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「こうべ給食ファーマー」の研修がスタートします

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記者資料提供(2023年8月31日)
一般財団法人神戸農政公社 神戸市経済観光局農政計画課
神戸農政公社では、市内の食材をより多くの子どもたちに届けるため、市内産の給食用野菜をつくる人材育成カリキュラム「こうべ給食ファーマー」コースを、神戸ネクストファーマー研修の中に新たに開講しました。
8月19日のオリエンテーションを終えた研修受講生20名が、実習研修をスタートします。今後、カリキュラムに沿って、2024年6月までの約1年間、座学や現地研修を実施していきます。

1.研修機関の概要

主体:一般財団法人神戸農政公社
場所:西区内の農地(神戸ワイナリーから送迎)
内容:給食用野菜(ジャガイモ・タマネギ・ニンジン)栽培にむけた座学・現地研修
研修:約100時間

2.カリキュラム(現地研修)の主な予定

(1)ジャガイモ
植付:2023年9月2日(土曜)9時~13時
収穫:2023年12月12日(火曜)13時~17時
(2)ニンジン
播種:2023年9月3日(日曜)9時~13時
収穫:2024年2月3日(土曜)10時~17時
(3)タマネギ
植付:2023年11月5日(日曜)10時~14時
収穫:2024年5月18日(土曜)9時~13時
※天候状況によっては、現地研修は延期・中止の可能性がありますので、現地取材をされる場合は、研修実施日の2日前までにお問い合わせをお願いします。現地地図等の詳細を送付します。
オリエンテーション

3.受講者の概要

受講者数:20名(うち60歳以上の方8名・福祉施設の指導員3名)
※高齢者人材活用と農福連携推進のため、60歳以上の方や福祉施設の指導員の方を積極的に受入れています。

4.こうべ給食ファーマーコースの概要

・神戸市内で就農するには約1,200時間の農業研修が必要です。神戸ネクストファーマー制度により市が認定した研修機関が実施する「こうべ給食ファーマーコース」では100時間程度の研修等を修了することで、100平方メートル~1,000平方メートル未満の小規模な農地を借りることができます。
・研修プログラムは主に土日開催のため、平日別の仕事を続けながら受講することができます。
・研修修了後は、給食用の食材として生産・出荷していただくこととしています。
・適切に農地管理を行えば、3年目以降は、1,000平方メートル以上の本格就農も可能になります。