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~安土桃山時代から続く伝統工芸品~「有馬籠」が神戸市ふるさと納税返礼品に!

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記者資料提供(2023年11月20日)
企画調整局産学連携推進課
安土桃山時代から湯治客の土産品となっており、主に花器として茶道の中で愛用されてきた「有馬籠」。豊臣秀吉の正室寧々に贈られたとも伝えられています。
この度、有馬温泉に唯一残る製造元が作る「有馬籠」が神戸市ふるさと納税返礼品に加わりました。有馬籠の代表格である花入から日常使いできるお弁当籠やお箸まで。どれも上質な竹を使って丁寧に作られた逸品です。


有馬籠
1.返礼品について

①せせらぎ籠       寄附金額 30,000円
有馬籠を代表する花入。お花を引き立てるデザインで、茶道の席でも利用できます。
②すみれ花入       寄附金額 30,000円
有馬籠の中でも人気の商品。六甲山系でとれた晒竹を素材に丁寧に編み上げています。洋室にも似合うデザインで、インテリアとしてもおすすめです。
③有馬伝来弁当籠     寄附金額 75,000円
昔から変わらない技術でつくられている弁当籠。通気性がよく中の食材が蒸れにくいのが特徴です。竹は使うほどに飴色に変化し、艶やかな道具になります。
④有馬 色彩箸5膳セット 寄附金額 18,000円
有馬籠の職人がつくった彩り豊かな食事箸。国産の竹を素材に、1本1本丁寧に削りました。カラーバリエーションが豊富なので、普段使いの家族箸としておすすめです。
返礼品画像

2.「有馬籠」について

有馬温泉は、周辺の六甲山系の山々が水分や養分が流れやすい花崗岩で形成されているため、美しい艶のある上質な竹の産地として知られています。その竹を職人の技で薄く削り、一つひとつ竹ひごを編んで作り上げていきます。
有馬籠の歴史は古く、豊臣秀吉や千利休の時代から主に花器として茶道の中で愛用され、湯治客の土産品となっていました。その後、江戸時代に著名な名産品として様々な書物で紹介された有馬籠は、明治6年にオーストリアで開催されたウィーン万国博覧会に出品し優秀賞を受賞しました。大正時代の全盛期には「籠屋町」を形成するほど栄えました。やがて、プラスチック製品の普及や後継者不足により多くの事業者が廃業。今では唯一の製造元「竹芸有馬籠くつわ」が伝統の技を紡いでいます。
作業風景

3.返礼品のお申込み

受付開始日:2023年11月17日(金)
申し込み方法:下記のサイトよりお申し込みください。
※地方税法等の規定により、神戸市にお住まいの方は返礼品を受け取ることはできません。
<ふるさとチョイス>
<楽天ふるさと納税>
<ふるなび>
<ANAのふるさと納税>
<ふるさとパレット>