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「災害時のペットとの避難ガイドライン」ができました!

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ガイドライン

記者資料提供(2023年8月24日)
健康局環境衛生課/危機管理室
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の際、多くの動物たちが飼い主の元を離れて放浪したため、行政と獣医師会、動物愛護団体が連携して数多くの動物の救援活動を行いました。
現在ではペットは家族の一員であるという意識が一般的になりつつあることから、避難の際にはペットを同行させたいと考える飼い主の方が増えていますが、避難所にはペットを飼育していない人、動物が苦手な人やアレルギーのある人など様々な市民が避難されているため、避難所でのペットの取扱いで苦慮する事例が見られました。
これらの経験を踏まえ、ペットの飼い主の日頃の心構えを示すとともに、避難所でのペット同行避難の受け入れルールを明確化するため、市民の皆さまからいただいた意見を反映した上で、「災害時のペットとの避難ガイドライン」を作成しました。
特にペットを飼っている方、将来飼おうと考えられている方は、このガイドラインを参考にしていただき、普段から災害に備えましょう。

1.ガイドラインの概要

このガイドラインは、ペットの飼い主の方向けに、ペットのしつけや備蓄品など、平時から備えておくべきことや、災害時に取るべき行動、避難所でのペットを飼っていない方への配慮などについて示すとともに、災害時の避難所等において、施設管理者、避難所運営者がペットを同伴した避難者を円滑に受け入れ、飼い主と協力して適切にペットを一時飼育するまでの考え方や手順を、以下の流れで説明しています。

1.ペットの飼い主としての心構え(ペットの飼い主向け)
2.避難所等でのペットの受け入れの考え方(ペットの飼い主・避難所等管理者運営者向け)
3.避難所等でのペットの受け入れ(避難所等管理者運営者向け)

2.意見募集の結果

募集期間:2023年7月7日から8月7日
意見提出:3名(内、団体1)計8件

3.ガイドラインの特徴

ペットの飼い主が災害に対して心がけるべき基本的な事がらのほか、公益社団法人神戸市獣医師会の協力により、特集ページ「災害時に役立つしつけとその方法」を掲載しています。

普段からのペットとの生活の中でできることを中心に紹介しており、災害発生時以外にも役立つことばかりですので、特に犬・猫を飼っている方は、是非しつけの参考にしてみてください。

4.ガイドラインの掲載場所

本ガイドラインは、下記の市ホームページまたはPDFから全文を見ていただけます。
(冊子の配布は行っておりませんので、必要な場合は印刷してください)https://www.city.kobe.lg.jp/a84140/kenko/health/hygiene/animal/bousai.html

災害時のペットとの避難ガイドライン(全文)(PDF:5,662KB)