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神戸市立森林植物園×株式会社フェリシモ “みんなで「うれしい未来」をつくる”をコンセプトとした『GO! PEACE!』プロジェクトに参画

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記者資料提供(2023年11月20日)
神戸市立森林植物園 指定管理者 (公財)神戸市公園緑化協会

「絶滅危惧植物のサンショウバラの刺しゅうが華やぐネパールの職人が織り上げた軽やかなヤクウールストール」の商品開発において、森林植物園はストールの刺繍部分の監修を行いました。
神戸をはじめ日本全国、世界各国でも、多くの植物が絶滅危惧種として指定されています。減少している原因は、環境の変化や、人による影響などがあります。当園では、絶滅危惧種に指定されている植物を多く展示植栽しています。そのうちの一つが「サンショウバラ」です。
植物は一度根をおろすと、その場で一生過ごすことになり、あらゆる天候に耐えながら生きていくことになります。気づかないうちに身近な植物でさえ希少なものになるかもしれません。なぜ絶滅の危機にあるのか、またどうすれば絶滅しないのか、今回のプロジェクトが植物について考えるきっかけになればと思っています。


商品名:絶滅危惧植物のサンショウバラの刺しゅうが華やぐネパールの職人が織り上げた軽やかなヤクウールストール

ストール

商品購入方法:『「GO! PEACE!」みんなで「うれしい未来」をつくる』カタログよりご購入ください。
https://www.felissimo.co.jp/gopeace/world/
販売期間:2023年12月以降~2024年2月29日

空にもっとも近いストール
標高約4,000メートルもの高山地帯に生息するヤクの毛は「天空にもっとも近い繊維」と称され、極寒に絶えることから、しっとりやわらかく、暖かいのが特徴です。
 

 

サンショウバラ

バラ科バラ属 小高木
サンショウバラ
花が咲いていない姿は、サンショウ(山椒)と似ているが、6月頃に花が咲くとかわいい一重のバラだとわかる。花が咲いた後にはとげのある実ができ、こちらも魅力的。日本産のバラとしてはハマナスが有名だが、日本の固有種のバラとしては最大級の木になると言われている。
神奈川、静岡、山梨などに自生しており、環境省レッドリスト絶滅危惧種のⅡ類(VU)に相当。
 

森林植物園の主な絶滅危惧種

  • オオカナメモチ バラ科 ⅠA類
  • チャンチンモドキ ウルシ科 ⅠB類
  • マヤラン ラン科 Ⅱ類
  • ホソバシャクナゲ ツツジ科 Ⅱ類
  • ハナノキ ムクロジ科 Ⅱ類
  • トガサワラ マツ科 Ⅱ類
  • トサムラサキ シソ科 Ⅱ類

その他30種類
 

『GO! PEACE!』プロジェクトとは
株式会社フェリシモが立ち上げた新しいプロジェクト。“みんなで「うれしい未来」をつくる”をコンセプトとした『GO! PEACE!』プロジェクトは、自然環境保護、世界とのフェアトレード、伝統文化の継承、病気や障がいなど困難への支援など、さまざまなテーマで、30のソーシャルグッドなプロジェクト、69の商品・基金を紹介しています。5つのカテゴリー「地球とともに」、「世界とともに」、「日本の地域・文化とともに」、「あなたとともに」「ひとりひとりの願いとともに」のテーマを日本各地の事業者が参画し、神戸市立森林植物園も商品開発において、ストールの刺繍部分の絶滅危惧植物である「サンショウバラ」を監修しました。
 

お問い合わせ

神戸市立森林植物園

〒651-1102 神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
Tel:078-591-0253
Fax:078-594-2324
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/

入園料

大人 300円
小中学生 150円

駐車場

普通車 500円
バス 2,000円

アクセス

「電車と送迎バス」神戸電鉄「北鈴蘭台」駅から定時無料送迎バスあり(1時間に1本、期間中は臨時便あり)
「市バス」三宮バスターミナルから市バス25系統で約40分(11月末までの土曜・日曜・祝日のみ運行)

休園日

毎週水曜日(祝日と重なった場合は翌日)
10月28日~12月3日「森林もみじ散策」期間中は無休