最終更新日:2023年6月15日
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長田区にお住いの皆さん、こんにちは。
今回は、5月27日(土曜日)に4年ぶりに開催した「第50回神戸まつり『長田フェスティバル』」と5月13日(土曜日)から各地で開催されている地区行事についてお届けします。
主催者の「長田フェスティバル推進会 実行委員会」をはじめ、関係者一同、事故なく賑わいのある祭りにできるだろうか?という思いと緊張感を持ちながら当日の朝を迎えました。
天候にも恵まれ、4年振りのお祭り開催とあって、鉄人ステージ前にはオープニングから大勢の人が集まりました。駒ヶ林中学校の吹奏楽部の演奏で賑やかなステージの開幕となりました。
開会宣言の後、初の演技は、長田区連合婦人会の「民謡総踊り」。続いて、みすまる保育園、近田幼稚園の園児の皆さんのかわいい歌や演奏が続きます。観客席は立ち見も大勢でもうノリノリです。
みすまる幼稚園の園児の皆さん、天使の歌声ありがとう
近田幼稚園の皆さん、鼓笛隊かっこよかった!
今回の「長田フェスティバル」は、新型コロナウィルスが5類感染症になったこと、また、第50回目の節目であることなどから、多くの区民の皆さんに楽しんでいただこうと3つの趣向を凝らしました。
ジャス伝来100周年の記念と、長田フェスティバルの第50回記念の特別企画として、ラジオ関西「KOBE JAZZ-PHONIC RADIO」のパーソナリティも務める、実力派サックスプレイヤー・⾼橋知道のカルテットがシンガー 平野翔⼦を迎えてのスペシャルステージを披露しました。
⾼橋知道(Tenor Sax) 牧知恵子(Piano) 平野翔子(Vocal) 米澤毅風(Bass) 早川紗世(Drums)
こちらが出演者の皆さんです。うーん!さすが~うっとり聞きほれてしまいました。50回目の節目となる区のまつりをさらに盛り上げてくれました。
そして、あと2つの取り組みを行いました。
①「ながたっ子祭り」と同時開催
子ども向けに別に開催していた「ながたっ子祭り」と同時開催することにより、子どもから大人まで幅広い年代の方が同じ会場で楽しめる多世代型イベントとしました。
②タイムトリップNAGATA(パネル展示)の開催
これは、1971年第1回長田フェスティバルからの記憶を当時の広報物などからたどるパネル展です。昔は仮装パレードなどもあったんですね。皆さん懐かしそうに見入っていました。
「鉄人ステージ」では、長田消防団の吹奏楽、中国武術、チアダンス、くまモンスペシャルステージ、ワタナベフラワー、神戸常磐アリーナキッズチアリーディング講座、フラダンス、ベリーダンス、韓国伝統芸能・サムルノリ、キッズダンスと華やかなパフォーマンスが披露されていきます。
こちらは、長田区連合婦人会の総踊り。長田の宮神撫太鼓研究会との共演です。
「ワタナベフラワー」のクマガイタツロウさん(中央)は、駒ヶ林に住んでいたそうです。
長田フェスティバルのライブの様子はこちらから⇒https://www.youtube.com/watch?v=xdDksURZfrs
多目的広場には、「ながたっ子祭りのステージ」と「食と遊びの広場」を設けました。
ステージでは、彩星工科高等学校のジャズバンド、兵庫高等学校のギターアンサンブル、夢野台高等学校のコーラスなど高校生パワーが炸裂。このほか、駒栄児童館の「銭太鼓」のパフォーマンスやキッズダンス、サンバ、アクロバット&ジャズダンスなどで盛り上がりました。
夢野台高等学校のコーラス 息が合っていました。
「ながたっ子祭りストリート」では、老人クラブ連合会、子ども会連合会、主任児童委員連絡会、青少年育成協議会、スポーツ推進員、地域子育て支援施設KIT、神戸常磐女子高等学校の皆さんが、ダーツ、バルーンアート、ヨーヨー作り、缶バッチ作り、折り紙教室&パズル制作、スーパーボールすくい、輪投げなど楽しいゲームをたくさん用意して下さり、子どもたちの歓声で賑わいました。
親子で祭りならではの遊びを楽しまれていました 夢中で絵を書いていますね
祭りといえば、食べ物も楽しみの一つです。牛筋焼きそば、焼きアナゴなど長田らしいメニューの他、たこ焼き、ベビーカステラ、たこせん、綿菓子など祭りならではの食べ物に行列ができました。
飲食コーナー くまモンも来てくれて、なーたんと2ショット
この他にも、たくさん催しが盛りだくさんで、とても書ききれなくてすみません。
祭りはいよいよフィナーレ、鉄人広場では、神戸サンバチームのダンスパフォーマンスで熱気は最高潮に。サンバのリズムに心ウキウキ、観客も手拍子で応えます。
サンバでフィナーレ
まつりに出演して下さった皆さん、応援に来てくださった観客の皆さん、楽しんでいただけましたか?開催にあたりご尽力いただいた推進会実行委員の皆様、地域団体の皆様、本当にありがとうございました。そして本当にお疲れさまでした!
長田区にお住いの皆さん、こんにちは。
新年度がスタートしました。今年度も、季節毎の地域の行事や長田区の取り組みなどをご紹介していきますので、よろしくお願いします。
はじめに、長田四大祭りのひとつ「花水木まつり」の開催についてお届けします。
今年はハナミズキの開花が早かったのですが、なんとかお祭りに間に合ったようです。
4月29日、長田神社とその周辺地域で久しぶりのお祭り開催とあって、神社周辺には、早い時間から人が集まっていました。長田神社内に設けられたステージでは、予定の11時00分より少し早くイベントが始まりました。ステージでは、地元の保育園、小・中学校、高等学校の児童生徒などのパフォーマンスが次々に披露され、ご家族連れなどで賑わいました。
みすまる保育園の園児たちのダンス、ビシッと決まっていました。
高取台中学校のブラスバンド部、迫力ある演奏でした。
また、恒例のハナミズキ寿司やおでん、グージー焼き、焼きそば、ぜんざいなどの食べ物の屋台には、長い行列ができ、飛ぶように売れていました。
焼きそば、たこやき、おいしそうですね。婦人会の皆さん大活躍!
今回は、長田神社のお宝、鎌倉幕府を開いた源頼朝が奉納したものと伝えられている国指定重要文化財の「黒漆金銅装神輿」も公開され、見学に来た方は皆熱心に見入っていました。
源頼朝が奉納したとされる黒漆金銅装神輿
長田橋広場のお祭り会場では、地域団体の皆さんが、子どもたちがワクワクするような、人形すくいや昔遊びなど楽しいコーナーが用意されていて、人気を集めました。
親子で祭りならではの遊びを楽しまれていました。
祭り開催にご尽力いただいた実行委員会の皆様、地域団体の皆様、ありがとうございました。
そして本当にお疲れさまでした。
長田区にお住いの皆様、こんにちは。
今年も残すところ、数日となりました。皆様年越しの準備に忙しくされていることと思います。
さて、今回も地域の活動の様子など最近の出来事をご紹介させていただきます。
11月以降、各地域で防災訓練が活発に行われています。私は、「二葉ふれまち防災訓練」と、「宮川親子防災デー」に参加させていただきました。
11月6日に開催された「二葉ふれまち防災訓練」には、住民の皆さん、二葉ふれあいのまちづくり協議会、民生委員、新長田あんしんすこやかセンター、特別養護老人ホームふたば、駒ヶ林中学校、駒ケ林小学校、NPO法人ふたば、長田消防団第8分団が参加し、避難訓練、消火器の扱い、倒壊家屋からの救出訓練、スプレーガス引火実験、段ボールベッド組み立て、動力ポンプによる放水、「ゆれるん」での地震体験、炊き出し等が行われました。
住民の皆さんも消防署員・消防団員のデモンストレーションを熱心に見学したり、体験に参加されるなど、充実した訓練になりました。
消火器の使い方を学習
避難所で使用する段ボールベッドの組み立て
11月23日開催の「宮川親子防災デー」には、宮川小学校の児童、宮川小学校PTA、宮川ふれあいのまちづくり協議会、宮川婦人会、宮川防災福祉コミュニティ、長田神社前商店街振興組合、青少年育成協議会宮川支部、神戸学院大学防災女子の皆さんが参加しました。
全員で挨拶の後、各学年に別れて、防災学習・防災体験となりました。1、2年生は、神戸学院大学防災女子の案内のもと、「非常時に何を持ち出すか」「災害時の食べ物」などについて、グループワークを行い、活発に発言していました。3年生は水消火器放水体験、4年生は煙体験、5年生は長田消防署員の指導のもと、AEDを使った応急処置の実習や長田警察署員が行うエンジンカッターの実演を見学、6年生は、間仕切りテントや簡易ベッドの設置などを体験しました。
訓練後は、みんなで丸山中学校の吹奏楽部のノリノリの演奏とパフォーマンスを楽しみました。
AEDの使い方を教わる児童
丸山中学校の吹奏楽部かっこよかったです
午後からは、地域の皆さんを中心に、炊き出し、備蓄物資見学設備・資材の見学、ダンスのワークショップなどが行われました。
今回ご紹介しますのは、上記の2か所ですが、この他にも各地域の防災福祉コミュニティを中心に防災訓練が開催され、多くの区民の皆さんが参加されています。
訓練を通じて、命の大切さ、日ごろの人と人とのつながりや地域の支えが災害時にも活きること、災害への備えの大切さ等を考える機会となればと思います。
防災訓練の実施にあたり、ご尽力いただきました地域の皆様、お疲れさまでした。
ながた緑プロジェクトは、緑の少ない長田南部を中心に、緑あふれる「みんなが癒され居心地が良いまち」づくりを目指して、2017年から始めた区民・企業・行政が協働して取り組むプロジェクトです。
11月17日、獅子ヶ池で、区内の小学校児童が合同植樹会を行いました。 今回は、長田南部の真野小学校、真陽小学校と、獅子ヶ池のある長田北部の丸山ひばり小学校の3校、計102 名の児童が参加し、長田南部の記念植樹で使用する「シマネトリコ」の苗木を鉢に植え付けました。子どもたちは、「元気に育ちますように」と願いを込めて、一生懸命作業に取り組んでいました。
これらの小さな苗木は、長田南部の学校や公園、商店街等に移植される日まで、獅子ヶ池で数年間成長を待ちます。
毎回苗木をご提供いただいている「三ツ星ベルトふれあい協議会」の皆様、苗木を育てて下さっている「獅子ヶ池を美しくする会」の皆様、いつもありがとうございます。
みんなで力を合わせて鉢植えをする児童
皆様にとって、今年はどんな一年だったでしょうか。
私も、気ぜわしい年の瀬の合間のほんのひと時、一年を振り返り、「いろんなことがあったな」と感慨に浸りました。
今年一年、たいへんお世話になりました。また来年もよろしくお願いします。
皆様にとって、穏やかでよい新年となりますように。
長田区にお住いの皆様、こんにちは。
高取山や公園の木々が紅葉し、まちを彩る美しい季節となりました。
さて、今回も、地域の活動の様子など最近の出来事をご紹介させていただきます。
10月3日(月曜日)、共同募金委員の役員の皆さんと一緒に、JR新長田駅の鉄人広場や大正筋商店街周辺で、街頭募金活動を行いました。
役員の皆さんの熱心な呼びかけに、多くの方が足を止めて下さり、この日頂いた募金は、32,335円に上りました。善意のご協力ありがとうございました。
共同募金は、子どもの居場所づくり、民間社会福祉施設の災害活動支援、高齢者や障害者の活動支援などに有効に使わせていただいておりますので、区民の皆様のご理解とご協力をお願いします。
大正筋商店街での街頭募金活動
10月16日(日曜日)、長田港フィッシャーマンズマーケット実行委員会が主催する「海と、魚と、」が開催されました。来場される皆さんのお目当ては、なんといっても長田港で獲れる「魚」。開始時間の前には既に長蛇の列ができていました。新鮮な魚を丸ごと格安で買えるので毎年大人気のイベントです。
「しらす丼」の販売をはじめ、区内の魚料理店の出店や地域団体の皆さんのテントなどが並び、どこからこんなに集まったの?というくらいの人出で賑わいました。
開店前からこの賑わい
しらす丼と長田港
同日、琉球祭が新長田鉄人広場で開催されました。
ステージでの沖縄民謡の演奏や舞踊も素晴らしかったですが、なんといっても、終盤、大正筋商店街をエイサーの演奏や踊りを演じながら行列が行くさまは圧巻でした。
最後は、ステージも観客席も一体化し、指笛があちこちから響き、全員の手踊りで大いに盛り上がりました。
迫力の演技 力が入ります
最後はみんなで
絵本「かなしきデブ猫ちゃん」(早見和真さんの文章とかのうかりんさんの絵)の主人公「マル」が10月17日(月曜日)、長田区役所にやってきました。
私は、この絵本の優しい色合いと細やかな描写がとても好きで、マルにも興味津々でした。
この日は、マルのために、お好み焼き、そばめし、ぼっかけ、キムチ、ソースなど長田のソウルフードをたくさん用意しました。
あわせて、旅での疲れを長田区内の銭湯で癒してもらおうと、入浴券をプレゼントしましたところ、とても喜んでくれました。
長田区のキャラクターのなぁタンと一緒にマルを歓迎しました
マルへのプレゼント
10月21日(金曜日)~22日(土曜日)、大正筋商店街とふたば学舎を中心に、「ランタン縁日」が開催され、日が暮れると同時に、周囲は手作りの暖かく色とりどりの光に包まれました。
大正筋商店街のランタン飾り
神戸国際コミュニティセンター(KICC)では、日本の茶道など伝統文化を紹介したり、ゲームをしながら外国の文化が学べるコーナーなどがあり、ご覧のように大勢の親子連れなどで賑わいました。また、商店街では、ウクライナ料理やベトナム料理などの屋台が並び行列ができていたり、金魚すくいを楽しんでいる子どもたちもいました。ふたば学舎でも、子どもたちが楽しめるゲームが数多く用意され、大いに楽しんでいました。
KICCは多国籍の人たちで大賑わい
10月30日(日曜日)、秋晴れの下、五位の池小学校のグランドで、高取山ふれあいのまちづくり協議会の主催で、「高取山ふれあい秋まつり~ハロウィンフェスティバル~」が開催されました。
この催しは、日頃あまり交流のない高齢者と子どもたちが集まり、催しを通してふれあうことを目的として開催されました。
会場に到着すると、スタッフの皆さんがビシッと格好よく仮装されていて驚きました。私の分まで仮装用の服をご用意いただいていましたので、借用。最初は恥ずかしかったんですが、そのうち慣れてきました。
区役所職員も変装
物販やゲームのテントが並ぶ
会場では、コロナ対策で飲食は無しでしたが、模擬店、フリーマーケット、スタンプラリー、仮装インタビューコーナー、抽選会など盛りだくさんな内容で終始親子連れで賑いました。仮装をしたお子さんも大勢いて、この行事をとても楽しみにされていると感じました。
ご来場の皆さんと一緒に、真に夢のようなひとときを楽しませていただきました。高取山ふれあいのまちづくり協議会の皆様、お疲れ様でした。
抽選会の様子
過ごしやすい秋晴れの日が続いています。長田区内では、様々な展覧会やイベントが開催されていますので、広報紙KOBEなどをチェックしてお出かけしてみませんか?
広報紙11月号
長田区にお住いの皆様、こんにちは。
10月に入り急に涼しくなりました。思い返してみても今年の夏は例年になく長く暑かったですね。
さて、地域の活動の様子など最近の出来事をご紹介させていただきます。
神戸市内で今年既に15件の交通死亡事故が発生しており、このうち6件が長田区で発生しています。また、区内では、自転車が関係する事故が特に増加しています。「交通事故死ゼロ」を目指して、みんなで、交通安全の取り組みを進めていきましょう。
9月16日(金曜日)アグロガーデン神戸駒ヶ林店で、「長田交通安全フェスタ」を開催し、長田警察署、長田交通安全協会、長田自家用自動車協会、長田駐車場協会、兵庫県トラック協会、長田地域交通安全活動推進委員、長田区役所が参加し、「秋の全国交通安全運動」のキャンペーンを行いました。
冒頭、近田幼稚園の園児の皆さんが、鼓笛隊として登場、元気よく演奏してくれました。
その後、一日交通安全大使に就任されたアスリートの衛藤 昂さん(走高跳)は走高跳のパフォーマンスを披露いただいたり、中野瞳さん(走幅跳)も園児と一緒に体操されるなど、楽しい啓発イベントになりました。
最後に、参加者全員で、パトカーと白バイ4台で編成されている特別交通取締隊の出発を見送り、フェスタが終了しました。
長田区で初めての試みとなる外国人版「トライやるウィーク」では、6か国12名の留学生の方が参加し、区内の7つの事業所に受け入れていただき、実施することができました。受入先事業所の皆様、ありがとうございました。
9月26日、実習生4名と4社の受入先事業所、実行委員会などが集まり、報告会を開きました。
実習生からは、期間が1日間と短かったけれど、受入先事業所の方は皆親切で、仕事の内容も新鮮で楽しく有意義な機会を得られたと報告がありました。
長田区内には、約7,000人(長田区の総人口の7.4%)と多くの外国籍の方が居住されており、既に外国籍の方を雇用している企業も多いです。
このトライやるウィーク事業は、外国人留学生と地元企業の皆さんが、文化や言葉の違いを超えてコミュニケーションをとる中で、お互いを尊重し合ったり、信頼し合える関係を築くきっかけとしていただくことが狙いです。そのような接点を積み重ねていくことで、共に同じ町内で安心安全に暮らし、共に働く仲間となれる、そんなまちを目指して、多文化共生の取り組みを行っています。
<参考>
*実習生国籍:ベトナム、中国、タイ、インドネシア、ネパール
*受入事業所:アグロガーデン、近畿タクシー、野瀬病院、みなと銀行、バシン・ホールディングス、伍魚福、長田区役所
*実行委員会:PHD協会、KICC、FMわいわい、神戸商工会議所西神戸支部、長田区役所
外来生物はもともと生息していなかった場所に人が持ち込んだ生物で、もともと生息していた在来生物の生息環境が奪われたり、病原菌などを媒介し人に健康被害を与えたり、農作物の被害を与えるなどの問題があります。
アカミミガメやブルーギルなど外来生物本体等が展示されており、実際に見て、外来生物の問題について知ったり、感じたり、考えることができる「外来生物展示センター」が長田区苅藻島町3丁目の苅藻島クリーンセンター内に8月21日にオープンしました。当日は、トークショーなどオープニングイベントが開催され、多くの親子連れが訪れていました。見学は予約制です。詳しくは下記をご覧ください。
https://www.kas-lab.org/gairai
新型コロナウィルスのオミクロン株対応ワクチンの接種が9月27日から始まりました。
予約の方法など詳しくは、こちらをご覧ください。https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/covid-19_vaccination.html
長田区内では、様々な展覧会やイベントも企画されていますので、芸術の秋のひとときをお楽しみください。
NPO法人 DANCE BOX代表 大谷燠(おおたに いく)さんの「令和元年度 芸術選奨 文部科学大臣賞受賞(芸術振興部門)」受賞を祝う祝賀会が、7月30日に長田区久保町アスタくにづか4番館のArt Theater dB KOBEで開かれ、多くのアーティスト、舞台関係者や地域の皆様がお祝に訪れ、賑わいました。
文化庁では、昭和25年から毎年度、芸術各分野において優れた業績を挙げた方または新しい分野を切り開いた方に対して、芸術選奨文部科学大臣賞・同新人賞を贈っています。大谷氏は、30年以上にわたり、社会や地域での人々の営みと芸術をつなぐ「場づくり」にコンテンポラリーダンスを通じて取り組み、舞台芸術のみならず、長田区から発信する多文化共生、地域活性、国際交流、教育、人材育成において多くの功績を上げられており、選考委員からは、特に、地域に根差した長年の献身的活動が称賛され、受賞されました。
大谷さん、そしてダンスボックスのスタッフの皆さん、本当におめでとうございます。
これからも、益々のご活躍を期待しています。
<大谷燠氏 プロフィール>
1952年大阪生まれ。96年にDANCE BOXを立ち上げ、多数のコンテンポラリーダンスの公演、ワークショップをプロデュース。2009年4月、神戸に拠点を移し≪ArtTheater dB 神戸≫をオープン。Asia Contemporary Dance Festival など国際交流事業やアートによるまちづくり事業も多数行う。2010年度「国際交流基金地球市民賞」受賞。2012年度「神戸市文化奨励賞」「神戸長田文化賞」受賞。
長田区にお住いの皆様、こんにちは。
4月に長田区に異動してきて、あっという間に3か月以上が経ち、夏も盛りとなりました。毎日暑い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。
さて、長田区役所の最近の取り組みや、区内の各種団体の皆様の活発な地域活動や行事の様子などをご紹介させていただきます。
7月は、社会を明るくする運動の強化月間です。
この運動は、「すべての国民が犯罪や非行の防止と、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、力を合わせて犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くことを目的とする運動」です。
7月1日には、長田区保護司会の皆さんとともに、鉄人広場や新長田一番街商店街などで、リーフレットなどの配布を行い、理解を呼びかける街頭啓発活動を行いました。
長田区では、ビーチサンダル発祥の地としての知名度の向上と、新型コロナウイルスの影響を受けるものづくりの現場を活気づけることを目的として、昨年度から「ビーチサンダルデザインコンテスト」を実施しています。
今年度は、長田区に在住・在勤・在学・通所されている障がいのある方からご応募いただいた211点の「長田で生まれたアート」作品から、長田区役所やアグロガーデン神戸駒ヶ林店、SNSでの投票を経て、3つの受賞作品が決定し、7月2日(土曜日)に表彰式を行いました。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。いずれも素敵な作品です。
賞 |
NAGATA賞 |
TSUKUMO賞 |
特別賞 |
作品名 |
ユニバースアンドアース |
ぼくのお魚 |
陽真笑心 |
受賞者名 |
村上昂之朗さん |
谷垣伸彦さん |
髙尾柚凪さん |
デザインの 写真 |
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受賞作品のビーチサンダルは、アグロガーデン神戸駒ヶ林店とオンラインショップで8月31日まで販売されています。
区民の皆さんも、夏はビーチサンダルでお過ごしいただき、楽しい思い出をたくさん作ってください。
◆オンラインでの販売 |
7月17日(日曜日)、18日(月曜日)に長田神社周辺で、第19回「夏越ゆかた祭」が開催されました。
この祭りは、長田4大まつりの一つですが、コロナ禍により、3年ぶりの開催となりました。当日は、天候にも恵まれ、ゆかた姿の親子連れなど多くの人出でにぎわいました。長田神社では、災厄を祓う「茅の輪くぐり」に多くの方が足を運ばれたほか、メイン会場は、お披露目が延び延びになっていた「長田橋東広場」で、ゲームやおやつの屋台などが軒を連ね、お子さんたちの心をわしづかみにしていました。
企画運営にあたられた実行委員会メンバーの皆様、お疲れさまでした。そして、楽しいひと時を提供し、祭りを盛り上げて下さった婦人会、青少年育成協議会、長田商業高校の生徒の皆さんをはじめ地域の皆様、ありがとうございました。
今年も婦人市政懇談会が始まりました。長田区には13の単位婦人会があり、7月13日から8月8日にかけて開催を予定しています。婦人会の皆様からは、地域に住まわれ、婦人会活動を活発に行われるなかで気づいたことをもとに、女性ならではのきめ細やかな感性を生かし、市政・区政にご要望ご提案をいただいており、いずれも地域を良くするためにと心のこもった要望ばかりです。
ご要望の中には、すぐに対応できるものもあれば、お時間をいただかなければならないものもありますが、区が窓口となり、関係機関と連携して、一つ一つのご要望を正確に受け止め、誠実に検討してまいりますので、これからもよろしくお願いします。
一つの組織だけでは解決できない課題でも、関係機関が協力し知恵を絞ることにより、大きな力となることがあります。
そのため、長田区では、各関係機関との情報共有と連携を大切にしています。
今年度は、特に児童生徒の福祉の向上に向けた連携強化を目的として、7月に小中学校の校長先生方と長田警察署、長田消防署、長田区役所とで意見交換会を開催しました。
各校長先生からは、学校での児童・生徒の様子や学校行事の開催状況のほか、地域との連携など特徴のある取り組みや課題などをお聞きかせいただき、区役所からは、児童生徒に関連する事業をご説明し、意見交換を行いました。
コロナ禍で様々な制約はあるものの、学校では、こどもたちが生き生きと学んでいる様子が目に浮かぶようでした。地域団体との交流も活発に行われており、地域で子どもたちを見守る長田の温かい地域性が感じられ、ありがたい気持ちになりました。
一方、集団になじみにくいこどもたちへの対応や、親同士の関係性や家庭環境から影響を受けるこどもたちへの支援、虐待対応などの課題に対しては、区こども家庭支援室、こども家庭センター、警察、学校、地域など様々な関係機関が相互に連携しながら対応していますが、こうした取り組みの必要性を改めて認識する機会となりました。
新型コロナの感染が急拡大しています。引き続き基本的な感染予防対策を取っていただき、今年の夏を満喫してください。
区民の皆様こんにちは。
昨日7月10日(日曜日)、参議院議員選挙の投開票が行われました。
長田区内には、32か所の投票所を設けています。
当日投票所に行けない方のために、投票前日の7月9日までの17日間は区役所に、また7月7日から7月9日の3日間はJR新長田駅前の長田区文化センターに期日前投票所を設けました。
選挙日当日は、午前中には小雨がぱらつく時間もありましたが、次第に天気が回復し、蒸し暑い一日となる中、多くの有権者の皆様に投票所に足を運んでいただきました。
投票結果は各メディアで報道の通りですが、投票率は、全市でも長田区でも前回と比べて上昇しました。でも、実のところ、全市の投票率が51.40%なのに対し、長田区は45.65%で、市内では最も投票率が低いんです。有権者の権利である選挙権を有効に使っていただくため、区民の皆様に投票所に足を運んでもらえるにはどうしたらよいか、今後検証しながら工夫をしていきたいと思います。
そして、選挙がある度に、早朝から夜遅くまで地域団体の役員の方など多くの区民の皆様が協力してくださっています。投票管理者、投票立会人を務めてくださいました自治会・婦人会団体の皆様をはじめ、投票所及び期日前投票所の運営に関わっていただきました全ての皆様に、心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
区民の皆様こんにちは。
長田区役所では、長田区の魅力を発信していくための取組みを行っています。
今年度になって、新型コロナによる感染拡大が少し落ち着いてきました。
長田区内では、区主催の事業もですが、各団体の総会や地域にお住いの方々を対象にしたイベントなど様々な地域の行事が復活するなど、まさに「WITHコロナ」の取り組みがなされています。
長田区の近況をお知らせできればと思いますので、区の事業を始め、参加させていただいた事業、行事などをほんの一部ですがご紹介します。
まず、4月後半から、5月末にかけて、地域団体などの総会が多数開催され、参加させていただきました。
1.各団体の総会への参加
・4月6日 長田区家庭バレーボール同好会総会
・4月26日 長田区保護司会総会
・5月6日 長田区連合婦人会総会
・5月9日 長田区更生保護女性会総会
・5月11日 長田区ママさん卓球リーグ総会
・5月20日 長田区老人クラブ連合会総会
・5月25日 長田納税協会・長田納税貯蓄組合総会
・5月26日 長田区自治会連絡協議会総会
・5月31日 長田区社会福祉法人連絡協議会(ほっとかへんねっと)総会
ほとんどが3年ぶりに集まって総会が開催できたとのことで、参加された皆さんがとても楽しそうに過ごされており、こちらも元気をいただきました。
2.行事の状況
長田区では、4月29日に、「長田四大祭り」のうちの春の祭り、「花水木まつり」が長田神社および周辺で開催されました。雨天のため、ステージイベントは中止となりましたが、多くの子供たちが街の探検イベントに参加し楽しんでいました。
5月18日には、区役所の7階ギャラリーで、恒例の「サロンコンサート」が開催されました。この「サロンコンサート」は、1994年2月から始まり、この回で360回目を迎えました。阪神淡路大震災の後も、長期にわたり長田文化協議会に協力いただき、継続して今年も開催することができました。この日出演いただいた、中村よし子さん(ソプラノ)、小林美智さん(ピアノ)の演奏に、観客はうっとりと心を奪われていました。
また、5月22日には、「おもしろ音楽博物館」が新長田ピフレホールで開催されました。この催しは、長田のまちに文化の種を蒔き、音楽の歴史や楽器のルーツなどの理解を目的に平成 8 年から「ほたる火コンサート協会」が開催しており、50 回目を迎える今回は最後のコンサートとなりました。
女性4人のサックスカルテット「コパン」がパワフルに奏でると、観客席から大きな手拍子が沸き起こり、会場全体が一つになっていきました。
これは、「にこにこマルシェ」といって、障害者の事業所のことを知ってもらおうと、長田区自立支援協議会が、年に3回程度開催しているもので、この写真は、5月27日に区内の事業所で作っているパン、コーヒー、洋菓子、米、野菜、アクセサリーなどの商品を区役所入口横の芝生広場で販売しているところです。
長田区には、南の端に長田港があります。
漁業のことをもっと知ってもらいたいと、小学生とその親ペアで参加する漁業体験ツアーを5月29日開催しました。
応募いただいた210組の中から抽選で20組の親子が参加しました。倍率はなんと10倍以上の大人気イベントです!
この写真は、はじめに、長田の海や漁業について学んでいるところです。
魚や魚介類といっしょにプールの中に入り、漁師さんに教えてもらいながら触れ合っているところです。
漁師さんが当日の朝獲ってきた新鮮な魚介類を子供たちがセリにかける体験をしています。
このイベントのクライマックスは、競り体験で、子供たちは獲物を落とそうと目をキラキラ輝かせていました。セリ落とした魚は、持って帰ることができます。お母さんも大はしゃぎでした。
このように、コロナ対策はしっかりと行っていただきながら、地域の活動も徐々に戻ってきています。広報こうべ区民版や区のホームページで、区内の事業や季節のイベントなどをお知らせしていますので、区民の皆様も引き続き感染予防対策をお取りいただきながら、長田の魅力の満喫と発信をよろしくお願いします。
区民の皆さま、4月1日に長田区長に就任しました山端 恵実(やまはたえみ)です。
長田区は、北部地域は急峻な地形の緑豊かな街で、美しい獅子ヶ池は人々の憩いの場となっています。また、中北部の高速長田駅周辺は長田神社を擁する歴史ある街、南部地域は長田港のある下町情緒残る街、と多様な魅力があります。
また、長田区では、コロナ対策を十分に行いながら、高齢者や子どもの見守り、クリーン作戦、ふれあい喫茶、季節のお祭りなど、様々な地域活動が活発に行われているとお聞きしており、皆様の活動の場に参加させていただくことができれば幸いです。
区では、子育てのイベントをオンライン配信し、コロナ下でも親子同士の繋がりが持てる工夫をしたり、4か月健診受診時には、絵本のお渡しと読み聞かせをしていますが、お子さんに絵本に興味を持ってもらい、心豊かに育ち、ひいては学力向上への期待も込めて取り組みます。
また、近年区内に若手アーティストが集積しつつあり、活動の場を求める方に、長田に関心を持っていただけるよう、区の個性や魅力をお伝えしたいと思っています。
また、在住外国人が多いですが、大正筋商店街の神戸国際コミュニティセンターをはじめ支援団体等とも連携しながら、外国と日本の文化や習慣の違いを互いに理解し協力し合えるよう、多文化共生社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
また今後、JR 新長田駅のバスロータリーの整備や西市民病院の若松公園内への移転などの予定があります。
さらなる周辺のにぎわいにつながるよう区民の皆さまとともに取り組み、目指すまちの姿として掲げる、「ずっと『いきいき』暮らせるまち」・「住んでも訪れても『ここちええ』まち」・「わたしの『おもろい』が見つかるまち」を目指してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
3月末で人事異動により、長田区長の職を離れることになりました。
区民の皆様には色々とお世話になり、本当にありがとうございました。
3年間の在職期間のうち、3分の2が新型コロナ感染症への対応で追われ、地域行事にも殆ど参加できず、皆様と接する機会が少なかったのは本当に残念です。
ただ、これからも区民であることは変わらず、長田区を愛する気持ちも変わりません。
引き続き長田区のまちを楽しみ、長田区を応援していきたいと思います。
3年間ありがとうございました。
長田区では、まちの歴史を大切にし、ものづくり・靴づくりといった地域の産業を盛り上げていくために、ビーチサンダル発祥の地をPRする取組みを昨年から始めています。
国内唯一国産でビーチサンダルを製造している(株)TSUKUMOとの連携協定に始まり、区内の障がいのある方を対象にしたデザインコンテストや、長田区オリジナルデザインのビーチサンダルの制作、8月3日(ビーサンの日)に職員がビーチサンダルを履いて執務するなど、色々と取り組んできました。
これらに興味を持って下さったのが、区役所近くにある長田中学校の先生です。
生徒がビーチサンダルについて学び、そして自らが制作することで、自分の住む地域を好きになり、地域への貢献を考え、自分の将来を考えるきっかけになって欲しい、という非常に熱い想いを聞かせていただいた結果、区役所もお手伝いをすることにしました。
先日、1年生の美術の授業を見学させていただきました。自分達の履くビーチサンダルのデザインを考える授業です。生徒さん達が生き生きと自由な発想で、様々なデザインを描かれているのを見て楽しませていただきました。
このデザインは実際のビーチサンダルにマジックで書き、本当に履けるものに仕上げます。
長田中学校のビーチサンダルの取組みはまだまだ続きます。
先生方の熱心さを心強く思うとともに、長田区を好きになり、長田区を誇りに思う子どもたちが、さらに増えていくことを楽しみにしています。
27回目の1月17日を迎えました。
新長田では壊滅的な被害を受けた商店街を一刻も早く復興するため、大震災の5か月後に仮設テントの店舗村「パラール」がオープンしました。
関係者の方々の並々ならぬ熱い思いとご努力を想像することができ、頭が下がる思いです。
数か月前に一人の大学生が卒業論文を書くために新長田にやって来ました。震災前から検討されていた二葉町の再開発事業がテーマです。
大学生は新長田に住みながら多くの人の話を聞く中で、パラールのことを知り、パラールのことを自分なりに理解し、パラールがあった場所でその思いを伝えたいと考えました。
その思いは、多くの人々の協力により、27回目の1月17日に「パラール 2022」として実現されました。
彼女にとってのパラールは、「自分の生きる場所の意味を守る」ということで、
「新長田のまちが大きなパラールのようになって欲しい」という願いが語られました。
災害の事実・記憶を伝えていくことは非常に重要です。
ただ、災害の意味はその時々で変化していきます。若者がその時代に応じた理解をし、若者自身が伝えていくこともまた重要なのだと感じた一日でした。
新型コロナの新規感染者が急増しています。オミクロン株は非常に強い感染力を持っていると言われています。
感染予防対策を十分に取っていただきますようにお願い申し上げます。
明けましておめでとうございます。
本年が皆さまにとりまして、より良き一年となることをお祈り申し上げます。
昨年は一昨年に引き続き、新型コロナで大変でした。今年もまだまだ予断を許さない状況です。
必要な感染予防の対策をしっかりと取っていただきますようにお願いします。
今年は元日に高取山に登りました。
厳寒の中で初日の出を見る元気はなく、昼間の山頂からの景色です。
曇り空でしたが、空気が澄んでいて遠く大阪湾を一望できる良い眺めでした。
今年はこの眺めのように、しっかりと遠くまで見通せるような一年となることを願っています。
寅年らしく、キジトラ柄の混ざった猫にもご挨拶することができました。
今年も引き続き、誰もが暮らしやすい長田区となるように、そして、長田区の魅力を色々な人に知ってもらえるように職員一同頑張っていきます。
どうぞよろしくお願いします。
先日、長田区役所で子ども向けのミニスポーツフェスティバルを開催しました。
スポーツ振興の推進役として活動していただいている神戸市スポーツ推進委員の皆さんやYMCA、神戸常盤大学の学生さんのご協力を得ての開催です。ありがとうございました。
長田区の子ども達にスポーツの楽しみを知って欲しい、そして、コロナで閉じこもりがちな中で身体を動かす場を提供したい、という思いから、今回初めて開催をしました。
様々なスポーツを体験していただきましたが、その中でも珍しいものが幾つかありました。
例えばボッチャは、パラリンピックの正式種目として目にされた方も多いと思います。
また、フィンランド発祥のモルックは木製のピンを倒すゲームで、最近競技人口が増えつつあると伺っています。いずれも子どもから高齢者まで、また、障がいのある方も楽しめるものです。
子どもが来ない時間帯は私も含めて区役所職員も楽しませていただきました。
私自身も休日はたまにボルダリングをしたり、散歩やランニングをしたりしています。
スポーツをすることで心身のバランスが上手く取れているように感じています。
皆さんもできる範囲で結構ですので、身体を動かすように心がけられてはいかがでしょうか。
我々も幾つかの活動に参加させていただいていますが、暑い日も寒い日も、道路や広場、公園のゴミを拾ったり雑草を抜いたりと、大変な作業を続けられていることに本当に頭が下がる思いです。ありがとうございます。
先日は有志のボランティア団体である「Soo Good ながた」による新湊川の清掃活動に参加させていただきました。
長田区外の方も含めて数十人が参加され、まちをきれいにして快適な空間にすることへの関心が非常に高くなっているのではないかと感じました。
また、川やその周辺をきれいにすることで、そこから繋がる海もきれいにする、といったストーリー設定も人を惹きつけ、清掃活動に足を運んでいただくためには重要であるとも感じました。
ゴミのポイ捨てはなかなか減りませんが、根気よく清掃活動を続けることが大切だと思います。
私は「ゴミを拾うことは、ゴミを捨ててしまう人の気持ちを拾うこと」だと考えるようにしています。
これからも皆さんと一緒にまちをきれいにする活動を続けていきます。
10月9日の開幕式では、いずれも新長田に拠点を置くNPO法人であるDANCEBOXとKOBE鉄人PROJECTが協力して、数年前に制作したダンス曲「踊るまち新長田」が、日本語・ハングル・ベトナム語で歌われました。
様々な人々が互いに支え合って生活をしている長田区らしい開幕式でした。
多くの作品は空き家や空き地などを利用して展示され、普段から長田区内で活動されているアーティストの作品も多数見ることができました。
これは駒ヶ林にアトリエを構える抽象画家CBAさんの作品です。
これは長田神社近くで制作をされている赤木美奈さんの作品です。いつもは粘菌をテーマに緻細な日本画を描かれています。
下町芸術祭の目的は、これをきっかけに多くの方に長田区に足を運んでいただき、まちの魅力を知っていただくことです。
それに加えて、長田区民の皆さんに芸術作品に触れ、感動していただくことも大きな目的の一つであると考えています。
感動することで心の幅が広がり、そして心が豊かになると思います。
長田区は心の豊かな方が多いと感じています。
さらに磨きをかけることで、この心の豊かさが将来にわたっての長田区の強みになると信じています。
私は長田区に関わって9年目になりますが、長田区の様々な魅力が、区内外の人々に十分に知られていないことが課題だと感じていました。
長田区の魅力は、お好み焼きやそばめしといった粉もんや、鉄人28号などで語られることが多いのですが、それ以外にも色々とあります。
例えば、人間関係です。
年齢、国籍、障がいの有無、LGBTQなど分け隔てなく共に支え合って暮らしており、人と人との距離が近いことが大きな魅力の一つだと思います。
最近はアーティストやクリエイターなどの若い世代の人々が長田区に移住したり、活動拠点を移したりする事例が少しずつ増えてきていますが、こういった魅力に惹かれているのではないでしょうか。
今年度から長田区役所では、長田区の魅力を改めて理解し、発信していくための取組みを始めています。
職員が長田区に移住してこられた方などにインタビューを行い、その想いから長田区の魅力を探り、そのPR方法をまずは職員でワークショップを行い検討しています。
今後は区民の方にも加わっていただき、一緒に魅力の発信方法を考えていく予定です。
多くの人に長田区の魅力を深く感じて欲しいと思います。
今後、どのように展開できるのかを楽しみにしています。
8月3日ビーチサンダルの日の特別企画 (株)TSUKUMOの中島社長のインタビュー後編は今後の展開についてのお話です。
<(株)TSUKUMOの将来の野望は>
海外でビーチサンダルはFlip flopsと呼ばれていますが、「ビーチサンダル」という呼び名が世界で通じるようにしたいです。「sukiyaki」とか「Fujiyama」のように。
それと合わせて、長田発祥・神戸発祥ということが、世界で通用するようにしたいです。
<長田区と連携協定を締結して良かったですか>
良かったです。
一企業だけでは難しいことができます。例えば、長田区内の幼稚園に協力してもらって、ビーチサンダルが幼児の足の成長にどのような影響を与えるのかといった研究を始めようとしていますが、これも区役所と連携しているからこそできることです。10年間でできなかったことが、この1年間でできています。
また、全国に「長田区」を発信できているという手ごたえも感じています。
<長田区との連携の中での将来の展望は>
長田区内の人にもっとビーチサンダルのことを知って欲しいです。また、長田区を再びビーチサンダルの産地にしたいです。例えば、幼稚園の研究の成果もオープンにして、区内の他の企業も一緒に商品開発に取り組めれば良いと思っています。
インタビュー記事は今回で終わりです。
インタビューの後は中島社長と一緒に、8月3日限定企画として、区境にビーチサンダル履き替えポイントの靴箱を設置したり、長田港のプチ砂浜を「九十九ビーチ」として勝手に命名したりしました。
これからも、ものづくり・靴づくりで発展してきた歴史・文化を大切にしつつ、長田区が活気あるまちとなるような取組みを続けていきたいと思います。
8月3日ビーチサンダルの日の特別企画 (株)TSUKUMOの中島社長のインタビュー記事中編は現在のお仕事のお話です。
<国産にこだわられる理由は>
海外からの輸入はロット数が大きくて、その分受注回数も少ないので、小回りが利きません。ニーズにあった商品をきめ細やかに早く提供できるように国産にこだわっています。また、日本のものづくりの技術を継承していきたいという思いもあります。
<どれぐらいの数のビーチサンダルを販売されていますか>
海外も含めて年間10万足程度です。昨年はコロナの影響で通常の販売は落ち込みましたが、有名芸能人とのコラボ商品が特需となり助かりました。
<夏がピークだと思いますが1年間のお仕事の状況は>
12月は海外向け、1月はプロ野球キャンプ関連で沖縄向けの商品の発送が多く、アパレルメーカーとの取引きは3月納品です。なので、トップシーズンと思われている8・9月は案外暇なのです。
<人工芝や牛革・豚革を貼るなど、ユニークな商品のアイデアの源泉は>
アパレルメーカーやスポーツメーカー、革の取扱い会社など、意外と多くの業種との付き合いがあり、そういった取引先との意見交換の中で生まれます。牛革を貼ったビーチサンダルは自分が履きたかったので商品にしてみました。
<仕事をする上で大切にされていることは>
ご縁です。人に何かしてあげるよりも、期待以上の何かをしてあげたい、と思っています。
<座右の銘は>
ラグビーをやっていた時は「初志貫徹」でした。
最近は漢字の熟語を使っていませんね。使うのは「黒霧島」とか「炭酸割」ぐらいかな。
と言うのは冗談で、「知恩報恩」です。自分が多くの人に助けられていることに気づき、その恩に報いる、という意味です。
<子どもの頃のビーチサンダルの思い出は>
横須賀に住んでいたので、よく海へ遊びに行っていました。いつもビーチサンダルを履いていたので、ビーチサンダルで育ったようなものです。
<子どもの頃になりたかった職業は>
祖父も父もサラリーマンをしていたので、自然とサラリーマンになるものだと思っていました。小学6年生の時にラグビースクールへ通い始めてからは、ラグビー選手になりたかったです。神奈川県でラグビーが一番強かった高校に入学し、同じくラグビーが強い関東学院大学に進学しましたが、周りが凄すぎて自分の限界を感じました。卒業後は一切ラグビーをやっていません。
<ビーチサンダルの道に進まれたきっかけは>
大学卒業後は建設会社の営業をやっていましたが1年半で退職しました。その後、大学のバイト先で一緒だった女性と結婚し、その実家の家業を手伝うようになりました。それが、げんべい商店です。今ではビーチサンダルで有名な会社ですが、当時は人気のない街の雑貨店でした。ただ、当時からビーチサンダルはよく売れていました。
3年後にビーチサンダル専門に切り替え、ウェブサイトの立上げやロゴマークを作ったところ大ヒットしました。当時は海外から輸入したビーチサンダルを販売していましたが、工場の都合で受注が年に1回だけで、早く売れ過ぎて夏が来る前に商品が無くなった、ということもありました。
げんべい商店の社長であった義理の父が亡くなってから、色々とあり同社を辞め、その数年前に立ち上げていた(株)TSUKUMOでの事業を開始しました。
新型コロナの新規感染者が再び急増しています。
引き続き感染予防の対策を十分にお取りいただくようにお願いします。また、暑い日が続きますので熱中症にもお気を付けください。
神戸市では婦人会の皆さんと一緒になって、「婦人市政懇談会」という取組みを行っています。
各婦人会から地域や市政全般に関するご要望をいただき、それに対する神戸市の考え方をお答えするというものです。
昭和44年から毎年続けられています。
秋には婦人会だけではなく、自治会の皆さんからのご要望をお聞きする機会も設けています。
こういった機会だけでなく、地域のお困りごとには常日頃から区役所でご相談に乗っています。
現在市内には約20か所(6月30日時点)の集団接種会場が設けられています。
これだけの数の接種会場を運営していくには、感染症を担当する部署だけでは手が回りませんので、現在市役所全体で取り組んでいます。
長田区内には長田区文化センターに会場が設けられていますが、ここは最寄りの新長田合同庁舎の部署がその運営を担当しています。
長田区役所は、最近開設した西区学園都市のキャンパススクエア内の会場を担当することになりました。職員数名が休日も関係なく、医師・看護師・薬剤師・事務スタッフの皆さんと一緒に、ワクチン接種の業務を行っています。
区役所職員が他区で仕事をすることは通常では考えられません。
勝手知った長田区とは違い、慣れない他区での業務に戸惑いも感じていますが、今は誰もが経験したことのない災害時の対応と同じです。
市役所・区役所が一丸となって、市民・区民の皆さまの安全のために頑張っています。
4月中旬から65歳以上の方に対して、新型コロナワクチンの接種券を順次発送しています。
当初はワクチン接種予約の電話がつながらないといったご迷惑をおかけしましたが、現在は大学生のお助け隊がウェブ予約のお手伝いをしています。
お助け隊の窓口は、長田区役所7階と新長田合同庁舎2階に設けています。
新長田合同庁舎は平日のみですが、長田区役所では土曜日・日曜日もお手伝いをしています。
接種券がお手元に届いた方は、まず、かかりつけの病院や診療所にご連絡していただき、それでもお困りの場合は、お助け隊の窓口にお越し下さい。
また、ハーバーランドやノエビアスタジアムに大規模接種のための会場を設けています。
予約には比較的空きがありますので、早く接種されたい方はこちらをご利用下さい。
いずれも長田区内からは便利な場所にあります。
身近に困っておられる方がおられましたら、こういった情報をお伝えいただければありがたいです。
ワクチン接種の予約にあたっては、地域の中でお困りの方のお手伝いをしていただいているという話を何度か聞きました。本当にありがとうございます。
地域の中での普段からのお付き合いや、お互いに助け合う気持ちの大切さを実感しています。
区民の皆様が早く安心して生活を送ることができように、円滑なワクチン接種に向けて区役所としても頑張っていきます。
1,599人
新型コロナ感染症が猛威を振るっており、3回目の緊急事態宣言が出されました。
この数字は、4月24日時点の神戸市内で入院調整中の方の数です。感染しても入院できない方がこれだけおられるという事です。
万が一感染すれば大変なことになるという危機的な状況を示しています。
また、新型コロナの対応に注力するため、市民病院では通常医療の4割が削減されています。
助かる命を助けるためにも皆さんにお願いです。
まずは、マスクを外して話さない、食事でマスクを外す時は話さないか、もしくは1m以上の距離を取る、という比較的簡単にできることを徹底して下さい。
医療の現場も、長田区役所で対応にあたる保健師チーム・それを支援する事務職員も大変な状況です。皆さんのご協力を心よりお願い申し上げます。
さて、4月の定例の人事異動により、長田区役所では新しい体制で業務がスタートしています。
今年度も引き続き区民の皆さまのため、安全でより住みやすい長田区のまちとなるように努力していきますのでよろしくお願いします。
先月、長田区役所では1・2階ロビーに六甲山の間伐材を使ったプランターを設置しました。
長田区南部に緑を増やす「ながた緑プロジェクト」の一環です。
何かと息が詰まる世の中ですが、緑を見ていただき、少しでも皆さんの心が和らげば嬉しいです。
新型コロナウィルスの緊急事態宣言が全国的に解除されました。
ただ、神戸市内でも1日当たり20~30人程度の新規感染者の発生が続いており、医療体制の厳しい状況は続いています。
ワクチン接種のための準備は進んでいますが、まだまだ先行きが不透明です。
春が近づき開放的な気分になりますが、感染の拡大を何としても防ぐため、
を控えていただくように、改めてお願いいたします。
先日、長田区役所では南海トラフ地震を想定した机上訓練を行いました。
例年末の長田区総合防災訓練、1.17の防災訓練がコロナの影響で中止となったことから、それに替わるものとしての実施です。
マグニチュード9.0の巨大地震の発生により、長田区では最大震度6弱を観測し、最大2.7mの津波が到達したという想定です。訓練会場では、事前に聞かされていない区内の被害状況が時間の経過に応じて情報提供され、参加者は各々の役割に従って対応を考えていきます。
机上訓練と言っても侮れません。
頭をフル回転させて対応を考える必要があり、災害時の行動を常にシミュレーションしておく良い機会となります。
数年ぶりの机上訓練のため、改善点は多々ありましたが、これからも繰り返し実施していきたいと思います。
区民の皆様の安全のため、災害への備えを怠らないように努めていきます。
31.9%
1月末のマイナンバーカードの神戸市の交付率です。
おおよそ3人に1人の方はカードを持たれるようになりましたが、まだまだ少ない状況です。
マイナンバーカードがあれば、住民票の写しや印鑑登録証明書などが全国のコンビニで取得できます。しかし、引越しなどの機会が無いのでメリットを感じない、という声もよく聞きます。
医療機関にもよりますが、この3月からは健康保険証としても利用できるようになります。スムーズに受け付けができますし、高額な医療費を支払う場合や、確定申告の時の医療費控除の手続きも便利になります。
さらに、この3月末までに申請すれば、上限5,000円相当のマイナポイントがもらえます。
マイナポイントって何、という方も多いのですが、とにかくお得なのです。
JR新長田駅前のピフレ2階には、平日の夜や土日でもマイナンバーカードの手続きができる「新長田サテライト」という便利な受付窓口が設けられています。
新長田サテライトの詳細は以下のリンクからご確認下さい。
なお、引き続き長田区役所でも申請の窓口を設けておりますので、いずれかをお選びいただければ結構です。
今後、カードを申請される方は増えてくると思います。
まだお持ちでない方は、お早めに申請していただきますようにお願いします。
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
天気予報はよく当たります。
12月30日は午後から冷気が上空に流れ込み、強い風が吹き荒れ、気温も下がり大変な日でした。
密を避けるため一日早い初詣を区内の神社で順番に済ませ、最後の長田神社からの帰宅途中のことです。
長田神社前商店街で店外に並べられていた商品が突風のため、歩道に散乱しました。歩いていた方たち数人が直ぐに商品を拾い集め、店員さんに引き渡し何事も無かったように立ち去りました。
また、JR新長田駅の近くの交差点では、高齢者の方が突風で煽られて転んでしまい、しばらく動けませんでした。直ぐに救急車を呼びましたが、通りがかった方たち数人が高齢者の方が寒くないように服をかけてあげたり、風よけになったり、励ましてあげたりと、救急車の到着までの間、一緒に居て下さいました。
昨年は新型コロナウィルスのため散々な一年で、年末までも良くないことが起きたと思いきや、通りすがりの人々の温かさに本当に救われました。
こんな温かい人たちの住む長田区がもっと暮らしやすいまちとなるように、令和3年も長田区役所職員一同頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。
私は本を読むことが大好きです。
本は、空間・時間を超えた世界を垣間見ることのできる窓のような存在だと考えています。
子どもの頃には偉人の伝記をよく読み、その活躍に心を躍らせていました。大人になってからは、ジャンルを問わず図書館や書店の本棚に並んでいる面白そうな本を手当たり次第に読んでいます。
長田区内には新長田図書館がありますが、残念ながら貸出冊数は他の図書館に比べて、それほど多くないようです。是非子どもから大人まで多くの方に本に親しみ、本を楽しんでいただきたいと思っています。
今年の10月に、長田区役所前に人工芝の広場が登場しました。普段使われていない空間を有効に活用するため、若手職員に色々と考えてもらいました。
12月にはこの広場で、新長田図書館の職員の方に絵本の読み聞かせをしていただきました。
画像は、絵本に合わせて、お母様達がお子様を「ぴょーん」と抱き上げている様子です。
単なる絵本の読み聞かせだけでなく、身体も使って親子ともに楽しめる良い内容でした。
寒い時期は少しお休みをいただき、暖かくなってくれば再開したいと新長田図書館の西田館長とも相談をしています。是非楽しみにしておいて下さい。
12月に入ってから新型コロナの感染者が全国的に増えています。
長田区役所の職員も保健師を中心にして、その対応によく頑張ってくれています。
区民の皆様におかれましても、引き続き日常生活の中での感染防止に十分にご注意いただき、静かな年末年始をお過ごし下さいますようにお願いいたします。
本年は新型コロナにより思いもかけない大変な一年となりましたが、区民の皆様には色々な場面でお世話になりありがとうございました。どうか良いお年をお迎え下さい。
先日、長田港の魅力を知っていただくためのイベント「海と、魚と、」が開催されました。
多くの方にお越しいただきありがとうございました。
午前中は親子で楽しんでいただく漁業体験ツアーを開催し、漁船に乗ったり、セリの体験などをしたり、色々な体験をしていただきました。
午後からは長田港の漁師さんによるシラス丼や、地元の居酒屋によるアナゴ天丼の他、長田港で水揚げされた活魚などの販売を行うスペシャルなマーケットが一日限定で出現しました。
会場へ入るための長蛇の列ができましたが、新型コロナウィルスへの対策から入場制限をさせていただいた結果です。列にお並びいただきました皆様にはご協力ありがとうございました。
飲食スペースは、海際の対面を避けた机です。天気も良く、風も爽やかで、波の音を聞きながら、美味しいシラス丼をいただきました。都会にいながら、こんなことを経験できるのは最高の幸せです。
会場では魚の尻尾が飛び出した袋を多く見ることができました。なかなか面白い光景です。
イベントの開催と成功は、駒ヶ林浦漁業会の皆様を始めとする多くの方々のお力によるものです。本当にありがとうございました。
できれば定期的に開催し、長田港の魅力をもっともっと多くの方に知っていただきたいと思います。
区内のイベントが少しずつ開催され始めています。
当然のことながら、マスクを着用する、人と人の距離は十分に確保する、大きな声を出さない、手指を消毒するといった感染予防の対策が取られた上での開催です。
先日は鉄人広場で新長田花の歌謡ショーが開催されました。晴天にも恵まれ、多くの方々にお越しいただきありがとうございました。
現在鉄人広場には2m×2mのマス目が引かれています。このマス目を利用してパイプ椅子を配置すると2mの間隔が取れ、いわゆるソーシャルディスタンスを確保することができます。鉄人広場を管理するNPO法人KOBE鉄人PROJECTのナイスなアイデアです。
真っ赤なスーツにコテの付いた真っ赤な帽子、サングラスがトレードマークの新長田のアイドル(?)鉄板コテ之介さんも登場され、懐かしい昭和歌謡を熱唱されていました。
鉄板コテ之介さんは新長田で生まれ育ち、新長田で働いておられる生粋の新長田人です。過去に大病を患われながらも、長田区に笑いを届けるため元気に活動をされています。
新型コロナウィルスは恐れ過ぎる必要はありませんが、気を緩めずに手洗いやマスク着用などの日常生活の中での感染防止の取組みは引き続き必要です。
緊急事態宣言が出されて以降、自宅に引きこもりがちな人も多いと思います。感染防止には十分に気を付けながら、長田区の皆さんが明るく、楽しく過ごせるような機会を作っていくことは大切だと感じました。
長田区役所の職員と言っても、長田区のことを案外知らないんじゃないかと思い、職員有志で休日に区内のまち歩きをすることにしました。
私は長田区と関わり出して8年目になりますが、新型コロナの緊急事態宣言期間中に1人で区内を散歩した際に、まだまだ知らない場所が多かったことも、きっかけの一つです。
先日、第1回目として駒ヶ林を歩きました。
駒ヶ林は歴史が古く、路地が縦横に広がる街並みに、長田港が身近に感じられて、見どころが満載です。駒ヶ林1丁目から3時間ほどかけて西へ移動しました。
古い建物をアーティストの活動拠点として活用している角野邸や、空地を活用してベトナム出身の人たちが野菜を育てている多文化共生ガーデン、国の登録有形文化財に指定され、活用方法を検討中の旧駒ヶ林保育所など、多くの場所を巡りました。
当然、長田港も。
まちを知るためには、自分の足で歩くのが一番です。
まちの風景や音、香り、そして、土地の感触を、全身で感じながら歩くのです。
まちを知れば、まちを好きになります。職員には今以上に長田区を好きになって欲しいと思っています。
次回はどこを歩きましょうか。
皆さんの住んでおられる地域にお邪魔するかも知れません。
梅雨入りして以降、雨が少ないと思っていましたら、7月後半は大雨が続き、長田区内でも何か所か建物の敷地が崩れました。人的被害が無かったことが何よりですが、家に帰ることができず、避難をされておられる方々がおられます。心よりお見舞いを申し上げます。
梅雨が明けても最近は台風やゲリラ豪雨による被害も頻発していますので、気象情報には十分にご注意下さい。そして、必要な時には躊躇することなく避難していただくようにお願いいたします。
先日は久しぶりに、長田区北部にある獅子ヶ池の里山活動に参加をしました。
獅子ヶ池は阪神・淡路大震災の後、不法投棄で荒れていた時期がありましたが、丸山の地域の方々や近くの小中学生、市役所・区役所が協力して、ゴミを捨て、草を刈り、遊歩道を整備し、美しい環境を蘇らせました。今も定期的に地域の方々が、この環境を守るための活動を続けておられます。
この日は十数名で草刈りをしました。汗だくになりましたが、木陰に入ると池を渡ってくる風が涼しくて、爽やかです。
私は休日に自宅のある新長田から獅子ヶ池までよく散歩しますが、本当に緑が美しくて、大好きな場所です。池の美しさもさることながら、地域の方々が力を合わせて環境を守られているという点でも、獅子ヶ池は長田区の宝ものだと思っています。
獅子ヶ池をご存知ない方は是非一度、足をお運びいただき、その美しさ、心地よさを体験していただきたいと思います。
早いもので新型コロナによる緊急事態宣言が解除されて、1か月近くが経ちます。
世の中も、日々の生活も少しずつ元に戻ってきていますが、全国的にはまだ新規感染者が発生しており、手洗いの徹底やマスクの着用、三密を避けるといった感染防止は必要です。
ただ、熱中症予防のため、人と人との間隔が十分にとれている場合はマスクを外し、体に熱がこもらないようにすることが大切です。水分も十分に取って、熱中症には是非お気をつけ下さい。
緊急事態宣言が出されて以降、私の休日の仕事は無くなりました。これまでは地域の色々な行事に参加していましたので、フリーの休日を過ごすことは極めて稀だった訳です。
地域行事の中止により区民の皆様と接する機会が減った分、自分の目でまちを見て回ることが大切だと思い立ち、てくてく、てくてく、と休日のたびに区内を隈なく歩き回りました。当然のことながら、密を避けて、人混みを避けての一人散歩です。
区内には、これまで知らなかった素敵な場所がまだまだありますね。特に、レンガ造りの塀や建物が多く残っていて、長田区は歴史や文化が地層のように積み重なっていることを実感しました。
まちを歩いて、まちを感じることがまちづくりの原点であることを改めて認識しつつ、もっと素敵な場所を発見するために、これからも区内一人散歩は続きます。
新型コロナ感染拡大防止に向け、区民の皆様には、手洗いの励行やマスクの着用、不要不急の外出を控えることや三つの密を避けること、また、特定の事業者の皆様には営業の自粛等、色々とご協力をいただいております。本当にありがとうございます。
そのおかげもあり、市内の新型コロナの感染者は一時に比べると、その数が減ってきています。ただ、その対応は長丁場になるとも言われており、油断をするとたちまち感染者数が増加に転じることになります。
先行きが不透明ですが、物事には必ず終わりはあるものです。
皆様ご自身のためにも、そして他の人のためにも、引き続きのご協力をお願いいたします。
先日、色とりどりの可愛らしいマスクが、区内の児童館に届けられました。神戸市婦人団体協議会による「よかったら使って、手作りマスク」運動で、長田区内の婦人会の皆様が手作りをされたものです。子ども達への温かい励ましのメッセージ付きです。
これまで、区内の幾つかの事業所の方からもマスクを寄付していただいており、色々な場面で皆様方の温かいお気持ちに触れることができています。ありがとうございます。
現在、区役所には多くの方が色々なご相談やお問合せにお越しいただいています。区役所が皆様にとって、身近な存在であることを嬉しく思いますが、区役所が三つの密になってはいけません。できる限りの対策は取っていますが、まずはお電話でお問合せをいただければ幸いです。
皆様の安全のため、そして安心のために区役所としても精一杯頑張っていきます。
新しい年度が始まりました。
長田区役所では人事異動により、まずは係長以上の管理職を中心に二十数名の職員が着任しました。区民の皆様の安全でより良い暮らしのために、チームワーク良く業務に取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願いします。
新しい年度の始まりに合わせて、長田区内では居心地の良い場所が完成しました。
一つは、新長田の商店街のベンチ付きのプランターです。
長田区南部に緑を増やすための「ながた緑プロジェクト」の一環として、大正筋商店街と六間道商店街に新たに設置されました。六甲山の間伐材を使い、長田区で活動する色々な人の手により作られたものです。植えられた木はまだまだ小さなものですが、皆様と一緒に大切にしていき、大きく育って欲しいと思います。ベンチはお買い物の合間にでも是非腰を掛けて下さい。これからプランターの数を増やしていき、商店街を緑が多く、より居心地の良い空間にしていきたいと考えています。
もう一つは、長田区役所4階の「おやこふらっとひろば」です。小さな子どもを連れて、ふらっと立ち寄れる空間です。
にょきにょきと木が立ち、ここにも六甲山の間伐材がたくさん使われ、子どもにも大人にも居心地の良い空間になっています。
また、様々な国にルーツを持つ人々が共に暮らしている長田区の特長を活かし、多文化共生もテーマとして取り入れています。
残念ながら新型コロナウィルスの感染防止のため、しばらく使うことができませんが、オープンできる日が決まりましたら長田区役所のホームページなどでお知らせをいたします。楽しみにしておいて下さい。
2月3日節分の日に長田神社での古式ゆかしい追儺式を見に行きました。
室町時代から追儺式の姿・形は変わることなく、現在まで伝えられてきたとのことです。
鬼達は厄災をもたらすのではなく、神の使いとして様々な災いを祓ってくれるとのこと。
それ故に豆をまいて追い払うことはしません。
鬼は松明を振りかざし、太刀を持って舞います。
厄除のお餅と天地四方を守るという五色の具の入ったうどんもいただきました。
古くからの伝統行事を、しっかりと守り伝えられている地域の方々のご努力に敬意を表するとともに、災いがもたらされない一年となることを願います。
今年は阪神・淡路大震災から25年目の節目です。1月17日は早朝から夜まで、長田区内の追悼の集まりに参加させていただき、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしました。
25年前、私は応援に駆け付けた須磨区の避難所で、多くの人の死と悲しみに直面をしました。その記憶は、長い間心の中にしまい込むようにしていました。しかし、震災の記憶の風化が問題となってきているここ数年は、1月17日には記憶を蘇らせ、涙を流し、改めてあの時の経験・想いを心に刻み込むようにしています。そして、その気持ちを災害への備えに向けた糧とするように心がけています。
言うまでもなく、災害への備えは我々区役所の努力だけでは十分ではありません。各地域・各家庭での備えも重要です。想像力を働かせて、災害が起きた時の状況を思い浮かべ、どのように行動すれば良いのかを想定しておくことが必要です。避難所の場所や家族との連絡方法の確認、転倒の可能性のある大きな家具の近くでは寝ないようにする、といった簡単にできることも多いと思います。
災害により、再び多くの人が悲しむことのないように、皆様方と共に防災・減災に取り組んでいきたいと思います。
明けましておめでとうございます。令和2年がスタートしました。
今年は昨年以上に変化の激しい一年となるような気がします。変化に柔軟に対応しつつ、長田区をより住みやすくするために、今年も長田区役所の職員一同は精一杯頑張りますので、皆様方のより一層のお力添えをお願いいたします。
今年の初詣は長田神社へお参りしました。天候に恵まれたこともあり、例年よりも参拝客が多かったとのことです。
個人的に占いはあまり信じないのですが、久しぶりにおみくじを引いてみました。
結果は吉。全ての項目に良いことが書かれています。
長田区にとって良い年になりそうです。
高齢化が進む長田区ですが、12月6日は大勢の可愛らしい子ども達で区役所の7階はいっぱいになりました。ながたカンガルーフェスタです。
区内の子育てに関わる多くの団体のご協力により、15年以上前から毎年開催され、今年は合計で230人を超える乳幼児とそのご家族の方が参加されました。ご協力・ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
プレゼント配りの本番を3週間前に控えたサンタさんとトナカイさんも応援に駆けつけてくれました。地域の方のコスプレですが、子ども達にはそのことは内緒です。
満面の笑顔のトナカイさんは、長田区役所のこども家庭支援課長です。本人も子育てをしながら、長田区の子育て支援に真剣に取り組んでくれています。
子育てに関わる多くの団体や施設が楽しいブースを出していただいた他、主任児童委員の皆様を中心としたディズニーキャラクターなどのコスプレチームも大活躍して下さいました。
小さな子ども達の楽しそうな様子を見ると心が癒されます。区役所には和やかな空間と時間が流れていました。
子どもの健やかな成長を支えるのは、保育所・保育園や幼稚園は言うまでもなく、地域と行政がしっかりと力を合わせる必要があります。最近では、地域のつながりの深い長田区は、子育てをしやすいという声も耳にするようになりました。
子どもの笑顔のため、そして子育てをされている皆さんの笑顔のためにも、引き続き子育て支援の取組みを頑張っていきたいと思います。
11月30日に長田区総合防災訓練を実施しました。
非常に寒い中、ご参加・ご協力いただいた皆様にお礼を申し上げます。
訓練は二葉・若松両地区の防災福祉コミュニティのご協力のもと、避難訓練からスタートをしました。断水時に備えての給水訓練や、避難所で使用する段ボールベッド・仮設トイレの組立て訓練も行いましたが、これまでの被災地の経験をもとに、避難所の環境は少しずつ改善されてきていると感じました。
日赤奉仕団として長田区連合婦人会の皆様には、三角巾やビニール袋を使った応急手当の訓練を実施していただきました。腕を骨折した際には、コンビニのビニール袋を少し加工することで腕を固定できるとのことです。私も知りませんでした。
長田消防署による実車を使った救出訓練や、倒壊家屋で救出の障害となっている鋼管を切断する訓練も行われました。てきぱきとした行動は非常に頼もしいです。
長田区内の医療・介護の従事者がネットワークを組む「災害時の医療・介護提供協議会」により、避難所での高齢者など要援護者の対応訓練も実施されました。高齢化の進む長田区では非常に重要な訓練です。
最後は神戸常盤大学による炊き出し訓練で作っていただいた豚汁を頂戴しました。ごちそうさまでした。
他にもNTT西日本や大阪ガスといった企業にもご参加いただきました。
今回の訓練では、災害時に実際役立つことと合わせて、関係する機関がどのような対応を取るのかを知っていただく内容となっています。
災害の経験を伝えることはなかなか容易ではないと感じていますが、災害を経験していない人が訓練を体験したり、災害の情報に触れたりすることで、実際の災害の状況を想像することは可能です。そのうえで、自分の行動をしっかりと想定することが大切です。
阪神・淡路大震災からあと少しで25年目を迎える今、我々は大災害と日々隣り合わせに生きていることを改めて認識し、皆様と行政が力を合わせて、しっかりと災害に備えていきたいと思います。
長田区の北に位置する丸山地域。豊かな緑に囲まれて、吹いてくる風が街中とは異なり爽やかでとても気持ちの良いところです。
ただ、急な斜面に街が切り開かれ、曲がりくねった坂が多く、急な階段でしか出入りできないような住宅も多数あります。
過去に遡ると、閑静な奥座敷として数軒の旅館もあり遊園地もあった丸山地域ですが、近年は人口の減少が進み、空地や空家が多く見られるようになりました。
3年前から長田区役所では、丸山地域をより住みやすくするために、地域の方々と一緒に街の課題を考え、その対策を考えていく取り組みを進めています。
この丸山地域で最近新しい動きが出てきました。
丸山地域で生まれ育った若者が空家となった住宅を借り、人が集まる場所にしようと考え、DIYで素敵な空間に生まれ変わらせようとし始めました。
先日、私もその住宅の一室の天井を剥がす作業を手伝ってきました。天井の裏には素敵な小屋組みが現れ、それが見えるような空間にするそうです。
ちなみに、画像に写っているのは私ではありません。この住宅の借主の若者です。
時間をかけて少しずつ改修をしていくそうです。
また、この住宅の近くにあって、数年前から使われなくなっていた大日温泉の建物にも変化が出て来ました。
東京から来られたご夫妻が引越しをされ、こちらも時間をかけて少しずつ改修をされるそうです。銭湯の空間がどのように生まれ変わるのかを見守りたいと思います。
近くには、新開地で大衆に埋もれながらも情熱溢れる作品を多数生み出したタカハシノブオの絵を多数所蔵され、飾られている神戸わたくし美術館もあります。私が大好きな美術館です。
これらがうまく連携できると嬉しいです。
他にも若者の手によりリノベーションが進んでいる空家もあり、偶然にも同じようなタイミングで、丸山地域において空家を活用した動きが出てきたことに驚きを覚えています。
長田区南部では少し前から若いアーティストやクリエイターが移り住む動きがあります。長田区役所は、うまく皆さんがつながるように縁の下の力持ちの役目を果たしたいと思います。
これから、丸山地域と長田南部がうまく呼応して長田区全体で盛り上がってもらえることを期待しています。
今年も9月16日の敬老の日を中心に、長田区内の各所で敬老会が開催されました。
子供たちの太鼓や地域の人達による歌や踊り、そして面白い寸劇まであり、参加された高齢者の方々のみならず、私たちも大変楽しませていただきました。
私自身は昭和6年生まれの父、昭和13生まれの母の両方が十数年前に亡くなっており、敬老の日だからと言っても何もできないため、参加された皆様の笑顔を見ることができて非常に嬉しく思いました。
長田区は市内9区の中でも高齢化率が33%と最も高い状況です。高齢化率が高いことはマイナスのイメージで語られることが多いのですが、そんなことはありません。長田区には人生経験豊富な先輩が大勢おられる、ということです。
また、長田区で暮らしていて常に思うことは、高齢者の方が地域のコミュニティの中で非常に重要な役割を果たされているということです。若い世代と高齢者の方とのお互いの気遣いが、その地域のつながりを強くしていると思います。
9月1日時点で長田区内の100歳以上の方は89名おられ、最高齢は男性が104歳、女性が106歳です。私が今52歳ですので、倍以上の年齢です。色々なご経験をされてこられたことと思います。
女性の方は体調を崩されていましたので、男性の方のみ敬老の日のお祝いのために、現在住まわれている施設へ訪問させていただきました。
入浴された後で気持ち良さそうにお昼寝中でしたので、ゆっくりお話をすることはできませんでしたが、お元気そうなお顔を拝見できました。
人生の先輩方に学ぶことはたくさんあります。我々後輩のためにも、皆様方にはこれからもお元気にお過ごしいただきたいと思います。
夏祭りのシーズンに入っています。
長田区内でも多くの地域で夏祭りが開催されており、私も参加させてもらっています。まちづくり課長にいた時以来なので、ほぼ5年ぶりの盆踊りです。炭坑節はシンプルな振りだけに何とか覚えていますが、他の踊りはなかなか難しい。回を重ねたシーズンの終わり頃には、どの踊りも何とか「様」になっていることでしょう。
先日は長田小学校で開催された長田ふれあい夏まつりで踊ってきました。曲が始まると、多くの子供たちが輪になり、曲によっては、歌詞を元気良く歌いながら踊っていました。
長田小学校は今年で創立100周年を迎えるとのことで、それを記念した花火も打ち上げられました。市販の打ち上げ花火100発です。点火が本当に大変ですが、小学校の先生方がご活躍されていました。花火と提灯のコラボレーションが美しいです。
盆踊りには祖先の霊の供養と、人と人とが親睦を深めるという意味があるとのこと。
自分の亡くなった両親を思い出しながら、また、人々の結び付きが強くなることを願いながら、そして、お祭りの開催にご尽力をいただいた地域の方々に感謝をしながら、私も踊らせていただきました。
まだまだ夏祭りは続きます。お近くの地域の夏祭りで是非一緒に踊りましょう。
先日、新長田合同庁舎の完成式典に参加をしてきました。平成27年に県市による合同庁舎の整備を発表し、平成29年から工事を進めてきました。私は前職で新長田駅南再開発事業を担当しており、この庁舎の整備にも携わっておりましたので、きれいに建物が出来上がったことをとても喜んでいます。
庁舎東側では、長田南部の緑化を進める「ながた緑プロジェクト」の拠点となるように、獅子ヶ池の里山をイメージした木々を植えています。普通はなかなかススキって植えないですよね。良い感じにできています。秋が楽しみです。地域の人々と一緒に植えた花も入り口の両脇を彩ってくれています。将来的には獅子ヶ池で育った木をこの場所に移植することも考えています。
合同庁舎の完成に合わせて周辺の整備も進められ、国道2号線を渡る大橋地下道もきれいになりました。これまでは薄暗くて雨漏りもしていましたので見違えるようです。阪神・淡路大震災に関する展示コーナーも新たに設けられています。
合同庁舎では、約1,050人の職員が働き、年間約30万人の来庁者が見込まれています。周辺の商店街でも合同庁舎の完成を喜んでいただいています。職員や来庁者の皆さんが、この街で買い物をし、食事をし、お酒を飲み、この街を好きになって、この街に何度も足を運んでいただけることをとてもとても期待しています。
たまに聞かれるのですが、長田区役所が合同庁舎へ移転する訳ではありませんのでお気をつけ下さい。これまでどおり、地下鉄長田駅の近くの庁舎で皆さんのお越しをお待ちしています。
先日、令和になって初めての丸五アジア横丁ナイト屋台に行ってきました。
丸五市場は地下鉄駒ヶ林駅近くにあり、市内で最も古く、100年以上の歴史を持つ商店街です。残念ながら普段は空き店舗が目立つ丸五市場も、ナイト屋台の夜は大いに盛り上がります。韓国、ベトナム、ミャンマー、中国等の各国の屋台が並び、日本ではないようなアジアンな雰囲気の中で美味しい料理とお酒を楽しめます。
私が長田区のまちづくり課長として勤務していた数年前とは比べものにならない程、大勢の方が来られていました。大阪や加古川といった神戸市外からのお客様もおられ、肩を寄せ合っての立ち飲みスタイルの中で、知らない人達との交流も進みます。
この日はサプライズで久元市長も登場され、居合わせた方々と一緒に盛り上がっておられました。
ナイト屋台は6月から10月までの間の毎月第3金曜日に開催されます。
私は今年も皆勤を目指しますので、見かけたらお声がけ下さい。一緒に美味しい料理とお酒を楽しみましょう。
新長田には足湯があります。JR新長田駅から少し南側のホテルの横です。
3年前から休止していましたが、地域の皆様の要望を受けて、ホテルの新しい運営会社に再開をしていただきました。ご協力に感謝しながら、早速足湯につかりました。
やはり気持ちが良い。居合わせた方々ともお話をしましたが、皆さん喜んでおられました。周辺には間伐材を使ったベンチも置かれ、素敵な空間になっています。皆様も商店街でのお買い物のついでに是非お楽しみ下さい。
足湯再開と同じ日には、ふたば学舎で「ふたば国際プラザ」が開所しました。神戸市内に増える外国人の方々が安心して暮らせるようにお手伝いする施設です。長田区内でもベトナムなどの外国人の方が増えています。この施設が交流の拠点となり、お互いにお互いの文化を理解し、共に楽しく暮らしていけるような長田区にしていきたいと思います。
史上最長と言われた10日間のゴールデンウィークが明けました。この間に平成が終わり、令和が始まりました。
まず、長田の平成最後のお祭りとなったかもしれません、4月29日に開催された「花水木まつり」。当日は天気がもつのかどうか、開催中止にならないか心配していましたが、無事に開催され一安心。私も最初に挨拶をさせていただき、あとはまつりを楽しませていただきました。
バラエティ豊かな屋台で美味しいものが食べられるだけでなく、コグージーマザールと言われるバザーや、昔遊び、花水木オリンピックなど、様々な出し物があります。ステージでの発表も年々パワーアップして見ごたえ十分でした。
私も昔遊び会場で久しぶりにけん玉を楽しみましたが、なかなか難しいものです。
また長田区内で令和初の行事になったかもしれません。5月1日に真陽地区で改元にちなんだ行事がありました。色とりどりの子どもたちの手形で大きな用紙を彩りました。新しい時代の到来に子どもたちはどの様な願いをこめたのでしょうか。私も一緒に手形を押しました。私の願いはもちろん区民の皆様の安全や長田区がより住みやすいまちとなることですが、それ以外のお願い事は秘密にしておきます。
たくさんのイベントや行事が毎週のように行われているのも長田区の特長の一つだと思います。これからたくさんの行事・イベントが開催されますのでとても楽しみです。
4月1日付けで長田区長になりました増田 匡(ますだ ただす)です。
第29代目の長田区長になります。
実は、私も長田区民の一員です。また、以前まちづくり課長として勤務していたこともあり、何かと長田区との縁を感じています。
長田区は下町情緒豊かな、住んでいる人々の人情であふれるまちです。また、山あり、港あり、神社あり、鉄人ありと、神戸市の中でも特に多様な資源に恵まれた個性あふれるすばらしいまちでもあります。
地域の皆さんと力を合わせて、誰もが住みやすい、より魅力的なまちにしていけるよう精いっぱい頑張ります。これから地域の行事やお祭りなどで沢山の地域の皆さんとお会いできることを楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。
増田 匡
地域協働課広報相談ライン
TEL:078-579-2311
FAX:078-579-2301