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KIITO:日本の伝統技法、金継ぎを体験する「ものづくりワークショップ」参加者募集

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記者資料提供(2024年2月20日)
産学連携推進課
神戸市の都市戦略「デザイン都市・神戸」の拠点施設である「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」では、社会貢献活動の活性化や創造性を育むさまざまな活動に取り組んでいます。この取り組みの⼀環として、次のとおりワークショップを開催いたしますのでご案内いたします。


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デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は、ものが出来上がるプロセスを、プロの技と知識に触れながら自らの手で辿り、ものの価値やつくり手の思いを体験する場として、2014年より「ものづくりワークショップ」を開催しています。

今回は、西宮と東京を拠点に活動を行う「ちまはが金継ぎ」の生田健介さんを講師に招き、破損した器を金継ぎする全5回のワークショップを開催します。漆と金を使った伝統的な修繕技法である金継ぎは室町時代に生まれたといわれており、その修繕跡の美しさから現代に至るまで長く愛され、受け継がれてきました。修理された陶磁器の継ぎ目は「景色(けしき)」と呼ばれ、また暮らしの中で使い続けることができます。ワークショップでは、その歴史や文化、技術などを学びながら本格的な金継ぎを体験します。

ものづくりワークショップ「ちまはが金継ぎ 生田さんと、器を金継ぎする。
日程 2024年4月6日(土曜)
4月13日(土曜)
4月20日(土曜)
5月11日(土曜)
5月18日(土曜)
※全5回
時間 10時~12時
※4月6日のみ9時30分~12時30分
場所 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)3F プロジェクトスペース3B
講師 生田健介(ちまはが金継ぎ)
参加費 14,000円(材料費含む)
持ち物 修理したい器(2~3個まで)、汚れてもよい服装
定員 8名(要申込、申込多数の場合は抽選)
お申込み Webサイト(https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/67164/)よりお申込みください。
申込期間 2月20日(火曜)14時~3月19日(火曜)18時 
※抽選結果は3月22日(金曜)までにご連絡いたします。
主催 デザイン・クリエイティブセンター神戸

講師プロフィール

プロフィール1
生田健介(ちまはが金継ぎ
1995年京都生まれ、広島育ち。九州大学芸術工学部卒業。都内の一般企業に勤務しながら金継ぎを学び、2021年に金継ぎ師として独立。
現在は西宮と東京を拠点に、器の修理や金継ぎ教室などを行っている。
https://chimahaga.com/ja-jp

各日程の内容

4月6日(土曜)9時30分~12時30分 麦漆で接着 / 刻苧漆を充填する
4月13日(土曜)10時~12時 錆付け
4月20日(土曜)10時~12時 黒呂色漆で下塗り
5月11日(土曜)10時~12時 黒呂色漆で中塗り
5月18日(土曜)10時~12時 金粉を蒔く

【漆の読み方】麦漆(むぎうるし)、刻苧漆(こくそうるし)、黒呂色漆(くろいろうるし)

修理する器について

ガラスや木製のもの、大きいものや複雑に割れたものなど、破損状況や器の種類によっては本ワークショップで修理できない場合があります。
(ご参加いただく前にメールにて修理したい器の写真をお送りいただきます。)

修理用の器をいくつかご用意しておりますので修理する器をお持ちでない方もご参加いただけます

これまでのものづくりワークショップ

①「KNOCKS:BESPOKE内尾さんと、バブーシュをつくる。」
②「うたたね 山極さんと、スツールをつくる。」
③「流しの洋裁人 原田さんと、シャツをつくる。」
④「ニットなアイツ。ガーナさんと、ニットキャップをつくる。」
⑤「有馬籠 轡豊さんと、フラワーベースをつくる。」
⑥「めがね舎ストライク比嘉さんと、めがねをつくる。」
⑦「NaLgreen佐々木さんと、テーブルをつくる。」
⑧「somerude坂本さんと、古着を藍染めする。」
⑨「HIROYUKI IKEUCHI STUDIO 池内さんと、コートラックをつくる。」
⑩「うおくに商店見澤さんと、棕櫚箒をつくる。」
⑪「BABATA WOOD DESIGN 馬場田さんと、ペーパーコードの座編みスツールをつくる。」

5

① バブーシュ

 

 

7

⑤ 有馬籠のフラワーベース

4
⑥ めがね


6
⑦ テーブル

3
⑩ 棕櫚箒


2
⑪ ペーパーコードの座編みスツール