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記者資料提供（2023年7月31日）
神戸市消防局警防部救急課
神戸市消防局の救急救命士が厚生労働省主催の研究事業に参加します。この研究事業は、医師にしか認められていないアナフィラキシー患者への薬剤投与を、救急救命士が救急現場で早期に投与することで状態の悪化を防止し、ひとりでも多くの市民を救うことを目指したものです。
※ アナフィラキシーとはアレルギー反応によって、複数の臓器に症状が強くあらわれる状態です。食べ物や蜂刺され、医薬品、天然ゴム等のアレルギーで起こります。
救急対応時に救急救命士がアナフィラキシーと判断した場合、観察カードにその旨を記載し、医療機関到着後に医師の診断を伺い記録します。
医師の判断を聞き、救急救命士の判断能力の向上につなげていきます。
「救急救命士が行う業務の質の向上に資する研究」ホームページ
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/158731
厚生労働科学研究「救急救命士が行う業務の質の向上に資する研究」ウェブサイト
https://kyumeisi-training.jp/