ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年9月 > こころのアートギャラリー企画展vol.14 十人十色展 「いろ・じかん」 髙原 良祐・外園 要 展 開催
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記者資料提供(2023年9月27日)
福祉局政策課
しあわせの村本館・宿泊館2階のこころのアートギャラリーでは、昨年度の障がい者アート展「こころのアート展」で展示をした作者の作品をテーマに沿って4回シリーズで展示をします。
シリーズ最後の今回のテーマは、「いろ・じかん」です。加古川市の同じ施設で活動をしている髙原良祐さんと、外園要さんの作品を展示します。2人のそれぞれの世界観をお楽しみください。
個性あふれるそれぞれの作者の世界観を味わえる。
2作者のブースに区切って、個展のように展示します。
ゆったりと時を過ごしていただけます。
会場内には、随所にベンチを用意しています。
BGMを聴きながら、それぞれの作品を鑑賞しながらゆったりとした時間をお過ごしいただけます。
髙原さんの描く作品には、時間の経過が見えます。例えば作品「ふたつのりんご」では、毎日の創作の時間に一つのモチーフをじっくりと描きます。何日も何日もかけて。そのうち、モチーフの右側のりんごは傷んできます。その部分を毎日少しずつ描き直していきます。まさに時間を見事に表現しています。
(2)外園 要(ほかぞの かなめ)2005年生まれ 加古川市在住外園さんは、今年の3月に支援学校を卒業し、今の施設に通所しています。それまでは、同じ施設の放課後デイサービスに通っていました。絵を描くようになったきっかけは、中学生の時に放課後デイサービスで宿題のプリントの片隅に描き始めたことです。金色、ピンク、水色、青、黄色など、決まった色の色鉛筆でびしっと塗分けます。まず、色の境界に一本線を引き、その中を一色で筆圧強く一気に塗り込んでいきます。色を塗るときに小さな余白を残し、最後にその中に色を入れます。大きな部分が明るい色に対し、最後にさす色は青か黒。それで完成です。まるで、儀式のようです。
会期中に、楽しく鑑賞していただくため、作品の見どころを紹介する手話通訳付きのギャラリートークを実施いたします。
当日参加、事前申し込み不要
〒651-1106 神戸市北区しあわせの村1番1号
(公財)こうべ市民福祉振興協会 運営振興課 こころのアート展 係
TEL:078-743-8190
FAX : 078-743-8180
e-mail: kokoroart2011@shiawasenomura.org
①髙原良祐「ふたつのりんご」
②髙原良祐「ピーマンの絵」
③髙原良祐「赤と黄色ととうがらし」
④髙原良祐「マリオカートのお菓子のいれもの」
⑤髙原良祐「お皿のレモンとみかん」
⑥髙原良祐「QOOの缶ジュース」
⑦外園要「僕の世界」
⑧外園要「僕の世界」
⑨外園要「僕の世界」
⑩外園要「僕の世界」
⑪外園要「僕の世界」
⑫外園要「僕の世界」