ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年11月 > 青少年科学館 新技術体感コーナー展示物更新のお知らせ
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記者資料提供(2023年11月1日)
文化スポーツ局文化交流課
2022年4月2日より館内に新設し、好評を博しております「新技術体感コーナー」の、神戸大学の研究成果に関する展示が新たな内容に更新されます。
本コーナーは、最先端の科学技術をはじめとした「新技術」を保持する企業等が、その技術を製品などに生かしていることを紹介し、科学的知見が現在の技術に繋がり、未来の技術革新に繋がっていくことが理解できることと、神戸市に拠点を持つ企業等が持つ「新技術」の内容を、広く発信することを目的とします。
更新された展示物は、11月2日(木曜)より、展示を行いますので、お知らせします。
題名「ウェアラブル・ユビキタスの最先端を知ろう!」
展示の特徴
世界最先端の研究成果を含みつつ、来館者にわかりやすい展示を行います。センサやLEDを使った、見て楽しく、来館者の操作に反応するインタラクティブな展示になります。大学の成果を見ることは、学術への興味を喚起する上でもよい事例になると考えます。
センサを用いたインタラクティブな展示物や最先端の研究を紹介するコーナー
(1)Face Choice (フェイスチョイス)
Face Choiceは体験者の顔の一部がディスプレイ上に表示されるシステムです。このシステムでは、他の人の目や鼻が表示されている中から、どれが体験者自身の部位かを当てるよう促されます。表示される顔の部位の違いや、体験者の動きがシステムの映像に反映されるまでの時間の違いによって、表示されている部位が、自分の顔の部位と感じるか他者の顔の部位と感じるかが変化します。
(2)Anetos (アネトス)
Anetosは、ゲーム中の映像酔いを軽減するために、ゲーム中のディスプレイの周辺に映像エフェクトを表示させるシステムです。周辺エフェクトによって、映像酔いの原因であるゲーム内の物体や視点の移動によって起こる動きの変化情報であるオプティカルフローが打ち消されるため、映像酔いが軽減されます。また、映像の提示領域が広がるため臨場感の増加も期待できます。
(3)/shot (スラッシュショット)
プログラミング教育は学校で必修化されており、プログラミングはこれからの時代に必要なスキルであるといえます。/shotは「プログラミングの楽しさ」、「プログラマのカッコよさ」の可視化を目的とした対戦ゲームです。プログラミング未経験の人でもプログラミングで対戦ができます。/shotを通してプログラミングをより身近なものにし、より多くの人がプログラミングに興味をもつきっかけを作ることを目指します。
2023年11月2日(木曜)9時30分より
神戸市中央区港島中町7丁目7-6 神戸市立青少年科学館
本館2階
新館連絡通路横(発見の小径手前)
神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻計算機工学研究室
代表 寺田 努 教授
毎週水曜日
神戸新交通「三宮」駅より北埠頭方面行ポートライナーで12分「南公園」駅下車徒歩3分
※当館に一般駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。