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神戸文化ホールインターンシップ&舞台講座&アートマネジメント人材養成講座の開催~社会とつながる企画をつくろう【入門】~

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記者資料提供(2023年7月31日)
(公財)神戸市民文化振興財団

 神戸文化ホールではアートマネジメントの「担い手」養成・インターン事業に注力しています。地域全体でアートマネジメント力を上げていくことを目的に今年も人材養成講座を開催致します。2年目となる本年度の講座では、現場で生き生きと活躍している方々が講師に登場。いま、もっとも必要とされている、舞台芸術や音楽を社会とつなぐ「事業制作」をテーマにしました。大学と劇場が連携し、社会包摂や社会とアートを繋げる企画を考える機会です。どなたでもすぐに活用していただけるように「入門」と銘打ち、基礎をひも解きながら学ぶ場としています。各種講座、HPよりお申込み受付致します。

開催概要

参加費

無料

連携大学

神戸大学、武庫川女子大学、芸術文化観光専門職大学、大阪音楽大学、エリザベト音楽大学、群馬県立女子大学、神戸学院大学

主催

神戸文化ホール(指定管理者:(公財)神戸市民文化振興財団)

講座1 インターンシップ(全5事業)

日時

令和5年7月から令和6年2月

内容

主催事業の現場スタッフとして参加。会場準備や受付、誘導や後片付けまでトータルに体験

対象

連携大学限定

講座2 舞台講座「緑のテーブル2017」のバックステージ案内

日時

令和5年10月20日(金曜)10時30分から12時

内容

舞台監督のナビゲートで公演前の“現場”に立ち会い、準備の様子をリアルに観察し体感

ナビゲート

大田 和司

会場

神戸文化ホール 中ホール

対象

連携大学限定

講座3 アートマネジメント講座

内容

社会とつながる企画制作をテーマとした、スペシャル講座と実践講座

対象

アートマネジメントを学ぶ学生、文化施設や芸術団体等にお勤めの方、地域イベントの事業企画・制作等をされている方

<スペシャル講座>

「世界への窓 ~日本の最先端の公共劇場 SPACの戦略」講師:宮城 聰
【日時】令和5年7月30日(日曜)14時から16時
【会場】神戸市立中央区文化センター 多目的ルーム

<実践講座>

【会場】実践講座:神戸市男女共同参画センター(あすてっぷ神戸)セミナー室
(1)「地域資源による、コミュニティプログラムのつくりかた」講師:中脇 健児
【日時】令和5年9月30日(土曜)14時から16時
(2)「演劇による、社会包摂プログラムのつくりかた」講師:古川 知可子
【日時】令和5年10月28日(土曜)14時から16時
 (3)「地域と“共奏”する《音楽のまち》のつくりかた」講師:前田 明子
【日時】令和5年年12月2日(土曜)14時から16時

詳しくはホームページをご確認ください。
https://www.kobe-bunka.jp/artmanagement2023/

取材申し込み・問い合わせ先

(公財)神戸市民文化振興財団
事業部 演奏課 森岡 めぐみ[morioka@kobe-bunka.jp][TEL 078-361-7241]

講師プロフィール

宮城 聰 Miyagi Satoshi 演出家/SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督

1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡邊守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。2007年4月SPAC芸術総監督に就任。14年7月アヴィニョン演劇祭から招聘された『マハーバーラタ』の成功を受け、17年『アンティゴネ』を同演劇祭のオープニング作品として法王庁中庭で上演、アジアの演劇がオープニングに選ばれたのは同演劇祭史上初めてのことであり、その作品世界は大きな反響を呼んだ。他の代表作に『王女メデイア』『ペール・ギュント』など。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。18年平成29年度(第68回)芸術選奨文部科学大臣賞(演劇部門)受賞。19年4月フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。

中脇 健児 Nakawaki Kenji(場とコトLAB 代表、大阪芸術大学准教授)

“その場にいる人とその場だからできるコトを考える”をモットーに「場とコトLAB」を立ち上げ、社会の隙間に「あったらいいな」を創りだす。「遊び心」をキーワードに、アート、コミュニティプログラム、地場産業支援、教育、福祉など活動は多岐に渡る。近年はファシリテーションやワークショップの専門家育成にも努める。共著に『タウンマネージャー』『地域×クリエイティブ×仕事 ~淡路島発ローカルをデザインする~』(ともに学芸出版)。

古川 知可子 Furukawa Chikako(兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)広報交流専門員)

近畿大学文芸学部芸術学科卒業。大阪市立大学大学院都市経営研究科修了。財団法人兵庫現代芸術劇場に入職。兵庫県立芸術文化センター推進室で、演劇事業「ひょうご舞台芸術」などを担当。ピッコロシアターへ転勤。広報、鑑賞事業、貸館、ワークショップ等の普及事業、研修などを担当。2015年 障害者への鑑賞サポート事業を立ち上げ、兵庫県立ピッコロ劇団公演において鑑賞サポートを実施中。ピッコロシアターが、「ひょうごユニバーサル社会づくり賞」「日本アートマネジメント学会賞」等を受賞。

前田 明子 Maeda Akiko (公益財団法人川崎市文化財団 事業課担当係長)

東京学芸大学在学中よりオーケストラ、ホール、音楽祭など音楽関連の仕事に幅広く従事。2014年に公益財団法人川崎市文化財団入職。ミューザ川崎シンフォニーホールの広報担当を経て、現在かわさきジャズ実行委員会事務局長、および「音楽のまち・かわさき」推進協議会事務局次長を兼任。川崎市が進める「音楽のまちづくり」に広く携わる。2023年、社会構想大学院大学でコミュニケーションデザイン修士(専門職)の学位取得。日本広報学会。

アートマネジメント講座 昨年度の取り組み

「インターンシップ」、「舞台機構講座」、そして第一線で活躍する女性プロデューサーを迎えて「キャリア・プランニング講座」を全3回実施。アートマネジメント界を志望する学生や業界で働く方々から期待以上の高評価をいただきました。

(目標1)神戸市の隣接市が8つあることから、8団体以上からの参加。
(目標2)受講生の満足度「とても良い」「良い」をあわせて50%以上。

【連携大学】神戸大学、大阪音楽大学、武庫川女子大学、芸術文化観光専門職大学、エリザベト音楽大学、群馬県立女子大学

【実績】「キャリア・プランニング講座」のセミナー1は8団体、セミナー2は10団体、セミナー3は11団体と、地方公共団体や民間のホール、楽団など、3つの講座にのべ20団体からの受講生が集まりました。受講生の所属先は近畿圏を中心に(公財)さいたま市文化振興事業団、香川県県民ホール、(公財)鳥取県文化振興財団など広域に渡り、目標を達成しました。

【アンケート結果】終了後の満足度調査では「良い」以上が95.6%(「大変よい」68.9%、「良い」26.7%)といった回答がありました。「とても良い」「良い」を合計して50%以上となり、目標を達成しました。

過去写真1 過去写真2

講座の詳細は昨年度のホームページをご覧ください。
https://www.kobe-bunka.jp/artmanagement2022/

インターンシップ&舞台講座&アートマネジメント人材養成講座チラシ(PDF:2,499KB)