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第12回全国大学生マーケティングコンテスト(MCJ) 決勝大会の開催

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記者資料提供(2023年11月28日)
企画調整局産学連携推進課
大学生が、英語で企業や団体のマーケティング・プランを発表し競い合う第12回全国大学生マーケティングコンテスト(以下、MCJ: Marketing Competition Japan)の決勝大会を、12月9日(土曜)に神戸市外国語大学(大ホール)で行います。(大会ウェブサイト:https://www.mcjapan.org/)

1.大会概要

MCJは、神戸市外国語大学(以下、本学)の学生と教職員から成る運営委員会が企画・運営する大会で、2011年に始まりました。企業や団体等が提示するテーマ商品について、具体的なマーケティング・プランづくりに取り組み英語で発表することにより、学生の企画力、創造力、発信力、英語力の向上を目指すものです。

今大会は、株式会社エコロギー(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:葦苅晟矢氏)をメインスポンサーに迎えます。株式会社エコロギーは、早稲田大学での昆虫コオロギの研究成果により2017年に創業した早稲田大学発のベンチャー企業です。「地球と生命が、食を通じて健やかになる持続可能な生態系」の実現のために、未利用資源である昆虫の用途開発として、カンボジアでコオロギを生産し、それを食品や飼料としてグローバルに販売しています。

今年度は「日本とASEAN市場における昆虫食(コオロギ食)の普及・売上拡大~循環的・持続的な食糧供給への挑戦~」をテーマに掲げ、市場を日本のみ、ASEANのみ、もしくは両方から作成するプランの選択肢を広げて参加チームを募りました。

予選審査を通過した全国6大学8チームが、学生ならではの視点で企業へ提言を行います。決勝大会の会場は、コロナの感染症法上の位置づけが「5類」に変わり、今年度は本学大ホールに戻し、有観客にて実施します。なお、今年度も大会の模様は、後日YouTubeで無料配信します。(MCJ公式チャンネル:https://www.youtube.com/@mcjofficial1181

2.決勝大会概要

日時:2023年12月9日(土曜)12時45分~17時30分(予定)(開場12時15分)
・会場:神戸市外国語大学 大ホール(神戸市西区学園東町9-1)
・主催:全国大学生マーケティングコンテスト運営委員会
 (代表:中嶋 圭介 神戸市外国語大学神戸グローバル教育センター長・国際関係学科准教授)
・共催:神戸市外国語大学
・メインスポンサー(テーマ提供企業):株式会社エコロギー(ecologgie Inc.)
・特別協賛:荻野 正明(フェニックスグループホールディングス 会長)
・協賛:神戸市外国語大学消費生活協同組合
・後援:ジェトロ神戸、神戸市、神戸商工会議所

3.決勝大会観覧申込方法

高等教育学校等、団体で参加される場合は以下のリンクより事前参加登録をお願いします。
なお、事前参加登録がない場合も当日参加可能です。
【事前参加登録URL】 https://forms.gle/55zcGKRwM4nv3LhR6

4.大会テーマ

「日本とASEAN市場における昆虫食(コオロギ食)の普及・売上拡大~循環的・持続的な食糧供給への挑戦~」

テーマ商品①:Grillo Protein(コオロギ粉末の入ったプロテインパウダー)
テーマ商品②:Grillo Bar(コオロギ粉末の入った高栄養バー)
※プランの対象市場は、日本のみ、ASEANのみ、両方から選択可。テーマ商品は、①②のうち、1つを選択。

近年「持続可能な開発目標」(SDGs)への理解や取り組みが進む中、世界の食糧・水供給、環境の持続性などの観点から、昆虫食への新たな関心が高まっており、日経トレンディと日経クロストレンドが選んだ「2021年ヒット予測ランキング」では、「コオロギ食」が第5位にランクインしています。
こうした中、株式会社エコロギーは、カンボジアにおいて現地農家ネットワークによるコオロギの生産体制を構築する一方で、国内では加工食品原料としてコオロギ粉末の提供を始め、これまでにコオロギ粉末を活用したチョコレートやプロテインの企画・開発商品を展開しているものの、さらなる製品ラインナップの充実とコオロギ食文化の普及に向けたブレイクスルーが求められています。
今年度のテーマ設定にどう取り組むかメンバーでコミュニケーションを図り、令和世代の新しい思考力と伝達力で発表していただきます。

5.審査員

葦苅 晟矢(株式会社エコロギー 代表取締役)【審査委員長】
高木 麻美(株式会社Stem for Leaves 代表取締役)
藤村 慎也(インプロ・グループ株式会社 代表取締役)
野澤 拓郎(日本貿易振興機構(ジェトロ)神戸貿易情報センター 所長)
マシュー・ルックス(神⼾⼤学⼤学院 海事科学研究科・海事科学部准教授)

6.決勝進出チーム 6大学8チーム(五十音順)

関西大学、神戸大学、神戸市外国語大学(2チーム)、専修大学、東京経済大学、法政大学(2チーム) 

7.賞金

1位:20万円、2位:10万円、3位:5万円

8.取材

取材ご希望の方は、2023年12月8日(金曜)14時までに、下記へお申込みください。
総務グループ総務班(広報担当) 森・田中 
電話:078-794-8106 Mail:koho-core@office.kobe-cufs.ac.jp

参考

【過去の大会のテーマとテーマ提供企業・団体】
2011年 「B-Threeストレッチパンツ」の販売促進策(株式会社バリュープランニング)
2012年 神戸ハーバーランドへの来客者数増加策(神戸ハーバーランド株式会社)
2013年 女性用ビジネスシューズ「GIRO」の販売促進戦略、アパレル製品の販売促進戦略(株式会社アシックス)
2014年 「ポークビッツ」「ラ・ピッツア」の販売促進戦略(伊藤ハム株式会社)
2015年 「午後の紅茶おいしい無糖」「メッツコーラ」のいずれかひとつ
 未成年飲酒撲滅キャンペーン(キリン株式会社)
2016年 地域ブランド「豊岡鞄」の販売促進策、「鞄産業で働き、豊岡で暮らす若者増加推進キャンペーン」(一般社団法人豊岡鞄協会)
2017年 結婚式を挙げる人を増やす(株式会社リクルートコミュニケーションズ)
2018年 将来のための資産形成~TDF(ターゲット・デート・ファンド)の普及策(フィデリティ投信株式会社)
2019年 「新たな書(描)く文化の創造~Kobe INK物語のマーケティング~」(株式会社ナガサワ文化センター)
2020年 新型コロナウイルス感染症対策のため大会中止
2021年 「アメリカ市場における発酵食文化3.0の創造~San-Jの醤油製品のマーケティングプラン~」(San-J International, Inc.)
※新型コロナウイルス感染症対策として、ANCHOR KOBEにて無観客で決勝大会を行い、YouTube Liveを使用したオンライン配信を実施。
2022年 「台湾·中国市場における錫(すず)製品の認知·売上拡大に向けてのマーケティング·プラン」(株式会社能作)