ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年6月 > KIITO:世界最大のデザインの祭典・ミラノデザインウィークをレポート トークイベント「キイトナイト28」開催
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記者資料提供(2023年6月6日)
産学連携推進課
神戸市の都市戦略「デザイン都市・神戸」の拠点施設である「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」では、社会貢献活動の活性化や創造性を育むさまざまな活動に取り組んでいます。この取り組みの⼀環として、次のとおりトークイベントを開催いたします。
デザイン・クリエイティブセンター神戸では、トークイベント「キイトナイト28 デザインレポート05:ミラノデザインウィーク2023」を開催します。
当センターでは2015年より、世界の最新デザインの動向やトレンドを知る機会として、継続的にイタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインフェア「ミラノデザインウィーク」の報告会を開催してきました。今回は、ゲストにデザインリサーチャーの久慈達也さんとデザインラボ「HONOKA」のメンバーの鈴木僚さんと栃木盛宇さんをお招きします。久慈さんから2023年のミラノデザインウィークについて、現地リサーチの様子や、世界における日本のデザインの立ち位置についてお話しいただくほか、若手デザイナーの登竜門とされる「第12回サローネサテリテ・アワード」のグランプリを獲得した「HONOKA」による家具プロジェクト「TATAMI ReFAB PROJECT」の経緯や背景、デザインウィークで得られた経験について伺います。
日時 | 2023年6月30日(金曜)19時~21時 |
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場所 | デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1F カフェ |
ゲスト | 久慈達也(DESIGN MUSEUM LAB) 鈴木僚・栃木盛宇(HONOKA) |
定員 | 30名(事前申込制) |
参加費 | 500円(ドリンク込み) |
申込 | KIITOウェブサイト(https://kiito.jp/) よりお申込ください。 |
申込 期間 |
2023年6月6日(火曜)14時より受付(先着順) |
主催 | デザイン・クリエイティブセンター神戸 |
久慈達也
(DESIGN MUSEUM LAB)
1978年、青森市出身。東北大学大学院国際文化研究科博士課程を中退後、神戸芸術工科大学図書館研究員を経て、2012年にデザイン専門の展覧会企画・編集事務所DMLを設立。展覧会企画や原稿執筆のほか、デザインに関する講演や講座も担当している。京都芸術大学情報デザイン学科非常勤講師。
鈴木僚
(HONOKA / ヤマハ株式会社)
ミラノサローネ2023においてサテリテアワード最優秀賞を受賞した「TATAMI ReFAB PROJECT」ではプロジェクトのマネジメントとプロダクトデザインを担当。インハウスデザイナーとして楽器や家電のデザインに取り組む傍ら、様々な自主プロジェクトを手がける。1993年、山形県出身。金沢美術工芸大学を卒業後、株式会社東芝デザインセンター、ヤマハ株式会社デザイン研究所勤務。iF DESIGN AWARD、グッドデザイン賞、キッズデザイン賞、日本サインデザイン賞、JID AWARD等受賞。JIDA特別講演登壇。
栃木盛宇
(HONOKA / 株式会社ExtraBold / Byte Bites株式会社)
ミラノサローネ2023においてサテリテアワード最優秀賞を受賞した「TATAMI ReFAB PROJECT」では3Dプリンターのオペレーションとプロダクトデザインを担当。2001年、東京都出身。桑沢デザイン研究所を卒業後、株式会社ExtraBoldとByte Bites株式会社にて大型3Dプリンターや3Dフードプリンターを用いた幅広いデザインに取り組んでいる。ExtraBold内チームにて東京ビジネスデザインアワード テーマ賞を受賞。
3Dプリントをはじめとする次世代の製法を研究・活用し、手触り・香り・色彩など、自然素材の魅力をほのかに感じさせるものづくりを行っているデザインラボ。
(写真:TATAMI ReFAB PROJECT)
毎年4月に開催されるミラノデザインウィークは、最大規模の国際家具見本市「ミラノサローネ」と、市内各所で開催される「フォーリサローネ」をあわせた総称です。多くの企業が会期に新製品を発表する一方で、世界各国の若手デザイナーや芸術大学も市内の各所で展示を行い、街全体がデザインに彩られます。
ミラノサローネ報告会2017
ゲスト:田頭章徳
ミラノサローネ報告会2018
ゲスト:津田井美香
ミラノサロー報告会2019
ゲスト:山内真