設や関係機関に贈呈しておられます。

 真っ黒に日焼けした皆さんの笑顔と大きなスイカに元気をいただきました。ありがとうございます。

スイカ

2020年6月

神出山田自転車道に『BE KOBE』モニュメントが完成しました!(令和2年6月24日)

 本日、市内3か所目となる『BE KOBE』モニュメントが、北区山田町の神出山田自転車道に完成し、つくはら湖畔の展望台に、里山らしく木でできたモニュメントが現れました。自転車を立てて写真が撮れる溝が設置されており、背景となる湖や山の景色もよいため、写真映えすること間違いなしです。

 神出山田自転車道は、北区山田町と西区神出町を結ぶ全長19.3kmの自転車道で、昨年リニューアルされ大変走りやすくなっています。今月からは北神急行が市営地下鉄北神線となり料金も大幅に安くなりましたので、北区へのアクセスもとてもよくなっています。みなさまも遊びにいってはいかがでしょうか。

つくはら大橋休憩所(BE KOBEモニュメント)

2020年5月

不要不急の外出自粛が続きますが、頑張りましょう。(令和2年5月14日)

 北区連合婦人会から手作りの子ども用マスクを寄贈いただきました。

 区民の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が発令される中、不要不急の外出自粛をはじめとする感染拡大防止対策にご協力いただき、誠にありがとうございます。

 そのような中、子ども用マスクが入手できずに、着用できていないお子様もいらっしゃいます。

 この状況に対し、神戸市婦人団体協議会では、「よかったら使って、手作りマスク」運動を実施され、会員の皆様が学童保育などの子ども用のマスクを手作りされています。

 本日、北区連合婦人会の皆様から、北区内の学童保育施設向けに子ども用マスク約400枚を寄贈していただきました。すでに一部の地域では、婦人会から直接学童保育施設に届けられています。

 外出自粛の中、材料調達や作成等、大変だったかと思います。皆様のお心遣いに御礼申し上げます。ありがとうございました。

 引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止へのご協力をお願い申し上げます。

マスクの寄贈を受け取る様子の写真寄贈いただいたマスクの写真

お問い合わせ先

北区総務部まちづくり課