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最終更新日:2022年10月27日

「おおとし山まつり2022」の開催

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おおとし山まつり2022チラシ

記者資料提供(2022年10月27日)

1.開催趣旨

垂水区にある大歳山遺跡は、縄文時代前期末の「大歳山式土器」の標識遺跡として知られており、神戸市を代表する遺跡のひとつです。遺跡からは縄文時代から弥生時代の人々の暮らしの跡や古墳時代の前方後円墳などが確認されており、昭和49年に遺跡公園として整備されて以降、大歳山遺跡公園は地域住民の憩いの場や学校教育の場として親しまれています。
この公園を舞台として毎年11月に実施される『おおとし山まつり』は平成13年度の第1回開催以来、古代の生活体験を通して地域の文化財をより身近に感じられるイベントとして、垂水区役所や地元自治会などのご協力のもと、多くの市民の皆様に参加していただいており、今回で21回目となります。
今回も昨年度に引き続き感染リスクの高いイベントは休止とし、安全面を確保しながら公園内に設置した各ブースで、柔らかい石を削って磨く「勾玉づくり」や、焼かずに固まる粘土を使った「土器・埴輪づくり」、火おこし器で実際に火をおこす「火おこし体験」、古墳の壁画などを基に再現した古代衣装を試着する「古代衣装試着体験」などの『古代の生活』が体験できます(一部有料)。

2.開催日時

令和4年11月3日(木曜・祝日)10時~15時30分(雨天中止)

3.開催場所

大歳山遺跡公園(舞子細道公園)(神戸市垂水区西舞子4丁目)

4.開催内容

①勾玉づくり    柔らかい石を金属のやすりで削り、サンドペーパーで磨いて勾玉を作ります。現代の道具を使っても勾玉製作が大変であったことを体験します。
           (3部入替制・各回50名)参加費(材料費)¥300
②土器・埴輪づくり 自然乾燥で固まる粘土を使って土器や埴輪を作ります。古代人が土器をどの様に作っていたのかを体験します。(3部入替制・各回50名)参加費(材料費)¥300
③染物体験     今回初登場の企画。古代から使われてきた草や木の実でハンカチを染めます。(3部入替制・各回50名)参加費(材料費)¥300
④古代衣装試着   古墳の壁画や正倉院に残る資料などを参考にして復元した衣装を試着し、古代の『衣』についての理解を深めます。(随時受付・混雑の場合は整理券発行)
⑤竪穴建物公開   復元した竪穴建物の内部を公開し、内部構造を理解するとともに、住み心地を体験して古代の『住』についての理解を深めます。(随時見学・混雑の場合は入場制限)
⑥火おこし体験   火おこし器で実際に火をおこし、古代の人が火を手にする苦労を体験します。(随時受付)
⑦脱穀体験     木製の竪杵と臼で脱穀をし、人力で精米する際の労力と時間を体験します。(随時受付)

5.協力

垂水区まちづくり課、建設局垂水建設事務所

6.問い合わせ先

神戸市埋蔵文化財センター(神戸市西区糀台6丁目1 西神中央公園内)
TEL:078-992-0656 FAX:078-992-5201
当日の問い合わせ先 090-2597-3013(おおとし山まつり本部)

7.交通案内

山陽電鉄西舞子駅から北へ徒歩約15分
JR舞子駅・山陽電鉄舞子公園駅から52・53・54・191系統バス乗車で舞子坂1丁目下車、徒歩5分
会場への来場は公共交通機関をご利用ください。

8.関連ホームページ

神戸市埋蔵文化財センター
https://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/center/

※新型コロナウイルスの感染状況によってはイベントの定員や内容の変更または開催を中止する場合があります。事前に電話や当館HP、神戸市文化財課のTwitter・Facebookなどでご確認ください。

お問い合わせ先

文化スポーツ局文化財課