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日本初の乳酸菌飲料容器回収・再資源化プロジェクトがスタートします

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KOBE PLASTIC NEXTロゴマーク

記者資料提供(2023年8月29日)
環境局業務課
本市では、利用目的を明確に定めた上でリサイクルに適したプラスチック品目を品目別に集めることで、より効率的かつ高品質なリサイクルを進める「まわり続けるリサイクル」の取り組みを進めています。
この度、本市がオブザーバーとして参画する「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」(英文名:Japan Clean Ocean Material Alliance、以下「CLOMA」という。)のワーキンググループ活動において、ポリスチレン素材の乳酸菌飲料容器の回収・再資源化プロジェクトの取り組みを進めるため、連携協定を締結します。
本プロジェクトは、CLOMA会員企業8社(株式会社ヤクルト本社、日清食品ホールディングス株式会社、株式会社digglue、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社、DIC株式会社、PSジャパン株式会社、大塚包装工業株式会社、アミタホールディングス株式会社)との業界横断の取り組みとなります。ヤクルト本社を始めとするブランドオーナーと自治体との連携によるポリスチレン素材である乳酸菌飲料容器のみを対象とした回収は、神戸市が初めてとなります。

1.連携内容

(1)神戸市民が排出するポリスチレン素材の乳酸菌飲料容器の回収・運搬・輸送・再資源化(マテリアルリサイクル加工)スキーム構築の実現に関すること
(2)市民参加のイベントなど地域の活性化や市民サービスの向上に関すること
(3)その他持続的な街づくりの推進に関すること

2.乳酸菌飲料容器の再資源化に向けた取り組みについて

2023年9月1日(金曜)より、ふたば資源回収ステーション(長田区)及びあづま資源回収ステーション(中央区)において、乳酸菌飲料容器の回収ボックスを設置し、期間限定で使用済み乳酸菌飲料容器の回収を行います。
回収した乳酸菌飲料容器は、CLOMAのワーキンググループ活動において、「マテリアルリサイクル加工・製品化」の技術実証に使用され、使用済み乳酸菌飲料容器の回収方法の確立や再資源化の検討に活用されます。

【参考】CLOMA:クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(Japan Clean Ocean Material Alliance)

プラスチック資源循環の未来像を通して海洋プラスチックごみ問題の解決を目指す企業アライアンス。国や自治体、生活者などと連携した社会イノベーションを活動の基本としている。
(2023年8月29現在:会員 503社・団体、オブザーバー 22団体・自治体が参加)
https://cloma.net/