最終更新日:2024年3月7日

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移住者の声

「移住者の声」

令和5年度   令和4年度   令和3年度   令和2年度
 

F・Iさん①
5
 

F・Iさん

移住のきっかけは、「神戸農村スタートアッププログラム」への参加でした!

 移住のきっかけは、夫の仕事のため農地付きの古民家を探していた時、ふと目に留まった「神戸農村スタートアッププログラム」でした。夫がこのプログラムに参加したことで、農村定住促進コーディネーターの皆さんや地域の方々と繋がりができ、いい物件と出会うことができ移住しました。
 私は大学時代に神戸に住んでいたため神戸に親しみはありましたが、北区の農村エリアには馴染みがなく、「ここは本当に神戸なのか?!」と当初は戸惑いました。
 今も、大阪から移住してきて感じる不便さは、公共交通機関の少なさ、学校、病院、日々の買い物等が遠いなど、挙げればキリがないです。
 ただ、家の横の畑で夫が育てた野菜や産みたての卵を新鮮なままに食べられたり、ご近所さんからお野菜をいただいたり、市街地ではなかなか体験できない農村の魅力を感じながら過ごすうちに、こんなにも自然に囲まれて穏やかに過ごせるにも関わらず、三宮などの神戸中心部にも車で30分ほどで出られるというのは、とても贅沢な環境なのかもと思うようになりました。
 また、淡河町は「淡河ワッショイ」という地域おこしのチームがイベントや子どもの居場所づくりなど活発に活動していて、若い世代の人たちが町を盛り上げていこうという前向きな雰囲気があるのが移住して感じる大きな魅力です。
 今後も多くの方が淡河町の魅力に気付いて町が賑やかになっていくといいなと思います。皆さんぜひ淡河町へ来てください!

<神戸農村スタートアッププログラム>
神戸市の農村(北区と西区)で、新しいしごと・未来を創る人のための創業(起業・移住)支援プログラムです。
詳細はこちら⇒https://kobenoson.jp/

(令和6年3月)

移住歴

1年目

移住後のお住まい

淡河エリア(マンション)

移住前のお住まい

大阪府堺市(戸建て)

お仕事

会社員

安田さん①枚目
安田さん②枚目
安田さん差し替え

安田 典充さん

空気も星も綺麗、水も美味しい、人は優しい、蛍もいる、唯一無二の場所

 きっかけは仕事場が北区にあったことが始まりでした。兵庫区からでも有馬街道を通れば30分掛からずに通えてとてもいいなと最初は思ってました。都市と里山がこんなに近くにある場所は珍しいです。しかし運営する川の音ベース(キャンプ場)との往復は時間のロス、経費もかかりますし体の負担が大きい、だからいつかは北区に住みたいと思ってました。
 北区は広いですし魅力な場所も沢山あるとおもいますが山田町にキャンプ場があり、山田以外に考えられなかったことと、所属している山田町の未来を作る「これから部」の存在もありました。
 一緒に活動する仲間を通じて物件を紹介いただきました。移住したのが2023年12月と、とても寒い最中でエアコンが効かないと言う事態に陥りいきなり洗礼を浴びました!先にキャンプ場での仕事はしていたので寒さはわかっていたつもりでしたが、兵庫区と北区でこれだけ空気感が違うのも特徴ではないでしょうか?
 寒いのが悪いとは言わないのですが、その分、空気は綺麗、星は綺麗、水も美味しい、人は優しい、蛍もいる、と良いことばかりです。寒さも今では慣れました。
 強いて言えば交通の弁はあまり良くないと感じます、車は必須ですしね。
 三宮からなら10分で里山の風景が広がり、お客さんも改めてこの地の魅力に気づいておられリピーターも多いです。
 川の音ベースでは自然体験を重視し、魚の掴み取りや餅つき、わさびの植樹など様々なここならではのイベントも行っております。
 たまの休みの日は下に降りて感覚が錆ないように出かけて、見たり、話したり、食べたりします。
 ですが住むなら北区が良いです。
 唯一無二の場所それが北区です。
 この地で頑張っていこうと思います。

<キャンプ場 KOBE川の音ベース>
HP:https://kawanone-base.jp/

(令和6年3月)

移住歴

1年目

移住後のお住まい

山田エリア(マンション)

移住前のお住まい

兵庫区(戸建て)

お仕事

会社員

あ
s
あ

姫ちゃんさん

お出かけスポットがたくさん!いろいろな場所に通いやすい!

 北区に住んで6年目になります!
 結婚を機に、元々旦那さんが一人暮らしをしていた北区に家を買うことにしました。
 旦那さんも元々は長田区に住んでいましたが西区の勤務先に行きやすいということで、北区で一人暮らしをスタートしたそうです。
 最初は賃貸で一緒に住んでいましたが私も勤務先が加古川から兵庫区になりお互いの勤務先に行きやすい北区に家を買い、住み続けることにしました★
 北区は田舎!と言われがちですが全くそんなことはなく、とても住みやすいです★
 今では小さな子供も2人いますが近くにはしあわせの村、森林植物園、六甲山牧場、すずらんの湯や神戸養蜂場などお出かけスポットがたくさんです♩
 最近では、すずらんの湯の横にあるVANSANにご飯を食べに行きましたが とっても子供ウェルカムでした!!キッズチェアもあり、エプロン、カトラリーそして離乳食が無料だったり…!みんなここ知ってるのかな?!めっちゃいいやん!て思いました★
 特に私が住んでいる鈴蘭台エリアは少し車で走れば六甲山(灘区)、長田、西区、垂水、兵庫…どこでも行けます★
 近所の人達の勤務先もみんないろいろな場所ですが、それは、北区からはいろいろな場所に通いやすいからじゃないかと思ってます。
 最近は少しずつ鈴蘭台、北鈴蘭台と開発が進んでいて盛り上がっているのも感じます★これからあたらしいカフェがOPENする予定もあったりでとっても楽しみです★
 まだ少し駅だったり施設の中がバリアフリーになっていない所やちょっと古いところはありますがこれから綺麗になっていくのを期待してます♩
 住みやすい街ランキングに入ってほしいなと個人的に思っています♩

(令和6年3月)

移住歴

6年目

移住後のお住まい

鈴蘭台エリア(マンション)

移住前のお住まい

西宮市(戸建て)

お仕事

会社員

 

い
う
え

江藤 洋平さん

北区に移住してからの思いがけない収穫は人と農

 きっかけは子育てでした。妻とともに仕事をしており、当時は自宅近くにオフィスがありましたが、近隣の保育園はどこもいっぱいだったことから、私たちらしい住み方、働き方を考えるようになりました。
 当初、引っ越したとしてもJR沿線で、北区への移住はまったく考えていませんでしたが、ふとした会話で妻が昔(2~3歳くらい?)北区住まいだったことを思い出し「そうだ!私の足腰が丈夫なのは北区のおかげだ!」と妻のアツい言葉に突き動かされて、北区役所さんに保育相談をしたところ「どこでも入れますよ!(うろ覚えw)」と温かく親切にお応えいただき、北区移住を決意しました。
 後付けですが、探しだしてからコスパの良さを実感しました。それまで自宅とオフィスと駐車場でなかなかの固定費がかかっていましたが、北区で駐車場付き一軒家に出会えて即決!ランニングコストを移住前の半分以下に抑えることができました。市街地から少し遠くなりましたが、鈴蘭台エリアは、電車でも、バスでも、神戸・元町・三宮に比較的出やすいし、車なら10数分のほどよい近さ。なるべく安いパーキングチェックは欠かせませんが、毎日じゃないから、それまでかかっていた駐車場代を考えれば、パーキング代の方が圧倒的に安上がり。
 正直、保育とかコスパが決め手でしたが、北区に移住してからのおもいがけない収穫は人と農です。北区で出会った仲間とおうちバーベキューしたり、畑で汗を流したり、北区のイベントに関わらせていただいたり、お仕事につながったり、わたしたちらしい北区ライフをたのしんでます。
 車移動が多くなるからか、大人はちょっと(?)体重増が気になりつつですが、子どもは自宅近くの保育園に通い、お友達や先生にも恵まれて、畑でさつまいもを育てて収穫したり、田植えをしたり、北区ならではの経験もできて、のびのびすくすく元気に成長してうれしいです。
 北区50周年を経て、まだまだ奥は深いですが、少しずつ着実に北区民になっていけているような気がして、これからは恩返しじゃないけど、北区に足を運びたくなるようなきっかけづくりができればと考えています。
 これからもよろしくお願いします!

(令和6年3月)

移住歴

5年目

移住後のお住まい

鈴蘭台エリア(マンション)

移住前のお住まい

中央区(戸建て)

お仕事

自営業

ばっちさん

ばっちさん

神戸市にもこんなところが…!

 学生時代と社会人になってからしばらくは、現在の夫と一緒に兵庫県内の別の場所に住んでいました。そこは交通の便が良く、買い物など何をするにも困らないところだったのですが、結構都会な方だったので、緑が少なく、土地も狭くて窮屈で、なんだか疲れてしまったんです。今後長く住むことを考えた時に、ここは違うなと感じていました。
 その後、思い切って家を買おうという話になり、ずっと住むことを考えて、土地が広い(戸建に駐車場や庭が欲しい)、高速道路のインターが近い(趣味や実家へ車で行くため)、生活に困らない程度のサービスがある(買い物、レジャー、役所など)、自然が豊か、人口密度が低い、などといったことを考慮して探していた結果、神戸市北区の新築建売住宅がヒット。神戸市のキラキラしたイメージ、海や港のイメージがあり、それとは真反対すぎて、こんなところもあるのか!と驚きました。
 住宅の見学に足繁く通いながら環境を見てみると、意外と道が整備されていたり、街灯がたくさんあって明るかったり、道に防犯カメラがあったりして安心。電車でもバスでも車でも便利だったり、若い人もたくさんいたりで、自分達に合った雰囲気で即決でした。
 私達の家のすぐ近くは新興住宅地ですが、1歩踏み出せば一面緑。秋には山も色づいて、夜は星空がとても綺麗。空気もおいしいし、良いことずくめです。建売でしたがお家にも申し分なく、本当にQOLが上がりました。休日はサイクリングをしたり、マスクをとってウォーキングをしたり、紅葉を観に行ったりして自然を感じています。また、三田プレミアムアウトレットや道の駅フルーツフラワーパークがお気に入りで、よく行きます。私の職場が結構遠い上に、電車がほぼ各駅停車しかないので時間がかかるのが難点ですが、それ以上にメリットの方が大きいです。
 神戸市北区の中にも色々な場所があるので、移住先を考えている方は是非一度足を運んでいただきたいなと思います。

(令和5年3月)

移住歴

1年目

移住後のお住まい

道場エリア(戸建て)

移住前のお住まい

尼崎市(アパート)

お仕事

会社員

仕立さん

仕立 ひろみさん

静かな時間が流れるまち。

 夫の仕事の関係で広い家へ引越すことになりました。北区でもともと貸し農園を借りていて、自然豊かな良い環境が気に入っていたので、引越すなら北区だとすぐ決まりました。
 印象通り北区は静かでゆっくり時間が流れていました。休日には車で30分くらいかけて週末農業を楽しみに出かけています。

(令和5年3月)

移住歴

2年目

移住後のお住まい

山の街エリア(戸建て)

移住前のお住まい

灘区(マンション)

お仕事

パート

ファーマーズヤード

ファーマーズヤード 鈴木 広史さん

大沢町と出会えたことに感謝

 野菜の新たな価値を創造する農家ファーマーズヤードのゼロからの挑戦です。
 神戸に移住しようと決めた次の日にドライブがてら、西区のカフェへ出発。ただランチを食べて北区経由で帰ってきただけ。どうすれば農地が見つかるのか全くわからなかった。どうしたらいいかわからない悶々とした日々が続く。新しいチャレンジができる場所を求め、小さな情報を元に北区大沢出張所にたどり着いた。突然の訪問にもかかわらず、職員の方々に温かく迎えていただきここに住みたいと思いました。
 とにかく動こうと妻と共に毎週のように通っていたことを懐かしく思い出します。地域の方々にサポートしていただいたおかげで、移住を決めてから1年足らずで農地と住まいが決まり無事に移住する事ができました。
 いい農地に恵まれ、初年度から順調に野菜も育ち、ギフト用『野菜ブーケ』の注文数も年々増えてきております。農家として10年の節目を新たな土地でスタート出来たことはラッキーとしか言いようがありません。
 大沢町はとてもコンパクトな町。ファーマーズマーケットやパン屋さん、スコーンのお店によく行きます。地元産のお米に新鮮な卵、イチゴや大好きな焼芋が手軽に買えるのはとてもありがたいです。
 なにより皆さんの温かい人柄に日々癒されています。移住して1年半が過ぎ、改めていい町に出会えた事に感謝しています。
 野菜ブーケを商品化して数年が経ち、次の挑戦は野菜をアートとして表現していきます。KOBEの里山から世界へ。小さな農家の挑戦が始まります。

<ファーマーズヤード>
HP:https://farmers-yard.jimdofree.com/
MAIL:farmersyard2011@gmail.com 
Instagram:@farmersyard2011 

(令和5年3月)

移住歴

1年目

移住後のお住まい

大沢エリア(戸建て)

移住前のお住まい

姫路市(マンション)

お仕事

自営業

 

山木さん

 「やまさん」こと山木 彰さん

「里山の仲間たち」に支えられて



 仕事の関係で神戸(北区)と東京(居住は埼玉県)をこれまで2往復半してきました。北区には花山に2回、その後、山田町に引っ越しました。山田町(山田の里)に移住したのが8年前になります。元々長野県の安曇野市生まれで北アルプスに抱かれて育ちました。東京で暮らしていた時には、毎週末3時間かけて栃木や新潟に通い、自分たちで手作りした小屋や古民家で週末を過ごしていました。
 

 2往復半の最後の転勤が神戸になったのですが、いつしか神戸が大好きになり、東京には帰らずに海と山に囲まれたこの神戸で暮らすことに決めました。そんな時に出会ったのが「山田の里」でした。神戸の市街地からわずか20分でこんな里山があるなんて信じられない思いでした。かつて3時間かけて通った里山にわずか20分で行けたのです。しかも、神戸の海と山だけでなく、「里山の暮らし」まで自分たちの「日常」にすることができたのです。この「山田の里」は、わたしにとっては決して大げさではなく「奇跡の地」でした。
 

 もともと家族は「神戸に住むなら阪神間!」と考えていたようです(笑)。便利で、都会的で、・・・。確かにその通りですよね。でも、今はすっかり「里山好き」になりました。「車がないと買い物にも行けない」という家族のフラストレーションはまだ解消されていませんが(汗)、里山ののどかな穏やかさとアーバンエリアに20分という地勢が家族を支えてくれています。
 

 「山田の里」では昨年から山木ファームという観光農園を始めました。ずっと家庭菜園はしてきましたが、職業として本格的に農業をやったことは一度もありません。そんな私たちを温かく迎え、農地を貸して下さったり、陰に陽にサポートして下さっているのが、山田の農家の皆さんです。「芋ほり」のお仲間や近所の皆さん、本当にありがとうございます。そして、「山田の里」以外からも「芋ほり」で山木ファームに来てくださった方々が、少しずつ、「山田の里」や山木ファームとの絆を紡ぎ始めて下さっています。
 

 山木ファームでは昨年行なった「観光農園」に今年は「貸農園」と「学びの農園」を加えた3つの農園事業を軸に展開していきます。これは「山田の里」を「神戸市民のふるさと」と位置付けて、「山田の里」の住民だけではなく、全ての神戸市民にいつでもふるさとの里山を味わっていただきたい、体験していただきたい、と考えているからです。特に子供たちの為の「学びの農園」は大切な事業と考えています。

明るく楽しい、そしてほっこりする様々な体験イベントや野菜作りのワークショップに是非皆さんもおいでください。地元の野菜を使ったお料理教室や、おいしいパンや加工食品なども用意していく予定です。山木ファームの「里山の仲間たち」が、いつでも皆さんをお待ちしています!

山木ファームの活動についてのご意見やお問い合わせは以下にお願いいたします。
電話:090-9626-5858
インスタグラム:yamaki.satoyama

(令和4年2月)

移住歴

8年目

移住後のお住まい

山田エリア(戸建て)

移住前のお住まい

埼玉県(戸建て)

お仕事

会社員

 

しんさん

 

 しんさん

自然豊かな生野高原


 九州福岡で定年退職して、 7年前に北区の道場町にある生野高原に移住してきました。西宮市鳴尾に子供たちがいるのも関係したのですが、自然豊かで子供たちから「スープの冷める」距離であることも条件でした。
 生野高原は宝塚の奥に位置しますが、 三宮に車で40分、梅田には車、電車を乗り継いで50分で行くことが出来ます。それにもまして生野高原は自然が豊かです。空気が新鮮、眺望抜群、なんと朝は「雲海」を見ることも出来ます。四季折々にヤマツツジ、桜、紅葉など一日中小鳥のさえずりが聞こえ、 自然がいっぱいです。

 住民は独自の生活スタイルで暮らしています。広い空の下でウォーキング、愛犬とゆったり散歩、ガーデニング、陶芸、自由気ままです。

 難点は公共交通機関のバス停まで距離があることですが、 付近の自治会と協働して令和4年にはコミュニティバスの試行運転を行います。冬は寒さが厳しく、道路が凍結するのが悩みですが、 雪の山々を背景にあちこちの煙突から、暖炉の煙がたなびく様子を眺めるのも乙なものです。
 厳しい冬が去り春になれば、皆が笑顔になる、それが生野高原です。ひとつの区画も安くて広く、自然の中でゆっくり子育てをしたい若いカップルの方、大歓迎です。


(令和4年2月)

移住歴

7年目

移住後のお住まい

道場エリア(戸建て)

移住前のお住まい

福岡県(戸建て)

お仕事

パート

 

西澤さん

 Nさん

トンネルを抜けると…!?


 以前は京都に住んでいましたが、転勤にともない神戸周辺で引っ越し先を探すことに。神戸と言えば港町、名の知れた海側のまちで家探しをしていましたが、どこかしっくりこない感じで諦めかけたころ、不動産屋さんから「だまされたと思って」と言われ連れてこられたのが谷上でした。

 三宮から車に揺られること10分程、トンネルを抜けるとまさかの光景が現れたのです。山、畑、住宅地。第一印象は、ここが神戸?でもすぐに理解できました。こんな便利なところはない!当時子どもが2歳だったので自然に囲まれた谷上に即決でした。さらには広い間取りで家賃も安く言うことなし。褒めすぎのようですが、子育てしていて北区を選ばないのはなぜ?と、その時の判断には今も自信を持っています。

 子どもは地元の小学校に通わせましたが、1学級約20名で伸び伸び育てることができました。新型コロナの自粛期間でも近所の公園で密を避けて遊んでいます。地域の方々が登下校の見守りもしてくださり、田舎?の良さを実感。

 有馬温泉にも近いので(有馬温泉も北区!)、子どもが学校に行っている間に温泉に行くこともできます。下校後に子どもとママ友としあわせの村にキャンプをしに行ったこともありますよ。近場で気合を入れずにプチ旅行ができるのがいいところ。

 念のために言っておきます。正直、不便を不便と感じる人には不向きかも。それでもいっかと思える人には自信を持ってオススメします。

(令和3年2月)

移住歴

10年目

移住後のお住まい

谷上エリア(マンション)

移住前のお住まい

京都府(マンション)

お仕事

会社員

長鴫さん

 長鴫 祐二さん

愛犬と無農薬野菜と。


 職場が三宮なので、職住近接が一番だろうと思い三宮のマンションに住んでいました。ある日愛犬の体調が悪くなってしまい…原因は食べ物に食品添加物が含まれていたからだと分かりました。愛犬の体調はみるみる良くなりましたが、ほっと一安心したと同時に、口に入れるものの大切さに気づいたんです。自分たちは大丈夫なのか、と。家族のためにも、なるべく安全なものを選ばないといけない…ならばもういっそ自分たちで作ればいいのでは?採れたての無農薬野菜が食べられるじゃないか!そう思い、田舎暮らしを決めました。

 いざ決めたは良いものの、条件に合う物件がなかなか見つからず、不動産屋や神戸市の空き家バンクで2~3年も探しました。初めは淡河あたりを狙っていたんです。田舎の中にもおしゃれなカフェがあるような雰囲気が気に入っていたので。ただなかなか良い物件が見つからず…やっと見つかったのが山田町でした。

 でも今から思うと山田町で良かった。三宮の職場まで車で15分で行けるんです。まさかこんなに近い場所で田舎暮らしができるなんて。日常の買い物は宅配サービスで十分足りますし、自家製野菜もこれからどんどん種類を増やしていきます。暖房にもこだわり、薪ストーブにしているんです。薪は今は買っているのですが、いつか山田町で作れたらいいなあ。

 子どもが騒いでも犬が吠えても、薪ストーブでも苦情が来ない。しかも愛犬が思う存分走り回れる庭がある。悩みがあるとすれば、周りに子どもが少ないことですね。でも地域の方がまちの将来像を作ったり小学校の関係など活性化に向けた活動をされているので、自分のような移住者が増え子どもが走り回っているような山田町になることを期待しています。

(令和3年2月)

移住歴

1年目

移住後のお住まい

山田エリア(戸建て)

移住前のお住まい

神戸市中央区(マンション)

お仕事

自営業

 

落合さん

 落合 陽さん

有馬でゲストハウスはじめました!

 
 大学で神戸に来て、お店をしたいな、とずっと思っていました。大学卒業後は某ビール会社に勤めていましたが、夢をかなえるために退職して店舗探しを始めました。カフェ&バー/ゲストハウスという職業柄、店舗の近くで住めるところがいい。それなら都会から少し離れた場所もいいのでは?そう思い、海側の神戸も見つつ、山の裏側にも視野を広げました。有馬はたまたま不動産屋に紹介してもらったのですが、景色の良い古民家に一目ぼれ。即決しました。

 古民家ならではの柱や梁を残したまま、リノベーションしておしゃれなお店に。有馬にはまだカフェやゲストハウスが少なく、周りにはない新しいことを始めるにはもってこいの場所でした。外国人のお客さまもよく来られて、色んな話を聞けるのも楽しみの一つです。三宮や大阪にも近いので、有馬に1週間連泊してリモートワークをしながら都会に遊びに行く人もいるんですよ。もちろん有馬温泉にも毎日入れます。

 日用品は始めの頃ネットスーパーで買い物してたんですが、やはり車があると便利ですね。今では岡場までの買い物に車が必須です。家からお店までは歩いて1分なので、通勤には全然いらないんですけどね。

 お店の近くには、1週間のうち2日だけ出社し、残りはリモートワークをしている方もいらっしゃいます。Wi-Fiがあれば何でもできる今の時代、そのように新しい暮らし方を始めたい人や私のように商売を開拓したい人にとって、有馬はとても良い場所だと思います。私は昨年2号店をオープンしたり、オリジナル浴衣や手ぬぐいなどにも挑戦しています。まだまだこれから、新しいことに取り組んでいきたいですね。

(令和3年2月)

移住歴

3年目

移住後のお住まい

有馬エリア(戸建て)

移住前のお住まい

西宮市(マンション)

お仕事

自営業

沖本さん

 沖本 涼さん

美味しいいちごを届けたい

 
 私には大好きな“赤いもの”が2つあります。某球団といちごです。

 学生の頃から“農業がしたい!”と思い、広島県を飛び出して兵庫県の農業大学校に進学しました。実習は西脇市のいちご農家のもとへ。そこで弟子入り先に紹介してもらったのが大沢でいちご農家をされている方でした。3年間みっちり修行させてもらったあと、弟子入り期間が終了しましたが、そのまま大沢で暮らすことにしました(でも赤いヘルメットは脱ぎません笑)。畑も住む場所も融通してもらえましたし、何よりまだまだ学びたいことも多かったので。家は畑から自転車で1分、とても良い立地なんですよ。実は就職活動時、師匠を紹介してもらって別の内定を辞退したんです。農業法人に就職していたら今頃続いていなかったかも。人生はめぐり合わせなんだな、と常々思います。良い畑と家、何より良き師匠に恵まれて、とても充実しています。

 独り立ちしてからは地域の集まりや行事にも参加しました。農会、自治会、消防団、お祭りや草刈り。色んな集まりがあり、ちょっと多くない?と思ったし、初めは入りづらく感じました。しかし、集まる回数が多いからこそ地域の皆さんが受け入れてくれるのも早かった。今では気軽に相談できる家族のように思っています。皆さん温かく、結束が強い良い地域だと思います。

 いちごは鮮度が命。早朝4時半から収穫をはじめ、朝のうちに直売所に並べます。毎日50人~100人のお客さんが来ます。中にはパティシエさんも。大沢いちごをもっと有名にするため、徐々に畑の面積を広げながら、お客さんに喜んでもらえる美味しいいちごを育てていけるよう頑張ります!

(令和3年2月)

移住歴

6年目

移住後のお住まい

大沢エリア(戸建て)

移住前のお住まい

広島県(戸建て)

お仕事

農家

 

お問い合わせ先

北区総務部地域協働課