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国登録有形文化財「旧和田岬灯台」の内部を一般公開します。

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記者資料提供(2023年10月25日)
文化スポーツ局文化財課
国登録有形文化財の「旧和田岬灯台」の内部を一般公開します。
普段は非公開の施設ですが、「灯台の日」に因んで「旧和田岬灯台」の1階内部を公開します。

1.公開日

2023年10月29日(日曜日)10時から15時まで

2.料金

無料

3.申込み

不要

4.公開施設詳細

国登録有形文化財 旧和田岬灯台(きゅうわだみさきとうだい)
所在地:神戸市須磨区須磨浦通1-1

1867年(慶応3年)4月に江戸幕府は、兵庫開港に備えイギリスとの間で「大坂約定」を結び、この中で大阪湾内に5か所の灯台を設置することを決めました。その一つが旧和田岬灯台です。
初代の和田岬灯台は、1870年(明治3年)1月に建設が始まり、1871年(明治4年)4月に完成しました。八角形木造の3層構造で、外面は白色に塗装されました。1872年(明治5年)1月に初点灯しています。
しかし、木造灯台は耐久性に乏しく、火災の危険性もあるため、1844年(明治17年)3月に鉄製灯台に改築されました。その際に、六角形鉄骨造の3層構造に改築し、灯光はガス灯に変更されています。
1963年(昭和38年)10月、和田岬周辺の埋め立てに伴い、灯台の東側に新しい灯台が造られ、元の灯台(旧和田岬灯台)はその役割を終え、須磨の現在地に移設されました。移設後は「須磨の赤灯台」の愛称で親しまれ、1998年(平成10年)に、国登録有形文化財に登録されました。