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KOBE(神戸市)

主要プロジェクト紹介

MAJOR PROJECT

神戸医療産業都市

PROJECT

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世界に誇れる高度医療を発信。
命を救う新機軸を創る医療産業都市へ。

阪神・淡路大震災では、多大なる復興の支援をいただいた神戸。この経験をもとに、人の命や健康に関わる「医療」で世界に貢献するため、1998年「神戸医療産業都市」の構想に着手しました。ポートアイランドの南エリアを中心に研究機関・病院・医療関連企業を集積し連携を促すことで、世界に先駆けた研究開発を推進。新たな医薬品・医療機器・治療法を創造し、神戸発の医療イノベーションの創出を目指します。研究成果や医療技術を製品やサービスとして世の中へ届ける。その流れを生み出していく日本最大級の医療産業クラスターとして、神戸経済の活性化にもつなげていきます。

神戸医療産業都市内で実施されている代表的なプロジェクト

01

スーパーコンピュータ「富岳」の開発・整備

世界でもトップレベルの性能を誇る汎用性の高いスーパーコンピュータ「富岳」が2021 年3月より神戸で共用が開始されました。「富岳」は最大で「京」の100 倍のアプリケーション実効性能を備えており、Society 5.0 を支える情報基盤技術として
創薬や防災など様々な分野において成果を創出しています。最近では、「富岳」を用いてCOVID-19の飛沫・エアロゾル拡散モデルシミュレーションが行われ、飛沫やエアロゾルの見える化によりコロナ禍における世界中の人々の行動変容に大きく貢献しました。

スーパーコンピュータ「富岳」

02

自動PCR検査ロボットシステム等の開発

神戸医療産業都市内に拠点を持つ㈱メディカロイドは、医療従事者や検査員の感染リスクと作業負担を低減し、PCR検査体制の大幅な拡充に貢献するため、自動でPCR検査を行うロボットシステムを開発しました。
すでに神戸市内の検査センターにて導入が進められ、運用が始まっています。

自動PCR検査ロボットシステム

03

手術支援ロボット「hinotori™ サージカルロボットシステム」の開発

神⼾医療産業都市内に拠点を持つ㈱メディカロイドが、国産初となる手術支援ロボット「hinotori™ サージカルロボットシステム」を開発し、2020 年8月に製造販売承認を取得、同年12月には神⼾⼤学医学部附属病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)において、hinotori™を⽤いた初の手術が実施されました。今後のさらなる普及促進につなげていくべく、診療対象科の拡充や5Gネットワークを活用した遠隔ロボット手術の実証実験など、新たな取り組みが推し進められています。

手術支援ロボット「hinotori™サージカルロボットシステム」

神戸医療産業都市の発信力を
もっと高めていきたい

森口 大輔


(公財)神戸医療産業都市推進機構
経営企画部 広報戦略課
兼 企画財務課

平成27年度入庁
[大学卒・総合事務]
(※令和3年度時点)

森口 大輔

MORIGUCHI DAISUKE

研究機関、病院、医療関連企業が集積する日本最大級の医療産業クラスターに育った「神戸医療産業都市」。集積の厚みが生み出す様々な連携により、市民の方々の健康・福祉の向上に貢献するあらゆる機器やシステム等がここポートアイランドで創出されています。これらの成果を市民の方々に広く知ってもらうことにより、神戸医療産業都市をもっと身近に感じてもらい、神戸というまちの魅力や強みを感じてもらえるよう、日々の業務に取り組んでいます。

1日のスケジュール

  • 出勤
    9:00

    メールチェック

  • 9:30

    PR動画の制作に関する打合せ

  • 10:30

    会議での報告資料作成

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    次期経営計画策定に関する打合せ

  • 14:00

    経済波及効果を検討する有識者会議へ出席

  • 16:00

    オンライン広告施策検討

  • 17:00

    定期刊行誌原稿チェック

    退庁
    18:30

新型コロナ対策に貢献できる成果を
いち早く伝える

神戸医療産業都市は、新型コロナウイルス感染症対策においても、市民の方々の健康・福祉に貢献しています。
㈱メディカロイドでは、全自動PCR検査ロボットシステムを開発し、PCR 検査体制の大幅な拡充に貢献しました。また、神戸市立医療センター中央市民病院では、国内で初めて重症患者の専用病棟を開設するとともに、患者さんのモニタリングには神戸医療産業都市内の企業が開発した遠隔モニタリングシステムが導入されています。
このような成果をいち早く市民の方々に伝えることで、神戸医療産業都市をもっと身近に感じてもらい、これまで以上に応援してもらえるよう、日々の広報に注力しています。

森口 大輔

森口 大輔

行く先を見据えて
新たな挑戦を

神戸医療産業都市は構想開始から20年を超え、新たなステップへと入ってきています。強みは更に磨きをかけ、新たな取り組みにも次々と挑戦していく必要があります。広報もこれまで以上に戦略的かつ効果的なものとすべく、デジタル化への変革やデジタルマーケティングなど新しいことに挑戦していかなければなりません。そのためには、神戸医療産業都市全体を俯瞰しつつ、世界の動向をしっかりとキャッチする幅広い視野を持つことが大切です。今後、神戸医療産業都市が向かって行く先を見据えながら、新たな取り組みにも絶えず挑戦していきます。